記録ID: 1925716
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沢登り
奥多摩・高尾
南秋川 軍刀利沢 色々な滝詰め合わせで楽しめました
2019年07月13日(土) [日帰り]
yamamossan
その他1人
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 07:45
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 972m
- 下り
- 961m
天候 | 曇りのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
難しかった滝についてのみコメントです。 (呼称は宗像兵一著、東京起点 沢登りルート120より) ●CS滝 高めの一段、ハングの右下に細いスタンスが有りますが、外傾しているので単純に立とうとすると外れます。ホールドは段上目の前のボテっぽい所から割と自由に引けるので、スタンスに足を押し付ける様に荷重しながらホールドを引きつつ、右足で立ち上がり左の膝を段上に押し込んで身体を上げます。左膝に荷重して右足を上げ、左足で立ちあがり乗り越します。 ●大滝 2段15m 下段はテロッテロの急スラブなので右側の巻きライン経由で潅木まで上がり、潅木にランナー。流芯右を上段に上がる所が核心。壁に正対だと難しくなるのでホールドは左、身体は右の要領で。横向きのバランスムーブで越えます。 ●CS5m滝 下段はステミングで上がりますが、高さが上がる事にビビッて流芯に近いと良いスタンスが無くかえって難しくなります。思い切って流芯から離れ気味に離陸すると決まります。上段はハング気味で、この日は水量多目でモロにシャワーだと上がれません。右に身体をかわしつつ、落ち口のチョックウッド裏側にアンダーで引けるガバが有るのでそれを使って身体を上げて越えました。 ●10m滝 流芯右を登ります。見た目の傾斜はそれ程でも無く行けそうに見えて中間が悪いです。ハーケンの所までは問題有りませんがハーケンにランナーを取ってからの1、2手が難しい。右壁際のスタンスに右足、このスタンスは外傾して角度が悪く、おまけにヌメリ気味で簡単に足が外れます。ホールドは右壁上に幾つか良いものが有るので、ホールドの引き具合で押し付けるように荷重します。左足ですが、流れの中に指3〜4本分のポケットが有り、手で掴む分には十分なのですが足を使うとなると凹みに足が入らず止まりずらい所を堪えて頑張ります。この状態で一歩上がり、右足を上げて右壁際のクラックに捻じ込んでジャミング気味に決めたら左足を上げて核心ムーブ終了です。 下山の林業作業道から矢沢は下部が荒れていたので、今度は左岸尾根を試してみたいと思いました。 |
写真
感想
梅雨の合間に沢登りという事で、初見の軍刀利沢へ。
ガイド本で見た通り、色々なタイプの滝が掛かり楽しい沢でした。梅雨時期でジムに行く機会が増えたことも有り、全ての滝を登ることができてクライミング力の向上を実感でき、満足感の高い山行となりました。
いつもはハーケンしか持たないのですが、今回キャメロットX4を仕入れたことで出番の減少したキャメロットC3を使ってみました。沢の細めのクラックと相性が良く、結構使える事が判ったのも良かったです。
反面、沢の岩って不安定なので荷重が掛かるとカムローブに押されて岩が開いたりで過信は禁物。セカンドのビレイは潅木や大岩スリングで取るのが基本だなとも思いました。
10m滝ではリード中ハーケンにランナーとってすぐに1度フォールしました。スラブなのに嫁さん渾身のダイナミックビレイで3m落ちて左肘が痛いです(笑)ハーケン抜けなくて良かった…。ココのリードはめっちゃ怖かったのでもう二度とやりたくないです。
再訪の機会が有れば、10m滝はちゃっちゃと巻き登ってTRで遊びたいと思いました。
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