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Yamareco

記録ID: 1926027
全員に公開
アルパインクライミング
八ヶ岳・蓼科

梅雨の合間にバリエーション体験(赤岳主稜)

2019年07月13日(土) [日帰り]
 - 拍手
yy0419 その他3人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:38
距離
11.3km
登り
1,251m
下り
1,253m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:46
休憩
1:45
合計
8:31
4:55
7
5:02
5:08
59
6:07
6:07
49
6:56
7:15
8
7:23
7:23
136
9:39
9:39
3
9:42
10:08
20
10:28
10:28
28
10:56
10:56
11
11:07
12:00
39
12:39
12:40
43
13:23
13:23
3
13:26
ゴール地点
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
赤岳山荘美濃戸駐車場利用(1,000円/日)
コース状況/
危険箇所等
 文三郎道から取付までのトラバースは予想はしていましたが、かなり悪いです。支点もなく落石を引き起こしてしまうため、ロープは使えません。ルンゼ横断は特に注意。
 主稜は1ピッチ目だけロープを出しましたが、無雪期はチョックストンの裏側から登ることが出来、ごく簡単なので、すべてロープ無しで登攀可能です。ルーファイを含め、ロープ登攀を要しないバリエーション歩きの練習にはピッタリでしょう。
 南沢の一般ルートは大雨の影響なのか、かなりルートが変わっている印象がありました。もちろん特に危険性はありませんが。
美濃戸まで車で入るとやっぱり楽チンですね。
ほぼ林道歩きなしで美濃と山荘から南沢登山道へ。
2019年07月13日 05:05撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
7/13 5:05
美濃戸まで車で入るとやっぱり楽チンですね。
ほぼ林道歩きなしで美濃と山荘から南沢登山道へ。
ほぼコースタイム通りで業者小屋に到着。水は蛇口から取れるので補充可能です。このルールなら500PET1本持って来て補充すれば充分ですね。
2019年07月13日 06:57撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
7/13 6:57
ほぼコースタイム通りで業者小屋に到着。水は蛇口から取れるので補充可能です。このルールなら500PET1本持って来て補充すれば充分ですね。
文三郎道を登る
山頂部のガスがだんだん取れてきたような…!
2019年07月13日 07:45撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
7/13 7:45
文三郎道を登る
山頂部のガスがだんだん取れてきたような…!
中岳見えてきた!
2019年07月13日 07:49撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
7/13 7:49
中岳見えてきた!
文三郎からの分岐点に到着
取付のチムニー(チョックストンのあるところ)が確認できます。
2019年07月13日 07:52撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
7/13 7:52
文三郎からの分岐点に到着
取付のチムニー(チョックストンのあるところ)が確認できます。
これが踏み跡
冬と比べると目立たないですが、ちゃんと踏み跡はついています。問題はその先。ここでハーネス装着、ロープも準備して取付へと向かいます。
2019年07月13日 07:52撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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7/13 7:52
これが踏み跡
冬と比べると目立たないですが、ちゃんと踏み跡はついています。問題はその先。ここでハーネス装着、ロープも準備して取付へと向かいます。
問題のトラバース(振り返って後続を見たもの)
予想通りボロボロの脆い斜面です。地盤の岩以外は剥がれると思って慎重に進みます。
2019年07月13日 08:08撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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7/13 8:08
問題のトラバース(振り返って後続を見たもの)
予想通りボロボロの脆い斜面です。地盤の岩以外は剥がれると思って慎重に進みます。
トラバース中に見上げたルンゼ
スリップ厳禁。死なないまでも怪我必須です。
2019年07月13日 08:08撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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7/13 8:08
トラバース中に見上げたルンゼ
スリップ厳禁。死なないまでも怪我必須です。
取付の支点
2019年07月13日 08:24撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
7/13 8:24
取付の支点
1P目のチムニー
冬はチョックストンの外側から登りますが。
2019年07月13日 08:24撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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7/13 8:24
1P目のチムニー
冬はチョックストンの外側から登りますが。
無雪期はチョックストンを潜って奥から登れます。これは手足も十二分にあって楽に登れます。
2019年07月13日 08:24撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
7/13 8:24
無雪期はチョックストンを潜って奥から登れます。これは手足も十二分にあって楽に登れます。
上から見上げたところ。実質掘櫃任垢諭
2019年07月13日 08:33撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
7/13 8:33
上から見上げたところ。実質掘櫃任垢諭
2P目を見上げます。右から回り込んで登れます。ここからはロープ無しで登りました。
2019年07月13日 08:33撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
7/13 8:33
2P目を見上げます。右から回り込んで登れます。ここからはロープ無しで登りました。
阿弥陀が見えてきました。
2019年07月13日 08:50撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
7/13 8:50
阿弥陀が見えてきました。
最初の核心部を抜けるとこんな岩稜帯に。
岩稜に乗っていれば比較的安定した岩です。
2019年07月13日 08:58撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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7/13 8:58
最初の核心部を抜けるとこんな岩稜帯に。
岩稜に乗っていれば比較的安定した岩です。
2番目の核心
ここも無雪期は難なく登れます。岩も固く安定しています。
2019年07月13日 09:02撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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7/13 9:02
2番目の核心
ここも無雪期は難なく登れます。岩も固く安定しています。
上から登攀中のメンバーを見下ろします。
2019年07月13日 09:05撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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7/13 9:05
上から登攀中のメンバーを見下ろします。
2番目の核心を抜けるとお花畑状になっていました。
2019年07月13日 09:13撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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7/13 9:13
2番目の核心を抜けるとお花畑状になっていました。
お花畑を次の核心に向けて進みます。
2019年07月13日 09:13撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
7/13 9:13
お花畑を次の核心に向けて進みます。
ミヤマシオガマ
いつもミヤマシオガマかタカネシオガマかわからなくなります…
2019年07月13日 09:14撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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7/13 9:14
ミヤマシオガマ
いつもミヤマシオガマかタカネシオガマかわからなくなります…
最後の核心の入り口です。
2019年07月13日 09:18撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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7/13 9:18
最後の核心の入り口です。
これが最後の核心
この凹角を登り切れば、後は易しい岩稜歩きで頂上(北峰)です。
2019年07月13日 09:24撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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7/13 9:24
これが最後の核心
この凹角を登り切れば、後は易しい岩稜歩きで頂上(北峰)です。
最後の核心を抜けるとこんな岩稜帯です。
易しいとは言え、一般ルートでは難所になるような地形ですね。
2019年07月13日 09:30撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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7/13 9:30
最後の核心を抜けるとこんな岩稜帯です。
易しいとは言え、一般ルートでは難所になるような地形ですね。
イワウメ
2019年07月13日 09:32撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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7/13 9:32
イワウメ
バリエーション登ってるな〜って感じしますね!?
2019年07月13日 09:32撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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7/13 9:32
バリエーション登ってるな〜って感じしますね!?
チョウノスケソウ
八ヶ岳では沢山咲いています。もうすっかり高山植物の時期ですね。
2019年07月13日 09:33撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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7/13 9:33
チョウノスケソウ
八ヶ岳では沢山咲いています。もうすっかり高山植物の時期ですね。
頂上はもうすぐそこ。
でも北峰なので本当の頂上(南峰)とずれているのがちょっと残念なところです。
2019年07月13日 09:34撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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7/13 9:34
頂上はもうすぐそこ。
でも北峰なので本当の頂上(南峰)とずれているのがちょっと残念なところです。
阿弥陀岳をバックに最後の登りです。
2019年07月13日 09:36撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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7/13 9:36
阿弥陀岳をバックに最後の登りです。
赤岳山頂
2019年07月13日 09:41撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
2
7/13 9:41
赤岳山頂
富士山も見えました。
今日は3連休唯一のチャンスだったようです。
2019年07月13日 09:41撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
2
7/13 9:41
富士山も見えました。
今日は3連休唯一のチャンスだったようです。
文三郎道にはマムートの階段がたくさんありました
2019年07月13日 10:51撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
7/13 10:51
文三郎道にはマムートの階段がたくさんありました
行者小屋から赤岳を振り返ります
さすがに3連休の八ヶ岳。多くの人でにぎわっていました。主稜は4人占めでしたが。
2019年07月13日 11:03撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
7/13 11:03
行者小屋から赤岳を振り返ります
さすがに3連休の八ヶ岳。多くの人でにぎわっていました。主稜は4人占めでしたが。

感想

 山岳会メンバーで当初北アルプスの明神岳に、夏の初めに簡単なバリエーション体験に行く予定でしたが、梅雨時の不安定な天候が続いて当初計画は断念。13日のみならどうにかなりそうということで、日帰り八ヶ岳に変更。阿弥陀岳南稜では面白みに欠けるので、バリエーションらしさが味わえ、アプローチ等が比較的楽で安全な赤岳主稜に行ってみることにしました。
 結果的にはまずまずの天候に恵まれ、想定通りの難しすぎず簡単すぎないバリエーション体験が出来ました。最年少Kさんには有り余った体力を解消してもらうため、登頂後に阿弥陀まで縦走してもらいました。下山後1時間もしないうちに雨が降り出し、早めの行動が功を奏した結果になり、すべてがうまく回ったようでした。(帰りの高速も渋滞なし。)

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