ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1929580
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

栂海新道(北又〜2泊3日)アヤメ平はアイゼンピッケル必要

2019年07月13日(土) ~ 2019年07月15日(月)
 - 拍手
docodemo30u その他1人
体力度
9
2~3泊以上が適当
GPS
25:44
距離
35.0km
登り
3,034m
下り
3,654m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:11
休憩
0:33
合計
5:44
7:34
3
7:37
7:37
51
8:28
8:29
46
9:15
9:15
44
9:59
9:59
54
10:53
11:20
63
12:23
12:28
50
13:18
2日目
山行
8:47
休憩
0:35
合計
9:22
6:00
9
6:09
6:09
46
6:55
6:55
41
7:36
7:37
21
7:58
7:58
82
9:20
9:20
135
11:35
11:35
23
11:58
11:58
84
13:22
13:29
36
14:05
14:31
43
15:14
15:15
7
15:22
3日目
山行
7:56
休憩
2:16
合計
10:12
6:52
55
7:47
7:47
24
8:11
8:32
10
8:42
8:42
34
9:16
9:29
72
10:41
10:41
0
10:41
11:33
57
12:30
12:30
52
13:22
13:22
37
13:59
14:00
54
14:54
14:54
80
16:15
16:54
1
17:04
ゴール地点
天候 1日目)くもり
2日目)くもり
3日目)雨
過去天気図(気象庁) 2019年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車
親不知の無料駐車場に一台デポ、もう一台で黒東タクシー本社、からの北又小屋に到着。
コース状況/
危険箇所等
残雪対応について、アヤメ平のみ、アイゼン&前爪アイゼン必要。他は無くてもストックで何とかなった。
黒岩山から栂海山荘の間に、数箇所、私の嫌いな岩場やガレ場がスポット的にあった。が、他はとてもよく整備されていて、マイナールートとは思えない素晴らしさ。感謝です。
その他周辺情報 たから温泉
北又から登ると大きなブナが。太いというより背がとても高い気がする
2019年07月13日 08:38撮影 by  ILCE-6000, SONY
1
7/13 8:38
北又から登ると大きなブナが。太いというより背がとても高い気がする
この日だけ、ときどき木間から…駒ヶ岳とか?
2019年07月13日 09:32撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/13 9:32
この日だけ、ときどき木間から…駒ヶ岳とか?
オオサクラソウ!白山では行きにくくなった
2019年07月13日 09:47撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/13 9:47
オオサクラソウ!白山では行きにくくなった
シラネアオイとオオサクラソウ
2019年07月13日 10:22撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/13 10:22
シラネアオイとオオサクラソウ
手前の尾根に鎖場、緊張した
2019年07月13日 10:58撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/13 10:58
手前の尾根に鎖場、緊張した
期待高まる風景
2019年07月13日 12:10撮影 by  ILCE-6000, SONY
1
7/13 12:10
期待高まる風景
ハクサンコザクラもあちこちに
2019年07月13日 12:19撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/13 12:19
ハクサンコザクラもあちこちに
キスミレとキヌガサソウ。あまり見たこと無いコラボが今回はあちこちで見られた
2019年07月13日 12:59撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/13 12:59
キスミレとキヌガサソウ。あまり見たこと無いコラボが今回はあちこちで見られた
朝日小屋が楽しみ
2019年07月13日 13:17撮影 by  ILCE-6000, SONY
1
7/13 13:17
朝日小屋が楽しみ
白馬岳方面が少し、このときだけ、見えた
2019年07月13日 13:37撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/13 13:37
白馬岳方面が少し、このときだけ、見えた
テント場も…
2019年07月13日 15:51撮影 by  ILCE-6000, SONY
2
7/13 15:51
テント場も…
すぐに真っ白に
2019年07月13日 15:58撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/13 15:58
すぐに真っ白に
夕飯おいしかった!
2019年07月13日 16:44撮影 by  ILCE-6000, SONY
1
7/13 16:44
夕飯おいしかった!
朝日岳の下り、ウルップ草が少しだけ残っていた
2019年07月14日 07:30撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/14 7:30
朝日岳の下り、ウルップ草が少しだけ残っていた
いよいよ栂海新道!アヤメ平が気になりつつ花を楽しみながら進む
2019年07月14日 07:40撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/14 7:40
いよいよ栂海新道!アヤメ平が気になりつつ花を楽しみながら進む
ときおり雲が切れて、さぞや素晴らしい景色なのだろう
2019年07月14日 08:03撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/14 8:03
ときおり雲が切れて、さぞや素晴らしい景色なのだろう
アヤメ平の雪壁。こうやって見ると斜度が緩く見えるけど、実際は違う
2019年07月14日 08:59撮影 by  ILCE-6000, SONY
1
7/14 8:59
アヤメ平の雪壁。こうやって見ると斜度が緩く見えるけど、実際は違う
今回、私たちを助けてくれたお二人。もう、なんとお礼を申し上げたらいいか…
2019年07月14日 08:59撮影 by  ILCE-6000, SONY
3
7/14 8:59
今回、私たちを助けてくれたお二人。もう、なんとお礼を申し上げたらいいか…
アヤメ平から先は楽園
2019年07月14日 09:04撮影 by  ILCE-6000, SONY
1
7/14 9:04
アヤメ平から先は楽園
こんな花畑見たこと無い
2019年07月14日 09:11撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/14 9:11
こんな花畑見たこと無い
あちこちに、規模の大きな花畑が次から次へと現れた
2019年07月14日 10:09撮影 by  ILCE-6000, SONY
1
7/14 10:09
あちこちに、規模の大きな花畑が次から次へと現れた
ハクサンコザクラとミズバショウと…数えきれない
2019年07月14日 10:40撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/14 10:40
ハクサンコザクラとミズバショウと…数えきれない
振り返っても素晴らしかった
2019年07月14日 12:02撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/14 12:02
振り返っても素晴らしかった
花だけが目当てならここまでの往復でいい
2019年07月14日 12:04撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/14 12:04
花だけが目当てならここまでの往復でいい
歩きやすいけど、ガスで真っ白だし花は少ないし、我慢の2日目後半戦だった
2019年07月14日 15:17撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/14 15:17
歩きやすいけど、ガスで真っ白だし花は少ないし、我慢の2日目後半戦だった
3日目も真っ白で、もくもくと歩いた。
2019年07月15日 09:21撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/15 9:21
3日目も真っ白で、もくもくと歩いた。
ポーズ作りましたが、実際、こんくらい疲れました
2019年07月15日 16:16撮影 by  ILCE-6000, SONY
3
7/15 16:16
ポーズ作りましたが、実際、こんくらい疲れました
二人のストックを代役に記念撮影
2019年07月15日 16:17撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/15 16:17
二人のストックを代役に記念撮影
こんなに日本海を恋しく思ったことは、なかなかない。良い道で、良い出会いがあって、良い経験をさせてもらいました。ありがとー
2019年07月15日 16:33撮影 by  ILCE-6000, SONY
5
7/15 16:33
こんなに日本海を恋しく思ったことは、なかなかない。良い道で、良い出会いがあって、良い経験をさせてもらいました。ありがとー
撮影機器:

装備

備考 前爪付きアイゼン&ピッケル。軽アイゼンすら置いていった自分の甘さが恥ずかしい

感想

まず始めに、アヤメ平でアイゼン&ピッケルを貸して下さった静岡県のお二人に感謝申し上げます。

昨年のNHK金とくで栂海新道を見て以来、行ってみたくてウズウズ。朝日小屋にも泊まりたい。ヤマ友と7月の三連休が合ったので、予約も早々に済ませて楽しみにしていた。

雨が酷ければ朝日小屋で引き返そうと考えていたが、天気以前にアヤメ平の残雪が垂直の雪の壁で、いかに危ないか聞き、ダブルストックで何とかできないか色々アドバイスもらいながら考えた。結論、残雪のところまで行ってみて、無理だと判断したら朝日小屋に引き返しますと主人のゆかりさんに宣言したが、だいぶ心配そうな顔をされた。

2日目はところどころの残雪で歩き方など確認しつつ、アヤメ平へ。雪の壁を降りる気持ちに傾いたそのとき、静岡県から来たという2人が、ピッケルとアイゼンを貸すからそのままで降りてくれるなと説得してくれた。おかげさまで、より安全確実に降りることができ、その後の素晴らしいお花、そして栂海新道を歩き切ることができた。

2人には栂海山荘で会いましょうと言ったが、我々の到着が遅く、降雨で山荘は混んでいて、おそらく2人はテントにいらっしゃったのだろう。お礼を改めて伝える機会を逸してしまったのが悔やまれる。私も2人のように、サッと誰かを助けることが恩返しになるかと思い、今後の登山に臨もうと思う。

栂海山荘では、同じく別グループにピッケルとアイゼンを貸してもらい、無事に来ることが出来たという近畿からの3人組と夕食が一緒になった。3日目はこの3人と抜きつ抜かれつで、最後に親不知の駐車場で完踏を喜び合った。お互い日が暮れる前に着いて本当に良かった。岐阜の山岳会も海岸まで行けたかな。

なお、栂海山荘に着いたとき、朝日小屋に電話して、ゆかりさんに、装備不足でご心配をお掛けしたことを謝り、私たちの無事と反省を伝えた。「明日も長いから気をつけて、またおいで!」と言ってもらえて、今度はちゃんと備えて伺おうと心に決めた。登山は安全がより確実な方法を用意しなきゃダメだと痛感した。

また、道中、サワガニ山岳会の方々が登山道整備されていて、こんなに美しく整備してくださって本当にありがとうございます、と伝えたかったがなかなか勇気が出なかった。感謝しながら歩いた。

今回はここに書ききれないほどステキな出会いがたくさんありました。タフなルートには、良い人が多い気がします。ありがとうございました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1290人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら