記録ID: 6949144
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雪山ハイキング
白馬・鹿島槍・五竜
残雪と開花スタートの朝日岳(小川温泉〜)
2024年06月20日(木) [日帰り]


体力度
9
2~3泊以上が適当
- GPS
- 11:58
- 距離
- 37.9km
- 登り
- 3,214m
- 下り
- 3,216m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 10:11
- 休憩
- 1:46
- 合計
- 11:57
距離 37.9km
登り 3,214m
下り 3,216m
1:21
66分
スタート地点
13:18
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・小川温泉〜北又小屋 下弦の月が気になったので予定を早めて車で小川温泉に向かった。 平野での気温が30℃を超える予報で高地なら涼しいかと思ったがどうなるか。 小川温泉スタート時は星空が広がり月は西に傾き月光は期待外れ。気温は16℃位。 ロードレーサーにまたがり北又林道ゲートへ。工事の案内板があったがすでに完了しており帰りには撤去されていた(ゲートは常時閉じてます)。 長いトンネルをくぐり越道峠(標高881m)へヒルクライム開始。小石など無く路面は良好。標高500m辺りの橋で小川を渡ると勾配が増す。背後に平野の夜景が微かに見える。 標高700mを超えると風が吹き涼しくなり上がりやすくなる。標高を上げると崖からの小石がやや出てくる。また、沢水を流す横溝や溝に鉄板があるので注意。 最後のヘアピンをクリアすると崩落で工事していた舗装が新しい区間を通過。すぐに越道峠に着く。記念碑と峠の石碑などある。 北又小屋まで約200mのダウンヒル。谷筋なので次第い凍える位に寒くなる。ライトの光を頼りに下るのでスピードは出せない。横溝と鉄板、小石が出てくるので尚更だ。 途中の沢で水を汲んでザックに納める。北又小屋にロードレーサーをデポ。 北又小屋はまだ閉じてます。 ロードレーサーでの下りはスピードが出るが横溝通過があるので都度ブレーキング要。 ・北又小屋〜イブリ山 紅い橋まで階段を降り橋を下り杉林の中を登り出す。 序盤はやや急な坂が続く。すぐにブナ林となる。 イブリ山山頂まで1合目から10合目までの標柱があるので目印になる。 尾根登りなので水場なし。 ブナ林の中はブナの枯れ葉が積もり足に優しく、根っ子は足場になるので登りやすい。 すでに下草が刈られていて整備済み。ありがとうございました。 5合目もグリーンロープ、水場の案内板(5分)など設置。 途中に谷間の雪渓通過あり。その上では水芭蕉が見頃。 北の方に初雪山、黒岩山が良く見える。 イブリ山手前から高山植物の花が咲き始め。ハクサンコザクラ、シラネアオイなど。 標高1700mを過ぎると緩くなり木々も疎になり山頂を過ぎ、展望が広がると広場がある。ベンチと10合目の標柱あり。正面に朝日岳を仰ぐ。 ・イブリ山〜朝日小屋 10合目から鞍部までやや下り登り返しとなる。 尾根はやや細くなり、短い鎖場二か所をこなすと森林限界を超え高原状になってくる(夕陽が原)。チングルマ、ハクサンコザクラの群生が見事。 この辺は日差しが強いと暑く感じます。 途中で大きなシカと遭遇。ニホンカモシカではなかった。 雪渓にもシカの爪痕が多数ありました。 平坦路を歩き、標高1900mで雪渓が夏道を覆うようになる。 ここからはチェーンスパとウィペットで雪渓を登っていく。 高いところにあるピンテと途切れた夏道が目印。雪渓はまだ大きくペイントはまだ塗られていない。 前朝日手前で再び夏道になり短い雪渓を三か所トラバース。ここは雪が少なく問題なかった。さらに雪渓を詰めると朝日小屋。ヘリでの荷揚げはすでに行われたようでボイラーか何かの音がする。 ・朝日小屋〜朝日岳 そのまま朝日岳へ向かう。 水平道の分岐から雪渓を上がり夏道を辿る。下の方の雪渓がやや迷いやすくルーファイが必要。踏み跡もあるが不鮮明なところが多い(標高2150m)。 今回はやや霞があり展望はあまり良くない。白馬岳も霞んで見える。 夏道を歩き再び雪渓へ。標高2250mからはルートは明瞭、ピンテもあり、雪渓をゆるやかに詰め最後の階段を登ると山頂。三角点、標柱、山座同定盤がある。 少し東に行くと栂海新道の眺めが良い。 |
写真
撮影機器:
感想
いよいよ梅雨入りが近そうなので、どこか面白そうなところは?
幾つかの案の中から小川温泉から雪倉岳にした。
高山植物と雪渓を同時に楽しめそうだが、チャリ利用と長い登りで時間がかかるのが難点だ。
思った通り、ハクサンコザクラやチングルマが見頃で群生が素晴らしかった。
これから雪渓が小さくなるともっと良くなるのだろう。
標高1900mから上はまだ残雪が主体で雪の感触も楽しめた。
それにしても大きなシカを登山道で見かけたが、以前はこれほどでもなかった。
去年まではニホンカモシカの方が多かったが、今年は普通のシカを見る機会が増えた。これも地球温暖化の影響か?
久しぶりに誰にも会わず、静かな時間を山の中でじっくりと味わえました。
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