鋸岳(角兵衛沢↑ 熊穴沢↓)


- GPS
- 12:47
- 距離
- 23.7km
- 登り
- 2,425m
- 下り
- 2,439m
コースタイム
- 山行
- 10:08
- 休憩
- 2:38
- 合計
- 12:46
(ログの休憩時間は渡渉時間やルートチェック、鎖場などの待ち時間などを含むために、かなり多めになっていると思います。)
天候 | 高曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
初め左方向の踏み跡を辿って下方に・・・でも行き詰まってしまいました。次は右方向から下方へのルートをチェック。そして安全に降りられる場所を見つけました。
(この写真は降りた後のもの。)
小ギャップの鎖の支点(写真右上方)から左に移動して指差している木に向かって降りました。
画面奥左の草付きからガレ場を通って手前に進みました。
この区間の踏み跡は分かりづらく、またガレ場で踏み跡自体が存在しない可能性も高いです。
時間をかけて冷静に、そして広い視野を持って進路を検討してください。
この区間が一番緊張し集中したポイントです。
(写真を撮る余裕はありませんでした。)
感想
数年前に西穂⇨奥穂縦走の後、山のアドバイザーに「次は北鎌尾根か鋸岳だね」と言われてから気になっていた「鋸岳」・・・。次のシーズンに勢いで行ったソロの「北鎌尾根」はギリギリでの到達。今思えば無謀でした。そして今回の「鋸岳」はそれ以来の課題でした。
今回は昨年の「ワンデイ奥穂高岳(⇨西穂)」で出会い、本年2月に「冬富士」に登ったガンちゃんとの三度目のコラボとなります。
もやもやした梅雨の時期の中、台風が梅雨前線を押し上げてくれたせいなのか、高曇りの絶好の登山日和と圧倒的体力のガンちゃんのプッシュのおかげで夏の課題が一つ終わりました。
「鋸岳」・・・一言で言えば登りがいのある山でした。第一高点から第二高点の移動はもちろんの事、ガレ場の上り下りを含めて、全く気を抜くことが出来ませんでした。体力と共に集中の持続がまずは絶対条件です。
そしてもう一つはルートファインディングの大切さ。どんな山でもそうですが「良いルート」は必ずあるはずです・・・一見そうでないように見えても。
今回は大きなルートのズレはなかったものの、数カ所その判断を迷う事がありました。広い視野と思い込まない事、そしてルートを修正する冷静さ・・・二人ならではのメリットが発揮されたと思います。(もちろんGPSも最大限の安心感を与えてくれました。)
二つの頂上からは今まで見た事のない日本の名峰ら(奥穂高~槍ヶ岳・後立山連峰・妙高山・中央アルプスの峰々・乗鞍岳・御嶽・恵那山・甲斐駒ケ岳・北岳・間ノ岳・八ヶ岳などなど・・・)が一望出来ます。
そのど真ん中にいる感覚は何とも言えないもので、思わず(初めて)「ヤッホー」と叫んでしまいました。
(富士山は甲斐駒ケ岳か北岳に隠れていました。)
素晴らしい一日に感謝したいと思います。ありがとうガンちゃん!
flhtc さん、初めまして♪
安曇野の我が家からは鋸岳がぎりぎり見えています。
行ってみたいなあと思っていましたが、こちらのレコを見て、自分にはとうてい無理と分かりました。
前穂の北尾根も槍の北鎌も単独で行きましたが、鋸岳は・・・行ける気がしない。
これからもどんどん山のレコをアップしてください♪
yamamusumeさん、コメントありがとうございます。
多分同年代、もしかしたら同学年の話題がレポや日記から滲み出ていて、嬉しく思います。そして花いっぱいの写真や素敵なコメントに癒されています。
「安曇野」・・・素晴らしい土地にお住まいですね。山を感じながらの毎日・・・でも登山日和の日はそわそわしてしまいますね。(笑)
そして「鋸岳」がご自宅から見えるという事で、それはモヤモヤと考えてしまいますね。
僕も数年前にソロで北鎌尾根を登りましたが、天気の悪さもあったのか、その方がズッと厳しかった印象です。そして今回は連れがいた事が良かったと思います。ソロでは見落としてしまいがちなルートの二人でのチェックや、たわいも無い会話による(いい意味での)緊張の緩和・・・。ソロで行ったらもっと厳しかったと思います。
7年前から久しぶりに再会した登山・・・当初は「北鎌」も「鋸岳」もはるか雲上の存在でした。でもしつこく登り続けることで、色々な山に登ることが出来るようになりました。
様々な「鋸岳」の登り方があると思います。諸々検討してみてくださいね。
これからもyamamusumeさんのレポートを楽しみにしています!
flhtc さん、今晩は。
ご丁寧な返信をありがとうございました。
ふふ、多分、同じ歳です。時代背景が全く同じでございます。
ルート確保に、目は多いほどいいですね。私はほぼ単独行のため、ルート探し用に双眼鏡を首からぶら下げています。石ゴロゴロの沢などで役に立っています。
北尾根も北鎌も案外人が多いのと、稜線歩きなので迷ってもたかがしれてる、という点で、まだ私にも行けたのかな、と思います。鋸岳は人も少なそうだし、沢に目印が少なそう・・・
8/6、鋸岳で60代の2人パーティが遭難してます。
長野県警サイトより
https://www.pref.nagano.lg.jp/police/sangaku/images/0806yama.jpg
何ちゅう岩、う~ん、やっぱり行けそうもない。
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