加賀大日山、明日からの準備運動

2019年07月29日(月) [日帰り]

• GPS: 04:59
• 距離: 11.1km
• 登り: 1,134m
• 下り: 1,125m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:52
• 休憩: 0:07
• 合計: 4:59

距離 11.1km 登り 1,135m 下り 1,144m

9:11 スタート地点
9:22 9:23 真砂登山口
10:39 10:40 徳助の頭
11:13 小大日山
12:03 大日山
12:07 12:08 大日山
12:15 12:19 大日山
12:44 加賀甲
13:59 真砂登山口
14:10 ゴール地点

明日から鳳凰で2テン泊。白山から下って体が鈍って来たので(というのも、ヤマレコ書くのに時間が掛かったのだ)、天気も大きく崩れそうにないので、近場で準備運動に出掛けた。ところが…。
久し振りに加賀大日山。近所では一番手応え？足応え？がある。周回出来るので、急登が楽しめる徳助新道から上がる。分岐標識からは分かりにくいが、直ぐに左に折れ込む。更に右に折れ込むと急登が待っている。暫くは杉林の急登。この日は暑さより湿気に苦しむ。杉林を過ぎるとブナ林で急登が続く。ポイントの岩を過ぎ、やがてブッシュが両脇を覆うようになると尾根が近づく。まぁ、ここまでの急登はマニアには楽しい限り。
尾根は小さいアップダウンが頻繁で、全体的にも波打っている。序盤は行く手が眺めず、ひたすら辛抱の行軍。ようやく見えるのは小大日のピーク。ようやく着いた小大日から下りだすが、安心は出来ない。嫌ーな登返しが見えてくる。目標の大日は遠くに見えるし、更に周回の尾根が控えている。鞍部まで200m下った。一気に200mを登返し、着いただろうと思いきや、まだ緩やかながら尾根が続く。全く長い尾根だ。登り方向では二回目ながら、くたびれた。頂上に着くと、誰もいない。そりゃー夏の低山で平日。いる方がおかしい。風が良いので、のんびり。残念ながら白山は雲の中。
周回尾根に下る。といっても単純に下れず、云わば吊尾根で、鞍部は心地よいが、避難小屋があるピークへの登返しがある。ただ、見た目ほどの急登ではなく、本山を見返しながら到着。ここからの下りが長い。こんなに長かったけーと思いながら、只々下る。そういえば、越前甲からのルート分岐がある筈だが、分からない。随分下ったところで小さな乗越の様な地形があり、何となく先が見えた感じがする。暫くすると渓流の音が聞こえ、やっとこ池洞登山口に下りた。
いやークタクタ。準備運動とは言えないくらい消費してしまった。

天候

曇り時々日射し

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

特に危険な箇所なし、夏の低山の割りにブッシュを分ける事はない。駐車は手前の方が良い、奥まで入ると落石もある。

その他周辺情報

福井方面から来る、竹田地区は山村ながら食事処や日帰り温泉がある。特に谷口屋のお揚げは全国的に有名で、越前蕎麦とのセットがお勧め。

写真

7/29 9:21

下の駐車場から暫く歩いて、上の駐車場。

7/29 9:24

更に林道を歩いて、登山口の分岐。

7/29 9:48

前半の急登。

7/29 10:07

中間より、やや上の大岩。唯一のポイント。

7/29 10:10

後半の急登。

7/29 10:40

尾根からの全容。ひょっとして一番奥のピーク？

7/29 10:41

偽ピークへの尾根。

7/29 11:11

何だよ、とヤマカガシ。

7/29 11:16

小大日山に到着。地図で見ると短い尾根なんだけどなぁ。

7/29 11:26

ここから200m下る。

7/29 11:32

200m下りを戻す急登。

7/29 11:46

まだ先が覗く。

7/29 12:03

やっと着いた。誰もいない。風が心地良い。

7/29 12:03

からの越前甲方向。あっちは具合悪そう。

7/29 12:30

鞍部から行く手の登返しの2連ピーク。

7/29 12:38

最初のピークを過ぎて、大日山を振り返る。

7/29 12:38

二つ目のピーク。小さく非難小屋が見える。

7/29 12:41

避難小屋に到着。手前に旧避難小屋？作業小屋？

7/29 13:32

踏みそうになったじゃないか！
ナガレではなく、ただのヒキガエル。

7/29 13:46

池洞登山口に下りてきた。

7/29 13:34

ヤマホトトギス。
池洞登山口の少し上に少数ある。黄色の種類より爽やか。

7/29 12:29

オクモミジハグマ。
池洞登山口の上で、この株だけ気が付いた。とっても奇妙な花。

7/29 9:51

分からん。
落葉木（多分幼木）に小さい花が咲いていた。徳助新道の杉林を越えた場所に数本あった。

7/29 9:53

花を拡大すると。

7/29 11:43

ツルアリドオシ。
山腹に多い。

7/29 11:09

サワオトギリ？
小さいオトギリソウ。葉の形状から判断。山腹に多い。

7/29 11:30

ガクアジサイ。
というのか？エゾというのか？ここでは装飾花まで青いのが多い。全域の林内に多い。

7/29 12:35

バライチゴ。
中腹では終わり。尾根に多い。

7/29 12:30

コシジシモツケソウ。
特に尾根に多い。

7/29 12:31

マルバダケブキ。
デカい。尾根の鞍部。

7/29 10:43

シロシタホタルガ。
ホタルガに似るが翅の白帯がより上にある。日中に飛ぶ蛾。紫の光沢が美しい。

7/29 13:25

ツノコガネ♂
動物の糞に一頭のみ来ていた。メッチャ立派なオス。最近では飼料の関係で牧場では見られなくなり、稀に野外で見つかるだけ。

7/29 14:17

ミヤマカラスアゲハ♂
恐らく。林道の水溜りに多数が吸水に来ている。テレコンを忘れたので、これが精一杯。

撮影機器：

TG-5 OLYMPUS CORPORATION

感想

masa554

帰って、夜3時起きで山梨に向かう。完全に寝不足。