風極の秋田駒ヶ岳 展望なしでも登る物好きな私
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.2km
- 登り
- 401m
- 下り
- 392m
コースタイム
天候 | 霧 突風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
宿泊地(盛岡)→田沢湖駅→駒ヶ岳8合目バス停 〈帰り〉 駒ヶ岳8合目→アルパこまくさ(温泉)→田沢湖駅→東京駅→自宅最寄り駅 |
写真
感想
この日、私は5時前には盛岡駅にいた。どう、5時20分発の田沢湖線に乗るためだ。この電車に乗れると田沢湖駅から6時33分発の駒ヶ岳8合目行きのバスに乗り継げる。5時20分の次の電車は7時代だ、せっかく盛岡に来ているのでそれではもったいない。
田沢湖駅からのバスは大まかに分けると3つにわけることができる。一つはアルパこまくさ行きのバスだ。もう一つはアルパこまくさを経由して駒ヶ岳8合目に向かうバスだ。そしてもう一つはアルパこまくさを経由して乳頭温泉に向かうバスだ。それ以外にもアルパこまくさから駒ヶ岳8合目、乳頭温泉にピストンするバスも運行されている。私は最初、秋田駒ヶ岳から乳頭山に縦走しようと思っていたのでどのようにバスを使おうか考えながら現地に降り立ったわけである。
どうやら旧道は通行するのが難しいようなので新道の方に向かう。ここは、秋田駒ヶ岳高山植物群ということでとにかくたくさんの種類の植物があった。わかる物だけはレコに載せたが、あ実はわからないものも結構あった。
そして、一面の霧、そして強風、次第に暴風になっていった。阿弥陀池は木道からほとんど見えず、木道では風にあおられ落ちそうになってしまうこともあった、しかも、今回は半袖しか用意をしていなかった。てんきとくらすなどを事前に見ていると17度程度とかいてあったので要らないと判断してしまったが、半袖派は少数であった。
小屋付近まで来るとすべての強調語+風をつけることが当然かのような風が吹いていた。
阿弥陀池避難小屋にかけこむと、先着者が2名、後続者が5名来たが、山頂の男女岳に向かう人はいなく、皆さん来た道をもどられるとのことでした。神奈川から来たのだから山頂に向かわない訳にはいかないと思い、避難小屋にザックなどをおき、携帯電話とストックのみで山頂アタックを開始する。
以外と、山頂までの道は山自体が風を遮っているのかそよ風だったが、山頂は暴風だった。山頂写真を携帯電話で撮影することすら難しく、精神集中して無事に撮影した。一等三角点も無事に撮影した。本当ならば持つ山頂標識等もあったが、無理っぽそうで断念し、避難小屋に向かった。
避難小屋で一休みし私も来た道を戻ることにする。縦走とか、ムーミン谷とか、チングルマとか、コマクサとか、今回はいいや、また来る機会があるだろう、なんとか山頂までくることができただけでもよかったと思おう。
再度、私は暴風の中、木道に飛び出した。強烈な向かい風、そう、現在の人生と同じである??ストックは後ろに流され一歩一歩も小さくなり、首からぶら下げたデジカメもブラブラしており、それでも前を向いて歩いていった。
そして、私と同じような登山者が以外と多かったのである。結構な人数とすれ違う。こんな風が吹いていることがわかっているのであれば、てんきとくらすでCであれば、地元の人は登らないと思われる。私と同じ非地元民か、物好きな人だ。あれだけたくさんの人たちは無事に登頂したのだろうか、ムーミン谷や横岳まで足を伸ばした人はいたのだろうか、乳頭山まで縦走した人はいるのだろうか。そんなことを考えていた。
8合目まで戻りバスに乗る、アルパこまくさ行きだ。ここはビジターセンターのもなっているし防災施設にもなっている。そして食事もとれるし温泉に入ることもできる。温泉は単純硫黄泉、そして、湯の花がすごくて湯かがつるつる滑るのである。乳頭温泉に入ろうと思ってザックのなかに入っていた温泉セットが役に立った。
その後は田沢湖駅までの直通バス、昼食にカレー納豆ラーメンを食べ新幹線で戻ってきた。
(夜行バス+宿泊)×2<新幹線代金であった。
一泊だったが秋田駒ヶ岳に登れたのと平泉観光、まあまあな旅だった。
コメント
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渋いお山に登られましたねー
濃霧・強風の中、ピークハンターの神髄
お疲れさまでした
cyberdocさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
秋田駒ヶ岳、一応二百名山ですし地元の人にとっての誇りの山だと思いました。だからこそ、8合目駐車場まで路線バスが来ていたり、しかもそのうちの7本は田沢湖駅からの直行バスなんですよね。
また、1970年には噴火をしている活火山です。ビジターセンターの展示を見ていますと40年周期で活動が起きているということもあり早めに登っておきたい山でもありました。
君が登るから噴火すると言われる可能性も無きにしもあらずですが。
aideiei@岐阜県でした。
aiさん
秋田まで行きながら、1泊2日で帰って来られるとは
尾瀬・穂高・・を行ったり来たり、この行動も十分物好きかと・・
それにしてもタフだなぁ
hambur
HBさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
今回は月曜日木曜日が出勤だったので火曜日水曜日と岩手・秋田の方に行ってきました。夜行高速バス盛岡駅前4000円、ホテル4000円と格安、帰りの新幹線が16800円とこれが一番高かったですね。今思うと帰りも夜行高速バスにすればよかったなあと思っています。
格安高速バス、結構出物があるんですよ。
aideieiでした。
珍しくマイカーじゃないんだなぁ…と思ったら、格安旅でしたか。
秋駒は花の名山で大人気の山。
シーズン中はマイカーは通行止めとなるので、それも好かったのかも。
盛岡駅を始発に乗れば田沢湖駅で始発バスに間に合う
いつもホテルの朝食を諦めきれない自分がそこにいる
なので意識して朝食なしのお宿を探すようにしています
隊長
半袖隊長、こんにちは。コメントありがとうございます。
本当は秋田駒は北海道遠征の帰りに寄る予定でしたが8月下旬ではもう花の季節は終わりかけていると思われるので、何とか7月中か遅くとも8月上旬に行きたいなあと思っていました。
で、火曜日水曜日と仕事がないので行ってみようかということになったわけです。盛岡に夜行高速バスにすれば、1日目は早池峰登山口に直行するバス、2日目は秋田駒ヶ岳と1泊2日で2座楽しめる行程を組むことができます。
aideieiでした。
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