栗駒山(山小屋泊で周遊)
- GPS
- 22:12
- 距離
- 24.9km
- 登り
- 1,601m
- 下り
- 1,584m
コースタイム
14:58 いわかがみ平出発
15:49 新湯沢徒渉点
16:10 東栗駒山頂
16:53 磐井川源頭
17:07 笊森小屋
【2日目】
4:58 笊森小屋出発
6:18 栗駒山頂(コーヒータイム)
8:18 秣岳山頂
9:13 県道282号登山口
9:52 須川温泉(露天風呂で一休み)
10:55 名残ヶ原
11:18 昭和湖(昼食)
12:17 栗駒山頂
13:11 いわかがみ平到着
天候 | 2日間共に快晴 初日は風はやや強し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
県道282号線は通行止めでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・東栗駒コースは新湯沢まで、雪解け水で沢登り状態でした。 ・内陸地震後、裏掛コースが通行止めとなってます。その関係か東栗駒コース から産沼コースへの連絡路(裏掛コース)も通行止めでした。いわかがみ平 より笊森小屋へのコースは、夏道上は 栗駒山頂→産沼コース→笊森コース になります。 ・東栗駒から笊森小屋まで雪渓がつながってはいますが(産女川源頭まで降 れば)、産女川が顔を出し始めているので、間もなく歩けなくなるかと。 ・裏掛コースも一部歩きましたが、刈払いをした形跡はなく深い藪となって いました。 ・秣岳、国道282間の中間部(夏は岩が露出している所)は、急斜面の雪渓 トラバースになるのでアイゼン必要と思われます(無くてもトラバース できなくは無いですが・・・)。 |
写真
感想
そろそろ栗駒周遊かなぁ。行くんなら山小屋利用かなぁ。
と当日思い立って、栗駒登ってみました。
いわかがみ平⇔山頂往復ではちょっと物足りない気分だったので、今回は八の字周回のロングコースです。
初日は出発時間が遅かった関係で駐車場はガラガラ。東栗駒コースでも誰ともすれ違わず、のんびり登山でした。ただし、いわかがみ平から新湯沢までは雪解けの時期ということもあり、登山道なのか小川なのかわからない感じでした。
東栗駒から山小屋までは通常は山頂経由のコースなのですが、雪渓が続いて見えたので今回はショートカットしてみました。が、これが失敗。途中から行手を薮に阻まれてしまい全然ショートカットになりませんでした。もっと下れば回り込めそうな気もするけど、裏掛コースに入る手もあるし・・・と悩んで、今日は裏掛コースを行くことに。コースに入ってみたものの笹が延び放題の薮。かろうじてコースらしき跡が残ってるかな?というなかを強行突破。薮と格闘すること20分、なんとか笊森コースに合流し山小屋到着できました。
小屋の方はというと、利用者は誰もおらず独り占め。外観も内装も奇麗で、結構良い雰囲気の山小屋でした。
翌日は朝日を拝んだ後、食事して出発。まずは雪渓が続いているかを確認しに小屋前の雪渓下部まで下ってみました。産女川まで下ると薮が切れており、あっさり前日のコースに復帰。後は東栗駒コースをたどって山頂まではあっという間でした。
(たぶん素直に産沼コースに向かった方が山頂までは早かったと思います)
山頂で一服してると、イワカガミ側、須川側から続々と登山者がやってきます。混み合う前にと先に進むことに。山頂からは景色を堪能(この日は雲も少なく、北は岩手山、西に鳥海山、南に月山、大朝日と眺望抜群でした)しながら秣岳へ。まだ早い時間なので秣方面への登山者はおらず、こちらものんびり歩けました。
昨年も何度か来てますが、秣手前の湿原は周囲の景色や開放感もありお気に入りのコース。歩いてて気持良かったです。
秣山頂から暫く下ると岩場のトラバース、と思いきや雪渓が残ってました。今回一番の難所でした。足場はしっかりしてたので、なんとかアイゼン無しで歩くことができましたが、後から考えると無理にトラバースせずに一旦下って平らな樹林帯からコースに復帰しても良かったかもと思います。
登山口まで下ると後は車道歩きで須川温泉に向かうだけ。いつもなら車の往来が多い道なのですが、一台も通らないので変だなと思ってたら通行止めでした。崖崩れでもあったのでしょうか?
今回はせっかく温泉場に来たので、登山途中でしたが露天風呂で汗を流しました。初めて須川高原温泉側の風呂に入りました。景色は今ひとつでしたが、広い開放感のある露天はなかなか良い感じでした(露天からの景色は栗駒山荘の方が好みですが、泉質は源泉に近いだけあって、こちらの方が良い気がします)。
さっぱりしたのでまた山頂に向かいます。昨日とは違い昼時なので登る人も下る人も多いです。昭和湖手前からは雪渓が出始めますが、踏み跡で足場が悪く歩きづらかったです。
風呂入ってゆったりしたら腹が減ってきたので、まだ半分近く雪に埋もれた昭和湖を見ながらお昼にしました。
一休みした後は、ほぼノンストップでいわかがみ平まで下りましたが、中央コースの石畳は固くて足が疲れますね。
今回のコースは程良くアップダウンもあるので、縦走の足馴らしに良さそうでした。雪渓が無くなればトレランの練習に良さそうですよ。
GPSのデータからすると東栗駒コースから笊森の緊急避難小屋まで行ったように思えますが、写真では通せん坊ですよね。
GPSのデータが正しいのでしょうから、ここを笊森の緊急避難小屋方向へ行ったのですか?
行けましたか?行けたんでしょうね。
返信遅くなりました。GPSは合っていますよ。
東栗駒コースから笊森コースへはコース封鎖中のため今も入れません。GPSのコースは東栗駒コースから雪渓を渡り(季節限定ですね)、裏掛けコース(こちらも内陸地震後は閉鎖中)の途中に出て、裏掛けコース(歩く人がいないので藪です)から笊森コース、そして避難小屋という歩き方です。雪渓を渡った部分が今も歩けるかは不明です。
今時期は、笊森避難小屋へは産沼コース経由でしか行きようなさそうですね。
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