燧ケ岳・尾瀬ヶ原【過去の山行記録】
- GPS
- 20:30
- 距離
- 27.9km
- 登り
- 1,316m
- 下り
- 1,206m
コースタイム
6:00鳩待峠-7:00山の鼻(大休止)
8:20山の鼻-9:00牛首分岐-10:00ヨッピ橋-10:30東電小屋(昼食)
11:50東電小屋-13:00温泉小屋(大休止)
14:00温泉小屋-14:30平滑の滝-15:10三条の滝-16:10温泉小屋(1泊)
■2日目========
5:20温泉小屋-6:00下田代十字路(大休止)
6:30下田代十字路-6:45見晴新道分岐-10:20柴安堯燧ケ岳山頂(大休止)
10:30柴安-11:00俎-11:30ミノブチ岳(昼食1)
11:40ミノブチ岳-13:40燧新道分岐-14:00尾瀬沼東岸(昼食2)
14:30尾瀬沼東岸-15:30沼山峠
天候 | 7/31 晴れ 8/1 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
7/30 23:30ごろ? 池袋 - 3:50 戸倉 4:20 - 5:00 鳩待峠 登山口:鳩待峠 下山口:沼山峠 沼山峠よりバスを利用。 16:20ごろ 沼山峠 - 18:15ごろ 会津高原尾瀬口駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■宿泊 温泉小屋(赤田代) ■温泉 温泉小屋(赤田代) ■登山道 見晴新道は沢沿いなので、雨の後はごろごろとした岩が滑りやすいです。 燧新道の下りは、雨の後ぬかるんだ場所が多少あります。 ■服装 1.アンダーシャツ 2.ポロシャツ半袖 |
写真
感想
【過去の山行記録】
ヤマレコを始める前の登山記録、2010年7月〜8月の尾瀬ヶ原・燧ケ岳です。
2010/7/31〜2010/8/1で、2日間かけて夜行バスで尾瀬に行きました。
行きは7/30の深夜に都心を出発するバスで、早朝に沼山峠に到着。
そして、帰りは8/1に大清水から東京方面へ向かうバスを予約。この2日間で尾瀬ヶ原と燧ケ岳に登る予定でした。しかし・・・。
燧ケ岳で撃沈し、予定タイムを大幅に遅れる結果となり、帰りのバスに間に合わないというまさかの展開。
結果的に、とてもよい教訓となった2日間でした。
まず、初日は尾瀬ヶ原。
噂には聞いていましたが、実際に訪れて尾瀬ケ原の素晴らしさに感激しました。ニッコウキスゲは終わりかけでしたが、それでも十分に楽しめました。
ただ、2日目の燧ケ岳は散々でした・・・。
このころはまだ登山を始めたばかりだった私にとって、燧ケ岳はハードルがいささか高かったと思います。しかも、よりによって高低差のある見晴新道から登ったため、予定のタイムよりも1時間近く遅れて山頂へ。
このときはかなり限界で、どうやって登ったのかほとんど覚えていません。
山頂は曇りで展望きかず。
そして、私も疲労困憊で景色を楽しむ余裕はありませんでした。
さらに、ここで問題が。
前述のとおり、この日は大清水から帰りのバスを予約していたのですが、その出発時刻が確か15時半ごろでした。山頂の柴安瑤ら大清水までは、標準コースタイムで5時間ほどかかる計算になります。
しかし、このときすでに10時半・・・。
おまけに、この時点でコースタイムより遅いペースになっていました。
結局、帰りのバスにはどう考えても間に合わないと判断し、急がず下っていくことにしました。とりあえずは山小屋のある尾瀬沼東岸まで下りて、そこから改めて考えよう、ということにしました。
幸運にも私は翌日に会社からお休みを頂いていたので、今日帰れなくてもなんとかなる!と思うことができました。
結果的には、この判断がその後いい結果を生むことになります。
その後、転がるようにして燧新道を下って行きました。
2時間ほどで尾瀬沼東岸に着きましたが、これほど長く感じた道はいまだかつて存在しません。尾瀬沼のほとりに着いたときは本当にほっとしました。
尾瀬沼東岸に着いたのが14時ごろ。バスの出発までは1時間半ほどしかなく、それまでに大清水に着くのはどう考えても無理です。
しかし、ビジターセンターで汚れた靴を洗っていた時、隣で同じく靴を洗っていた親切な方から、アドバイスを頂きました。
『帰りのバスに間に合わない?それなら沼山峠からバスを使うといいよ。沼山峠のバスは16時ごろまであるし、それに間に合えば電車で今日中に帰れるよ。』
なんと!その手がありましたか。
北側に抜ければ、バスで野岩鉄道の会津高原尾瀬口駅まで行ける。そして、野岩鉄道は東武鉄道と直通なので、東京まで帰れる!
まさに渡りに船とはこのことです。
(本当はそれくらい事前に調べておくべきです)
教えていただいた方にお礼を申し上げ、颯爽と沼山峠を目指しました。
結果、最終バス出発よりも1時間ちかく早くバス停に到着でき、峠の売店でゆったり休んでから帰ることができました。
むしろ、沼山峠ルートのほうが、大清水に行くよりも結果的には楽でした。
もちろん、予約していたバスの料金分は損したことになりますけど・・・。
いろいろなことを学んだ、尾瀬での2日間でした。
・余裕をもったスケジュールを組む
・予定変更の可能性を考え、エスケープルートを設定しておく
当たり前のことですが、この時はそれができていなかった。
終始曇りだったのですが、もし雨が降ったりしていたら・・・
そして、もし翌日休みを取っていなくて、心に余裕がなかったら・・・
どこかで怪我をしてしまうリスクもありました。
今となってはそれもいい思い出ですけど。
今度はもっとしっかり計画を立てて尾瀬に行きたい。そして、燧ケ岳にもう一度登って、山頂の景色を楽しめたらいいな、と思っています。
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