中央アルプス孤高の山 三ノ沢岳

2019年08月04日(日) [日帰り]

• GPS: 04:31
• 距離: 6.2km
• 登り: 666m
• 下り: 647m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:27
• 休憩: 0:05
• 合計: 4:32

距離 6.2km 登り 666m 下り 666m

7:30 千畳敷駅
7:56 7:57 極楽平
8:04 サギダルの頭
8:13 8:14 三ノ沢分岐
9:54 9:57 三ノ沢岳
11:33 三ノ沢分岐
11:37 サギダルの頭
11:44 極楽平
12:02 千畳敷駅

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

菅の台バスセンター駐車場（1日800円）
菅の台バスセンター〜しらび平（バス・往復1640円）
しらび平〜千畳敷（駒ケ岳ロープウェイ・往復2490円）
夏の繁忙期は朝5時15分が始発ですが、前日の雷雨の影響か、安全確認に時間を要したため、この日は6時が始発でした。4時30分に並んで、2本目のバス（6時20分発）に乗車できました。

コース状況／危険箇所等

登山ポストは菅の台バスセンター及び千畳敷駅にあります
三ノ沢岳稜線はハイマツを漕いで歩く箇所があります。

その他周辺情報

日帰り温泉：早太郎温泉こまくさの湯（610円）
食事：明治亭（ソースカツ丼）

写真

8/4 7:27

バスとロープウェイを使って、楽々と標高2600mへ
千畳敷カールと宝剣岳の絶景がお出迎え

8/4 7:31

木曽駒ケ岳方面への登山者はたくさんいますが、極楽平へと上がっていく人はごくわずか

8/4 7:32

南アルプスの山並みを遠望

8/4 7:34

千畳敷カールは高山植物の宝庫
ヨツバシオガマ

8/4 7:41

チングルマと宝剣岳

8/4 7:54

ミヤマキンポウゲ？

8/4 8:01

極楽平へ登ると、目指す三ノ沢岳が目の前に
端正な絵に書いたような山です

8/4 8:13

三ノ沢分岐手前からの宝剣岳は迫力あります
でも、思ったほど難しくなさそう

8/4 8:15

昨夏あるいた空木岳への稜線
夏のアルプスに帰ってきた！って感じ

8/4 8:20

さて、三ノ沢岳を目指します
意外ににアップダウンありそう

8/4 8:42

ハイマツをかき分けながら進む箇所もあります

8/4 8:48

ひたすら稜線なので展望は最高です

8/4 8:49

宝剣岳から木曽駒ケ岳への稜線
この角度から見るのは新鮮

8/4 9:07

わずかですが岩場もあります
短足にはちょっと大変なところもありました

8/4 9:16

いよいよ頂上が迫ってきた

8/4 9:29

山頂直下はお花畑が拡がりますが、ちょっと見頃過ぎでした

8/4 9:34

三ノ沢岳山頂
奥にはうっすらと御嶽山

8/4 9:55

あっちの岩の上のほうが高そう
当然登ってきました

8/4 9:55

檜尾岳、熊沢岳から空木岳へと続く昨年歩いた稜線
楽しかったけれど結構ハードだったなあ

8/4 10:10

コバイケイソウも咲いていました

8/4 10:18

宝剣岳直下まで戻る稜線
帰りのほうが登りが多い？

8/4 10:24

早くも綿毛になっているチングルマ

8/4 10:56

三ノ沢岳を振り返る

8/4 11:13

最後の登り返し

8/4 11:34

分岐まで戻ってきました
ガスが出てきましたねえ

8/4 11:35

空木岳も隠れてしまいました

8/4 11:43

極楽平から千畳敷まで一気に下る

8/4 11:46

千畳敷の建物と放送音が次第に大きくなってきます

8/4 12:06

宝剣岳に霧がかかって、より神秘的

8/4 12:05

下りのロープウェイは約30分待ち

8/4 12:34

一気に下界へ
山の下は猛暑…

駒ヶ根に来たらやっぱりソースカツ丼

撮影機器：

E-M5MarkII OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

ken_poplar

家の事情や、仕事、天気も良くなかったりと、2ヶ月登山から離れてしまいました。
夏のアルプス縦走を前に、少し感覚と体力を取り戻しておきたいと、日帰りでアルプスへ。
昨年空木岳から千畳敷へ縦走した時に知った三ノ沢岳。300名山にも選ばれていないマイナーな山ですが、その端正な姿と、縦走した山々を横から見たくて、行ってみました。

下界では猛暑が続いていますが、ロープーウェイで2600mまで上がると爽やかな夏山、一気にテンションもあがります。
木曽駒ケ岳に向かう多くの人とは反対方向へ進みます。宝剣岳を経由していくことも考えましたが、午後から雷雨予報だったのと、帰りのロープーウェイ混雑が嫌で今回は三ノ沢岳のみの往復。
極楽平に立つと、1年ぶりに三ノ沢岳と再会。見るだけで本当に素晴らしい姿です。宝剣岳手前の分岐から三ノ沢岳への稜線へ。前後に何組か登山者もいますが、静かな山歩き。ところどころハイマツをかき分けるように進みながらも、終始展望の良い稜線歩き。左には檜尾岳、空木岳へと続く昨年歩いた縦走路、正面には三ノ沢岳が迫り、遠くには御嶽山、右後方には中央アルプスの盟主木曽駒ケ岳と荒々しい姿の宝剣岳。
一度下って、再びの登り。この山は行きも帰りも同じくらいの体力が必要です。山頂直下には小さいながらもお花畑が広がっています。見頃を少し過ぎていたのが残念。
山頂には数組がいるだけ。ロープーウェイで簡単に行ける良い山なのに人気がないのが不思議です。
帰りの登り返しも思ったほどではなくて、久しぶりの登山の割には体力は落ちていないようで一安心です。