飯豊山

2019年08月03日(土) ~ 2019年08月05日(月)

• GPS: 25:04
• 距離: 33.2km
• 登り: 2,514m
• 下り: 2,858m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:50
• 休憩: 1:11
• 合計: 10:01

距離 12.6km 登り 1,707m 下り 418m

5:07 スタート地点
6:47 6:56 横峰
7:11 峰秀水
7:27 7:29 地蔵山西分岐
8:14 剣ヶ峰
8:27 8:29 剣ヶ峰の水場
8:34 8:40 三国岳
8:46 8:54 三国岳避難小屋(三国小屋)
9:48 9:49 七森
10:19 種蒔山
10:30 10:31 切合・種蒔山分れ
10:37 11:00 切合避難小屋
11:40 11:41 草履塚
11:55 11:56 姥権現
12:03 12:09 御秘所
12:34 12:35 御前坂下
13:00 13:01 一ノ王子
13:20 13:22 本山小屋
13:47 13:48 飯豊山
14:09 駒形山
14:22 14:27 玄山道分岐
14:42 14:43 草月平
15:02 御西岳
15:08 御西岳避難小屋

2日目

• 山行: 5:05
• 休憩: 0:42
• 合計: 5:47

距離 8.6km 登り 565m 下り 696m

5:50 御西岳避難小屋
7:14 7:21 御手洗ノ池
8:37 8:43 烏帽子岳
9:13 9:14 梅花皮岳
9:37 10:02 梅花皮小屋
10:33 10:35 北股岳
11:33 11:34 門内岳
11:37 門内小屋

3日目

• 山行: 6:51
• 休憩: 0:34
• 合計: 7:25

距離 11.9km 登り 248m 下り 1,755m

7:09 宿泊地
7:32 7:33 地神山
7:49 7:50 地神北峰
8:19 頼母木山
8:34 8:52 頼母木小屋
9:20 大石山
9:31 9:38 大石山の分岐
9:42 9:43 西ノ峰
10:18 10:22 イチジ峰
10:54 10:55 ヒドノ峰
11:12 英三ノ峰
12:20 12:21 姫子ノ峰
13:16 足の松尾根コース登山口
14:02 奥胎内ヒュッテ
14:34 ゴール地点

天候

8/3 快晴
8/4 快晴
8/5 快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

JR山都駅から金・土・日のみ運行している乗合バスで川入に入ります。川入にある民宿で前泊。宿のお父さんに下南沢の登山口まで送迎してもらい入山しました。

写真

8/2 12:22

会津若松で乗り換え

8/2 13:40

山都駅からの夏季、金・土・日限定の乗合バス。料金は1000円。

8/2 14:22

終点川入の民宿。残っているのはここ杉村荘と高見台の二軒のみ。高齢化でいつまで続けられるかとおっしゃつていた。いずれどちらも民宿は無くなるのだろうか。杉村荘0241-39-2023　宿泊料は二食付き7500円。

8/2 14:56

この日は一人一室。

8/2 16:47

夕食です。

8/3 4:18

朝食です。

8/3 4:43

頼んで作ってもらったお弁当です。500円。

8/3 5:14

南下沢の登山口　三国岳まで1時間ショートカットできるという

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この先あそこを登る。

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樹林帯を抜けると岩場。

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岩場が始まる

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三国小屋に到着。ここまでで汗びっしょり。

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切合小屋までは平坦でない。

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8/3 10:42

切合小屋。小屋前まで水が引いてあり助かります。小屋まで引いてあるのはここと頼母木小屋2軒。

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8/3 12:50

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本山小屋のテント場。ルートの中で一番大きなテント場。

8/3 13:03

本山小屋の写真撮り忘れた!

8/3 13:39

8/3 13:42

飯田山頂上。どこもトンボがいっぱい。でもこのトンボがブユとか捕食してくれているらしい。ここで大日山から戻ってきたソロの方とお話し。この日川入りから登り大日山まで行って戻ってきたという。明日仕事なのでこれから下山するという。まるでトレラン。びっくり。

8/3 13:49

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1日目のゴール。御西小屋。

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先行者。

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振り返る

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梅花皮小屋

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コーラ500円

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門内岳頂上

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水場はこんなところです。2日前に切り出したということです。ご苦労様です。

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小屋番さんが戻ってくるまで3時間待ったビール

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テントは自分だけ

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テント場から門内小屋を見上げる。

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この日は天の川が撮れました。

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門内小屋はこんなロケーションに建っています。

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8/5 7:23

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8/5 8:23

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8/5 8:41

8/5 8:44

小屋番は若い女性でした。水が小屋まで引いてあり水量も豊富。

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8/5 9:18

8/5 9:24

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8/5 9:27

8/5 9:32

8/5 9:40

ここからが下りです。

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8/5 9:43

8/5 9:45

8/5 10:00

8/5 10:20

20分毎に休憩

8/5 10:45

8/5 10:55

8/5 10:56

8/5 11:23

8/5 11:25

8/5 11:26

8/5 11:47

狭く切り立つ尾根。岩場もあります。

8/5 12:22

8/5 13:10

いよいよラスト

8/5 13:15

やっとこ下山

8/5 13:19

8/5 13:24

8/5 14:02

宿泊した奥胎内ヒュッテ。クレジットカード使えません。客室にテレビなし。でもコインランドリーがあって洗濯もできて便利。
夏季限定の営業です。0254-48-0161

8/5 14:43

ランチ時間はラストオーダー14:30 昼食にありつけず

8/5 17:31

夕食はなんとコース料理。ワインボトルオーダー。
翌日は中条駅まで送っていただき感謝。

撮影機器：

NIKON D7100 NIKON CORPORATION

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも サンダル ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ テント テントマット シェラフ

感想

HIROGUM

前日は川入の民宿「杉村荘」に宿泊。翌日朝に宿主に送ってもらい下南沢から入山。通常ルートより1時間短縮できるルートでした。1日目は本山小屋までの予定でしたが同宿した方々が御西小屋まで行かれると聞き、頑張って私も御西小屋まで向かいました。炎天下で体力の消耗が激しく、全身汗でびしょ濡れでした。コースは三国岳手前の剣ヶ峰の岩場が急登で雨の日などは注意が必要かと思います。飯豊山から御西小屋までは歩いてきた道を振り返りながら、大日岳を眺めながら歩く素晴らしい眺望の稜線です。御西小屋のテント場は私を入れ8張りほど、水場は小屋から200mほど下がったところにありました。ここを始めどこも美味しい水を補給できました。
2日目は御西小屋から門内小屋までの予定。前日かなり歩いたのでこの日の行動はコンパクトにして早めにテントに滑り込むことにしました。歩き始めて門内小屋を振り返るととても綺麗な景色。お気に入りの写真が撮れました。ただ勝手に稜線のトレイルを期待していましたが案外熊笹の中を歩く道が多く、また鳥帽子、梅花皮岳、北股岳といくつかの起伏を超えてゆくので重いザックを担いだ身にはキツイ行程でした。この日も朝から炎天下を歩いたため、途中小屋で都度水を補給しました。最後は門内小屋で冷たいビールを飲むことをモチベーションにしてやっと到着。しかしながら小屋の管理人さんが作業中で小屋を不在にしていてビールは3時間お預けでした。ここの水場はテント場から赤い旗を目印に歩いて雪渓に切り出されたところにありました。テント場は小屋から50mほど下ったところ。当日は私1張りでした。最終日は奥胎内ヒュッテまで下山。大石山までの登山道は3日間のなかでもっとも美しく、なだらかで気持ちの良い天国の街道でした。ちなみにこの辺りはイイデリンドウの群生エリアです。最後に通過した頼母木小屋は水が小屋まで引いてあり、水量も豊富でとても便利です。思わずありがたく思い協力金500円を出しました。小屋番が20代と思われる女性でびっくりしました。聞いて見ると地元の山岳会30人ほどで交代しながらいくつかの小屋の管理をしているとのことです。どこも小屋内はもちろん、トイレが綺麗で感謝しかありません。大石山の分枝から奥胎内に至る「足の松尾根」は個人的に3日の中で一番リスクの高いルートだったと思います。本当に切り立つ痩せ尾根の連続、一部崩落している箇所もあり、気を抜いて歩いていると滑落してしまいそうな箇所が案外多いと感じました。20分毎に休憩し約4時間かけて下山しました。怪我しなくてホッとしまた。

感想:
今回は体力的にとてもキツかったというのが本音の感想です。装備は約18kgほど。毎年の夏のテント泊装備ですが、急登の岩場、炎天下の中の登りは体力を随分と消耗しました。ただ私の体力の問題を別にすれば、ゆったりした大きな山容のトレイル、咲き乱れる花々、歩いてきた道とこれから歩く道を見渡せる稜線、このルートは天候に恵まれれば素晴らしいルートの一つであることに間違いはありません。水場もどこも美味しく、トイレも綺麗。テント場はどこも絶景。体力に自信のある方はテント泊がおすすめです。

その他
携帯電話が使えるのはDOCOMOのみ
登山道の情報は「飯豊朝日連峰の登山者情報」から　https://www.ic-net.or.jp/home/iide/