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Yamareco

記録ID: 196156
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ハイキング
八ヶ岳・蓼科

蓼科山 北八つの樹林と石ゴロゴロ

2012年06月02日(土) [日帰り]
 - 拍手
rossy その他1人
GPS
05:00
距離
5.9km
登り
777m
下り
775m

コースタイム

13:10蓼科山登山口(女神茶屋前)-(途中休憩計30分)-15:50山頂-16:20下山開始-18:10下山
天候 高曇り
過去天気図(気象庁) 2012年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
バスだと茅野駅から出ていますが本数は少ない様です。バス停が登山道の入口です。道の向かい側に女神茶屋が、50m道を上がった所に駐車場(20台程)があります。
コース状況/
危険箇所等
女神茶屋から山頂までのルートは雪ありません。竜神橋からのルートは残雪結構あったとの事です。山頂付近からも雪が見えました。

割とハードめな直登って感じのコースです。段差が大きな岩交じりの道も多いです。
最初は笹の茂る森をソフトな傾斜→それから急登→緩傾斜で笹地帯を抜け、岩のある急登→平坦な森→岩のある急登と長く続き、山頂付近で岩場onlyになります。厳しい登りの中にもこの様に時々ソフトな所がありました。

温泉は、奥蓼科温泉をはじめ、八ヶ岳周辺沢山あります。
駐車場の看板。行程は4.5hほど、縞枯れも見られるとの事。
2012年06月02日 13:08撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/2 13:08
駐車場の看板。行程は4.5hほど、縞枯れも見られるとの事。
ちょっと上の方は曇りかな?
2012年06月02日 13:08撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/2 13:08
ちょっと上の方は曇りかな?
笹の道を行くと大木
2012年06月02日 13:13撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/2 13:13
笹の道を行くと大木
見上げても大木
2012年06月02日 13:16撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/2 13:16
見上げても大木
鳥の囀りがこだましていて気持ちの良い道
2012年06月02日 13:16撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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鳥の囀りがこだましていて気持ちの良い道
ウグイスだけは分かりますよ声
2012年06月02日 13:17撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/2 13:17
ウグイスだけは分かりますよ声
ここから岩開始
2012年06月02日 13:53撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ここから岩開始
いけどもいけども急な岩場
2012年06月02日 14:05撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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いけどもいけども急な岩場
標識が出ると、
2012年06月02日 14:24撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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標識が出ると、
やっと平坦な森。コメツガとシラビソ
2012年06月02日 14:24撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/2 14:24
やっと平坦な森。コメツガとシラビソ
平坦エリアの終わり頃に、目指す蓼科の姿が…えーまだあんなにあるの??
2012年06月02日 14:37撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/2 14:37
平坦エリアの終わり頃に、目指す蓼科の姿が…えーまだあんなにあるの??
急な坂を苦行の様に登り続け、不意に森が切れ岩onlyの道へ
2012年06月02日 15:36撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/2 15:36
急な坂を苦行の様に登り続け、不意に森が切れ岩onlyの道へ
振り返れば、中々の茅野市眺望
2012年06月02日 15:38撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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振り返れば、中々の茅野市眺望
八ヶ岳側
2012年06月02日 15:38撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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八ヶ岳側
岩場を進む。
2012年06月02日 15:43撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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岩場を進む。
山頂直下を巻いていく感じです。
2012年06月02日 15:52撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/2 15:52
山頂直下を巻いていく感じです。
ガスが上がって来てしまいました。
2012年06月02日 15:52撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ガスが上がって来てしまいました。
5分ぐらいいくとヒュッテが。
2012年06月02日 15:56撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5分ぐらいいくとヒュッテが。
そこから2,3分丘を登れば…
2012年06月02日 15:58撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/2 15:58
そこから2,3分丘を登れば…
かなり広く平坦な石ゴロゴロの山頂
2012年06月02日 16:00撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/2 16:00
かなり広く平坦な石ゴロゴロの山頂
そしていつものあのポーズ
2012年06月02日 16:03撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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そしていつものあのポーズ
山頂広場中央にはお社が。
2012年06月02日 16:06撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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山頂広場中央にはお社が。
ヒュッテ前の看板
2012年06月02日 16:10撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ヒュッテ前の看板
北横岳。完全に曇り。
2012年06月02日 16:14撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/2 16:14
北横岳。完全に曇り。
岩場で遊ぶ
2012年06月02日 16:20撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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岩場で遊ぶ
さーまずは眼下の平坦な台地をめざし…
2012年06月02日 16:28撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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さーまずは眼下の平坦な台地をめざし…
すぐにまた樹林
2012年06月02日 16:34撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/2 16:34
すぐにまた樹林
振り返ると、こんなトコ通過したんだな、と。
2012年06月02日 16:34撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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振り返ると、こんなトコ通過したんだな、と。
最後にもう一度山頂を見上げる
2012年06月02日 16:34撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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最後にもう一度山頂を見上げる
縞枯れ帯かな?
2012年06月02日 16:43撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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縞枯れ帯かな?
急な下りが延々続く
2012年06月02日 16:45撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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急な下りが延々続く
やっと台地状の森へ。苔生してていい感じ。
2012年06月02日 17:17撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/2 17:17
やっと台地状の森へ。苔生してていい感じ。
森が切れるとまた急な下りへ
2012年06月02日 17:27撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/2 17:27
森が切れるとまた急な下りへ
♪キュ、キュ、急登〜
足疲れてきた。
2012年06月02日 17:32撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/2 17:32
♪キュ、キュ、急登〜
足疲れてきた。
かわいい感じに撮れました。
2012年06月02日 17:33撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/2 17:33
かわいい感じに撮れました。
やっと笹が見えたよ〜
2012年06月02日 17:52撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/2 17:52
やっと笹が見えたよ〜
途中よく咲いていた花
2012年06月02日 17:52撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/2 17:52
途中よく咲いていた花
2012年06月02日 18:11撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2012年06月02日 18:16撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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やっと到着
2012年06月02日 18:24撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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やっと到着
登山口がそのままバス停
2012年06月02日 18:24撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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登山口がそのままバス停
帰りに八ヶ岳を横断、麦草峠にて。
2012年06月02日 19:26撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/2 19:26
帰りに八ヶ岳を横断、麦草峠にて。

感想

新緑の季節。天気が良い、休日となると登らないのも勿体無い話に感じます。

でもちょっと変わったトコに行きたくても近場は行き尽くして来たし…どこかあったかなあ。種類によっては花を見るのにも良い季節なので、リベンジで四阿山なんかもいいかも…でも遠いです。

そう言えば蓼科山はまだだったので、北八ヶ岳の春もいいかもとこちらへ来ました。
女神茶屋は開いておらず、遅い到着でしたが駐車場もまだ全然空きが沢山ありました。明日は雨の予報ですが、今日は天気が持ちそう、往復も4〜5時間のコースだし日の長い今時期なら途中で天候悪化とかしなければ何とかなりそうです。

蓼科山を印象的に見たのは、車山(霧が峰)からでした。八ヶ岳の峰峰の中から外れて、どんと円錐状の独立峰。頂上が石ころだらけなのが遠くからも確認出来ていました。坪庭から縞枯山に行った時も、独特の山容を持って「諏訪富士」の異名の通りというか、存在感がある山でした。

登山道に入ると、笹の中の、でもしっかり踏み跡の付いた道でした。
最初はゆったりした登りなので、呼吸を整えながらアップのつもりでゆっくり進みました。背丈の低い笹が多いだけに木だらけという訳でもなく眺望はそこそこ開け、鳥の鳴き声が沢山聞こえ心地良いです。聞きなれたホーホケキョはウグイスだと思いますが、声が絶妙というか、様々な高さのトーンで音楽の様にさえずり、その音が北八つの森に深くこだまして、何とも言えない味わいでした。

急登の道を、活を入れるというか訓練のつもりでズッシリ荷物で来ましたが、今日はスイッチOFFみたいで、何かやたらと心拍数は上がるわ、体は重いわで、修行って感じでした。どのタイミングでスイッチONになるかサッパリ分かりません。

気持ちの良い森を抜けると今度は岩がゴロゴロしている急登でした。
段差も結構大きい所が多いので、ルートを選びながら登って行きました。途中何度か休憩を入れて、「うーん、帰っちゃダメ?」とか自問自答しつつ、でもここまで来てトラブルでもないのに帰りたくもなく、休んで息を整えては登りしてました。休憩時、荷物降ろすとすんごい楽でした。

山頂は登山口からは見えず、一度テーブル状になってる前衛の丘を登ってその奥に諏訪富士がある様でしたが、その通りの感じの道でした。急登を終えテーブルの上まで出ると平坦な森の中の道が続いていて、中休みが出来ました。標高は稼げないけど水平移動距離が稼げるので、どんどん蓼科山頂に向けて近づいていきました。

樹林の向こうに、ドンと高くそびえて見える山頂。もう結構登った気がするんですが…まだあんなにあるんですね。斜面が崩壊してたり、完全に大きな岩ゴロゴロの部分があるのも見えたり。累積800m程度の標高差のはずなのに、何故かなかなかハードな気がしました。

森の中からそのまま道は斜面へと続いており、いつの間にか取り付いていました。またもやの急登で、岩も大きく角度もあるので、本などには転倒転落注意の案内もあり、気をつけて歩幅を小さく取り少しずつ登って行きました。

山頂の岩場が見えて来ると、標高も上がってるので結構涼しくなってきました。
岩場を通過しながら振り返り諏訪の眺めや八ヶ岳の眺めを見ていると瞬く間にガスが上がってきました。霧での道迷い注意も言われている場所ですが、今日もGPSもあるので、一応出してみて場所をしっかり再確認しておきました。
時間も遅めなので誰も居ないんじゃ?と心配していましたが、自分の他に2〜3組の人達が居ました。山頂で写真の撮りあい。
山頂は石ころを敷き詰めた感じの、平坦な広場で、運動場ぐらいの広さというか確かに色々本で書かれている通りでした。ただ、もっとデッカイゴロゴロ岩しかなくて移動も一苦労な事前の印象でしたが、登ってみると山頂広場はそうでもないです。やっぱり立体感のある現地の景色を自分の目で見ると、写真などで見るのともまた違うもんです。

山バッヂを買って、早々に下山にかかりました。最初の岩場通過の所で、山頂で写真をお願いした名古屋のカップルがゆっくり進んでいました。ちょっと女の子の方が岩場慣れしてない感じだったので、お節介ながら少しアドバイスなどしました。自分も以前、山で道すがらのベテランさんに教えてもらった事もあったので。

岩場を抜け、登りとおなじルートなら当然今度は、ひたすらの急な下りです。
段差も大きい所が多く足への負担もあるので疲れも出て、下手するとスリップダウンしそうでした。

途中大亀の木の白い花が随所に咲いていて、和みました。後は鳥の囀る声。

笹地帯に入ってからも意外と長く、「あれ?こんなに登ったっけ?」って感じでした。ゴールが見えた時は素直に嬉しかったです。

森は心地良く、山頂も風変わりな景色を楽しめましたが、ちょっと休養と地道にトレーニングの必要を再確認した1日でした。

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