夏山に向けての練習に雲取山でテント泊
- GPS
- 31:25
- 距離
- 32.0km
- 登り
- 2,587m
- 下り
- 2,800m
コースタイム
07:52 鴨沢
08:30 小袖登山口
10:06 堂所
11:00 七ツ石小屋下
11:55 ブナ坂
12:40 奥多摩小屋
2日目(5月27日)
03:30 奥多摩小屋
04:15~04:35 雲取山山頂
05:28~06:10 奥多摩小屋
06:35 ブナ坂
06:55~07:03 七ツ石山
07:30 千本ツツジ
08:30~08:47 鷹ノ巣避難小屋
09:15~10:05 鷹ノ巣山
11:40~12:00 六ツ石山
12:33 三ノ木戸山分岐
14:10 登山口
15:00 奥多摩駅
天候 | 晴れ・曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険なところはありません。 石尾根(雲取山から奥多摩駅)を歩かれるのなら、 巻き道よりも山の方を歩いたほうがいいです。 道が広くていいです。 ただし、高丸山だけは、登っても直ぐに下るのでパスがよろしいかと。 今回、すべて巻き道を歩いて、そのように感じました。 |
写真
感想
2012年5月26日(土)〜27日(日)で雲取山にテント泊してきました。
目的
夏山に向けて・・・
‖領呂鯢佞韻襪海
▲謄鵐版颪隆兇鮗茲衞瓩垢海
久しぶりに担ぐ18kgのザックは重かった。
鴨沢からの雲取山への道は、なだらかな登りであるため、
久しぶりの重いザックに適した訓練場所であるはず。
しかし、昨年11月(燕岳・常念岳・大天井岳・蝶が岳縦走)以来の
山行のため、しんどいしんどい。
それにしても登山者が多いです。
今年も山ブームは続きそう。
沢山の登山者はいるものの、抜くことはない。
抜かれるだけ。
やはり、体力は落ちている。
まぁ、ゆっくり新緑を楽しみながら登っていきましょう。
ここで休憩されたのだろうか。
3本脚のチェアが落ちていた(置き忘れたのだろう)。
今日は、奥多摩小屋でテント泊。
こんなのを持ってくるのはテント泊の人だろうと思い、
(疲れているのに)担いでいく。
後ろから、自転車をついて登ってくる2人。
「ついている」だけだけど、また抜かれる。
最近、石尾根を自転車で下る人がいるようだ。
山を走る人もいる。
山もおちおち歩いておれませんな。
七ツ石山は明日にして、巻き道を行く。
割りと年配の男性2人(一人は70歳ぐらいだろう)に追いついた。
抜きつぬかれつで歩いていると、70歳の方が前の人についていくため、
速足で歩いている。
フラフラしているなぁと思っていたら、よろけてこけた。
ストックが滑り、柄が顔面に。
鼻血が出ている。
そうとう痛かったんだと思う。
もがいていた。
私もティッシュなどを出したが、相棒の方が出していた。
何もできないので、傷の薬ではないけれど、
「アミノバイタル」を差し上げた。
元気になる薬です。
一流のスポーツマンも飲んでいますから、安心して飲んでくださいと。
すぐに飲まれた。
歩くために、何かに頼りたかったんだと思う。
少しは、役にたったかな。
石尾根に出て、富士山を探すも「ない」。
快晴だったはずが・・・空と同化している。
仕方がない。
新緑を楽しみながら行きましょう。
早めの出発だったので、奥多摩小屋のテン場も空いている。
一張で独占できる場所にテントを張ることができた。
途中、休憩で一緒になった方と出会い、夕食(呑み)を共にする約束をした。
(やっぱり呑みか)
こけた年配の方々もここにテント泊をするらしい。
ここまで到着できてよかったよかった。
山頂に行っても展望は期待できないので、まったりすること。
おっと、拾ったチェア。
道端に置き、所有者が現れれば持って行くだろう。
16時30分ごろから呑み会を始める。
彼は東中野から来た若者(35歳ぐらい???)
いつもは、友達と山に行ってるので、ここがテント泊のデビューのようだ。
彼の夕食は、キムチ鍋。
キムチ鍋の素を小さなナルゲンボトルに入れ、野菜はスーパーで売っている
一人用パック。
この時期、鍋セットは売っていないので、キャベツが主な具であった。
肉も生ではなく、地元で評判のウインナー。
これは参考になった。
かく言う私は、お決まりの「おでん」。
うずらの玉子を追加したぐらい。
お互いに少し交換し、おいしく頂いた。
彼は焼酎をワイン用のプラティバスのような入れ物に入れている。
残っても、持って帰れるし小さくなるからいいようだ。
私は、軽量化のためアルコール度数の高い(ナポレオンの)ブランデー。
20年以上も前のものなので、コルクがボロボロ。
200mlの焼酎のベットボトルに入れてきた。
酔えればいい。
日が沈むと寒くなってきた、と思ったら、雨がポツリポツリ。
これで宴会は終わりにした。
テントに戻っても、まだ明るい。
しかし、前日は3時間も寝ていないので、すぐに寝た。
<2日目>
2時に目が覚める。
真上には星が見えているが、低いところは曇っている。
起きてしまったので、3時30分に出発して4時30分のご来光を見るために
山頂に向かう。
登れば登るほど、ガスってくる。
頂上あたりはガスの中。
しばらく待つも、ご来光はあきらめた。
下山するとガスがなくなり、日の出を拝むことができた。
テントに戻ると、昨日の彼がテントを撤収済。
私が、「石尾根がいい、せめて鷹ノ巣山までは行った方がいい」と言ったので、
一応、そちらに向かうとのこと。
最終的にはどこまで行かれたんだろう。
私も小一時間遅れて出発。
今日は天気がよくて気持ちがいい。
チェアは残ったまま。
仕方がない。
担いで行こう。
春の風を感じながら、往路でパスした七ツ石山に到着。
ここへの登りも割りときつい。
頂上には数人の方。
人数が少ないと、すぐにお友達。
ここでお話した方は、私のルートを参考に鷹巣山に登って来られ、再会。
こんなのもいい。
前回、石尾根は巻き道を通らず、メインルートを歩いた。
今日はテントを担いでいるので、巻き道を選択。
やっぱり何かが違う。
高丸山はお勧めしないが、その他はメインルートのほうがいい。
(高丸山な登るとすぐに下る。かつ展望もない。しんどいだけ)
鷹ノ巣避難小屋に到着。
ここで、奥から登って来られたご夫婦とテーブルで雑談。
毎週登山を目標にされているようだが、なかなか実現できないとのこと。
昨年は、富山まで普通の深夜バス(3列シート)で行ったものの、
寝れなかったとのこと。(夜行バスの事故の後だったのでバスの話題)
黒部五郎岳に行かれたとか。
みなさん、割りと北アルプスに行かれてるんだ。
さて、鷹ノ巣山への急坂を登る。
最後の登りが苦しい。
頂上には5人ほど。
まだ9時過ぎだし、人が少ないのも当然。
3時30分から歩いているので、ここで「ラーメン昼食」。
(ウイスキーが残っていたので、ちょっとだけ頂いた。
やっぱり呑んでしまう)
遠くには、富士山が宙に浮いている。
ちょっとだけ見えるのも、またいい。
実は、もうヘロヘロだった。
テント場の彼はもういない(来たのかもわからないが)。
彼は、ここからバス停方面に下ったんだろうか。
奥多摩駅まで向かったんだろうか。
もし、奥多摩駅に向かったとしたら、私がリタイヤする訳にはいかない。
心新たに奥多摩駅に向かう。
昼食で休んだおかげで、少しは体力も回復したようだ。
巻き道を進み、やっとのことで六ツ石山。
ここは、山道からちょっと逸れないといけない。
行くのをためらったけれど、行ってよかった。
ここでも出会いがあった。
千葉の方とGPSの話で盛り上がる。
ヤマレコもやられていた。
(とっくに日記を作成されていて、メールも頂いた)
色んなところで出会いがある。
自然の中での出会い。
いい感じ。
ここからもエスケープできる。
しかし、テント場の彼は歩いているかもしれない。
やはり奥多摩駅に向かうことにする。
一度、石尾根は歩いているものの、こんなに長かっただろうか。
またまた、抜かれるばかり。
いいんだ、いいんだ、マイペース。
やっとの思いで、登山口に出た。
奥多摩駅までのコースタイムを、ここまでで費やしている。
???
そうだった。
前回も、そうだった。
地図のタイム表示が誤っているんだ。
登山口から奥多摩駅までの40分が記載されていない(はず)。
最新の地図を書店で確認したけれど、直っていなかった。
とぼとぼ、アスファルトの道を下って行く。
途中にショートカットする道もある。
これがまた、疲れた足にこたえる。
やっと奥多摩駅。
拾った「チェアー」を駅前の交番に届けた。
落とし主が現れたら・・・・連絡は要りません
落とし主が現れなかった・・要りません。処分してもらっていいです
こんな確認が行われた。
カメラなら落とし主が現れるようだ。
高価なこともあるが、撮った写真が欲しいのだと思う。
もえぎの湯に行く元気はない。
コンビニでアイスと酎ハイを買って、ホリデー快速で帰宅。
本当に疲れた。
夏山の練習にしては、しんどすぎた。
体力ではなく、気力で歩いた感じ。
「登山は気力」
そんなところも登山の魅力か。
今回もいい方と沢山出会うことができた。
ありがたいこと。
山行から随分経ってからの日記の投稿となってしまった。
ちょっと、凝ってしまったため。
ー命燭髻峺汁」してみようと思ってしまった
RAWから現像してみると、割と時間がかかる。
こんな色だったかなぁと試行錯誤。
「これは」という数枚に凝るべきだった。
GPSロガー
写真にGPS情報を入れたくて購入。
今までのコンデジにもGPSは付いているが、電波を受信するのに
20秒ほどかかる。
さっと撮りたい。
初めてだったので、処理に手間取る。
その上、ヤマレコには1ファイルしかアップできない。
今回は1泊2日なので2ファイルある。
ファイルを結合させないといけない。
やっとカシミールで結合することができ、アップ完了。
奥多摩まで歩かれたんですか。テント担いでだと大変そうですね。しかもチェアまで…。
折角だから持主見つかるといいですね。
石尾根は大好きですが、登山口から奥多摩駅までの舗装路歩きが私も苦手です。
夏に向けて準備万端ですね。
石尾根、あんなに長かったですかね。
チェア分重かった?ですけど。
最後の舗装道路が、疲れに輪をかけます。
まだまだですが、ちょっとずつです。
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