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Yamareco

記録ID: 196702
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ハイキング
八幡平・岩手山・秋田駒

岩手山(馬返から往復)

2012年06月03日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
05:51
距離
10.9km
登り
1,448m
下り
1,446m

コースタイム

7:50 馬返駐車場
8:29 1合目
8:45 2.5合目
9:27 新5合目
10:15 7合目
10:22 8合目避難小屋 10:29
10:43 不動平
10:57 9合目
11:09 岩手山山頂 11:18
11:30 岩手山神社奥宮
11:35 9合目
11:54 8合目避難小屋
12:00 7合目
12:46 4合目(旧道)
13:03 2.5合目
13:14 1合目
13:41 馬返駐車場
天候 快晴 微風
過去天気図(気象庁) 2012年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
馬返駐車場(100台はいけそう)
この上に馬返キャンプ場あり(ここまで車でいけるみたい)
歩行時間片道 4-5分の節約に(笑)
コース状況/
危険箇所等
新道は一部雪渓が残る。旧道にはほとんど雪がない。

富士山のような火山礫が多く、滑りやすい。
気をつけていたのにもかかわらず2回転倒した。
歩き方が悪いのか?

4合目〜5合目〜6合目あたりが急なのぼりできつい。

JTBのガイド「車で行く日本百名山(上)」では新道をお勧めしているが、
地元の方は新道はかえって木々があって蒸し暑いとのこと。
この時期は残雪が新道に残っているのもマイナスポイントか?



馬返駐車場。
ひろ〜い。
2012年06月03日 07:48撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/3 7:48
馬返駐車場。
ひろ〜い。
駐車場からすぐにあるトイレ。
歩いて4-5分のキャンプ場のトイレの方がきれいなようです。
2012年06月03日 07:52撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/3 7:52
駐車場からすぐにあるトイレ。
歩いて4-5分のキャンプ場のトイレの方がきれいなようです。
熊に出会ったら注意しましょう
「出てこないように!」
2012年06月03日 07:57撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/3 7:57
熊に出会ったら注意しましょう
「出てこないように!」
スミレの一種。
2012年06月03日 08:22撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/3 8:22
スミレの一種。
われながら下手な写真。
スミレの仲間か?
2012年06月03日 08:27撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/3 8:27
われながら下手な写真。
スミレの仲間か?
1号目までは長いと岩手山情報にもあります。
2012年06月03日 08:29撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/3 8:29
1号目までは長いと岩手山情報にもあります。
1合目からの階段の先には山頂がちらりと。
階段が終わると、砂礫を登ることになります。
2012年06月03日 08:32撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/3 8:32
1合目からの階段の先には山頂がちらりと。
階段が終わると、砂礫を登ることになります。
2合目。
2012年06月03日 08:40撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/3 8:40
2合目。
登りはなんともないのすが、下りはすべること、すべること。
2012年06月03日 08:41撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/3 8:41
登りはなんともないのすが、下りはすべること、すべること。
2.5合目。
新道を登ります。
旧道には2.5号ではなく、2号5酌の石柱がありました。
2012年06月03日 08:45撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/3 8:45
2.5合目。
新道を登ります。
旧道には2.5号ではなく、2号5酌の石柱がありました。
シラネアオイ。
たくさん咲いていました。
2012年06月03日 08:46撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/3 8:46
シラネアオイ。
たくさん咲いていました。
ムラサキヤシオ?とコガメノキ(白)。
2012年06月03日 08:46撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/3 8:46
ムラサキヤシオ?とコガメノキ(白)。
シラネアオイには、真っ白い花が咲く株があるという話を地元の人に聞きました。
2012年06月03日 08:47撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/3 8:47
シラネアオイには、真っ白い花が咲く株があるという話を地元の人に聞きました。
名前調べ中m(o´・ω・`o)m。
2012年06月03日 08:58撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/3 8:58
名前調べ中m(o´・ω・`o)m。
2012年06月03日 09:04撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/3 9:04
さくら。
2012年06月03日 09:14撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/3 9:14
さくら。
御蔵石。
雪渓をはさんで反対側の旧道にあります。
2012年06月03日 09:53撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/3 9:53
御蔵石。
雪渓をはさんで反対側の旧道にあります。
新6合目で一休み。
滝沢方向が見えています。緑に広がるのは牧場ではなく、自衛隊の演習場だそうです。
2012年06月03日 09:55撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/3 9:55
新6合目で一休み。
滝沢方向が見えています。緑に広がるのは牧場ではなく、自衛隊の演習場だそうです。
新6合目。ここからは、急登を少しだけこなすと道が緩みます。
2012年06月03日 09:55撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/3 9:55
新6合目。ここからは、急登を少しだけこなすと道が緩みます。
七合目で旧道と合流。ここからは緩いのぼりです。
2012年06月03日 10:15撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/3 10:15
七合目で旧道と合流。ここからは緩いのぼりです。
ようやく8合目避難小屋が見えてきました。
2012年06月03日 10:18撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/3 10:18
ようやく8合目避難小屋が見えてきました。
7/1から管理人さんが常駐。
2012年06月03日 10:22撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/3 10:22
7/1から管理人さんが常駐。
管理人さんの代理の方に中を見せてもらいました。山バッジも購入できました。
今週、山開きに備えて荷揚げをするそうです。
2012年06月03日 10:24撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/3 10:24
管理人さんの代理の方に中を見せてもらいました。山バッジも購入できました。
今週、山開きに備えて荷揚げをするそうです。
不動平まではしばらく雪渓を行きます。
一部踏み抜き注意です。
2012年06月03日 10:30撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/3 10:30
不動平まではしばらく雪渓を行きます。
一部踏み抜き注意です。
不動平からは雪はありません。
日当たりのせいか?地熱のせいか?
2012年06月03日 10:43撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/3 10:43
不動平からは雪はありません。
日当たりのせいか?地熱のせいか?
外輪山の入り口なる9合目。
2012年06月03日 10:56撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/3 10:56
外輪山の入り口なる9合目。
外輪山の縁を登り、いよいよ山頂間近。
2012年06月03日 11:07撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/3 11:07
外輪山の縁を登り、いよいよ山頂間近。
ついに山頂。で、山頂の写真を撮るのを忘れてしまいました。写真は内輪山の山頂です。
2012年06月03日 11:09撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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6/3 11:09
ついに山頂。で、山頂の写真を撮るのを忘れてしまいました。写真は内輪山の山頂です。
お鉢めぐりの途中で振り返って山頂を。
2012年06月03日 11:22撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
6/3 11:22
お鉢めぐりの途中で振り返って山頂を。
内輪山の麓にある「岩手山神社奥宮」
2012年06月03日 11:30撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/3 11:30
内輪山の麓にある「岩手山神社奥宮」
8合目避難小屋前にある「御成清水」。流量も多く、冷たくて美味しい水でした。
2012年06月03日 11:54撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/3 11:54
8合目避難小屋前にある「御成清水」。流量も多く、冷たくて美味しい水でした。
御蔵石。
看板はありません。
ここから下が砂礫道で、スリップ注意。
2012年06月03日 12:17撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/3 12:17
御蔵石。
看板はありません。
ここから下が砂礫道で、スリップ注意。
チングルマ。
2012年06月03日 12:42撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/3 12:42
チングルマ。
イワカカミかな?
2012年06月03日 12:42撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/3 12:42
イワカカミかな?
4合目は滑りやすい砂礫道の途中。
2012年06月03日 12:46撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/3 12:46
4合目は滑りやすい砂礫道の途中。
2012年06月03日 12:48撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/3 12:48
6時間弱で登山口に戻りました。
2012年06月03日 13:34撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/3 13:34
6時間弱で登山口に戻りました。
キャンプ場にある鬼又清水。ものすごい湧水量です。お土産に汲んで帰りました。
2012年06月03日 13:35撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/3 13:35
キャンプ場にある鬼又清水。ものすごい湧水量です。お土産に汲んで帰りました。
撮影機器:

感想

高校時代に校外学習の一環として、八幡平松尾校舎に泊まり、岩手山頂を目指しました。あいにくと天候に恵まれず途中で引き返しましたが、38年ぶりに山頂を目指してリベンジです。

*******************

都南つどいの森キャンプ場のキャビン泊でしたが、前日2時間仮眠で早池峰に登ったこともあり10時間以上寝てしまって、登山口についたのは7:30すぎ。
ちょっと予定よりは遅くなってしまいましたが、8時前にはスタートできました。

朝は分厚い雲がかかっており、盛岡からは岩手山が見えない状態でしたので、今日は天気に恵まれないかなあと思っていましたが、どんどん雲が晴れていき、結局晴天での山行きとなりました。

キャンプ場にある登山口には登山カードの記入台があります。
岩手山のカードは、住所・氏名などのほかに、電話やラジオ、食料などの装備品を記入する欄がありました。

しばらくはブナ林のなかを気持ちよく登っていきます。
1合目を過ぎると木の階段があり、上りきるとこの山独特の砂礫の混じった滑りやすい登山道となります。

登りは新道を登り、帰りは旧道を下りましたが、ところどころで両者は連絡道で繋がっています。

4合目を過ぎると新道は急に傾斜がきつく感じられるようになり、6合目までは連日の登山ということもあり、しばし足が止まる時間が長くなってしまいました。ところどころには残雪もあり、ストックを使った方が良かったと思います。

6合目を過ぎて旧道の御蔵岩が見えるようになると、もう少しのがんばりでしでした。7合目での旧道との合流地点の手前でようやく傾斜が緩み、ここからは8合目避難小屋までは低木のなかを行きます。

8合目避難小屋の前で休んでいた人に声をかけると、なんと小屋の管理人代理とのこと。あきらめていた山バッチをここで手に入れることができました。山開き後は、この避難小屋に常駐する方がいるそうです。翌日は山開きに備えて荷揚げをするとのことで、バッジも行く種類かは販売できるようになるそうですが、この日は見本のようなものしかありませんでした。

避難小屋から右手に見えるのが薬師岳とあったので、登山口から見える正面の頂が岩山だと思いながら雪渓を歩いていくと、不動平というところに出ました。ここを右に曲がると岩手山山頂とあり、どうやら薬師岳=岩手山ということのようです。
滑りやすい砂礫の道を、つづら折れで上り詰めると、9合目。外輪山の縁にあたります。ここから外輪山の一番高いところが山頂。火口内には山があり山頂に石が詰まれていますが、外輪山の最高部の方が高く、ここに三角点があるようです。

9合目からは眺めもよく、秋田駒ケ岳などを眺めながらゆっくり登っても30分はかかりません。山頂についたときにはほぼ4人同時に着いたのですが、みな記念写真を撮影してすぐに下山してしまいました。というのも山頂になぜか虫が大量発生。ハエ、アブ.....何種類かの虫が次々によってきて、ゆっくり昼食を取る暇がありません。

結局、おやつのビスケットを何枚か食べただけで、下山。ただし、時計回りに登ってきたので、そのまま時計回りに降りました。いわゆる、お鉢めぐりです。途中からは内輪山との高低差がなくなり、火口原〜岩手山神社奥宮へと降りることができました。

下りは8合目の避難小屋前の清水をたっぷり頂き、旧道を下山しました。
滑りやすい砂礫で2回も転倒。すべった回数は数え切れません。

とにかく2.5合目の合流点へたどり着くまでは気が抜けない状態で非常に疲れました。イワカガミ・チングルマなどの高山植物を愛でながら下山でしたが、あらためて高山植物たちのタフさには感心させられました。

登山口の目の前にある湧水をたっぷりと汲んでから、帰路に着きました。東京まで600km弱でしたが、前の晩に休養を十分取っていたので、睡魔に教われることなく帰京できました。

*****************

高校時代にどこまで登ったかはわかりませんが、少なくとも森林限界線を越えていなかったことは確かです。森林限界から山頂までは1時間以上あり、1学年250名が同時に登るような計画は岩手山の山頂の広さからしておかしな計画です。今から30年以上前の話ですが、天候の変化がなくとも、登頂できなかったのではないかと疑われます。

ただ林間学校の一こまとして、「途中まで登る」=「登山体験」で登らされたのだとすると、あらためてバカにされた気がして腹がたちます。

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