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Yamareco

記録ID: 1968158
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

笹子-滝子山-湯の沢峠-天目温泉

2019年08月11日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
08:55
距離
18.8km
登り
1,609m
下り
1,221m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:12
休憩
0:44
合計
8:56
距離 18.8km 登り 1,610m 下り 1,221m
7:40
4
7:44
10
8:06
8:07
4
8:11
8:13
16
9:19
9:20
71
10:31
13
10:44
10:45
4
10:49
10
10:59
11:01
41
11:42
11:51
13
12:04
16
12:20
46
13:06
13:19
46
14:05
14:07
48
14:55
15:06
38
15:44
15:45
50
16:36
ゴール地点
湯ノ沢峠から湯ノ沢峠登山口までは30分ってハイキング用地図にはあったけれど、私には30分は無理・・・。
天候 晴→曇→晴
過去天気図(気象庁) 2019年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
天目温泉からは大菩薩峠の方からくる栄山交通のバスのほかに市民バスがあります。市民バスの最終は18時台です。
コース状況/
危険箇所等
このルートを行くならば、地図と現在位置が判るものを持参することをおすすめします。私は地形図とコンパス・高度計、ジオグラフィカの入ったスマホを用意しました。
<笹子からジャクショウ尾根を経由して滝子山>
林道からの入り口は写真にあるとおり。ここを曲がると山荘風の建物があります。その付近から踏み跡のはっきりした道があるのですが、今回も間違えました(笑)。リボン、標識などは少ないです。一回未舗装の林道を横切るのですが、そこには標識がありました。
岩場は難しくありませんが、鎖などはありません。
崖上の細い道や崩落して鎖がついている場所などもありますが、それほど危険とは感じませんでした。
尾根上を行きますが、岩の上がルートなのか、巻き道になっているのか迷うことがありました(笑) ガイドブックにある「上級者用」というのは、岩場の難易度ではなく、ルートファインディングの難しさかと。
<滝子山から大谷が丸>
踏み跡が薄いですが、間違えそうな支尾根にロープがあったりします。危険箇所なし。
<大谷が丸から湯の沢峠>
危険箇所なし。道はハッキリしています。
<湯の沢峠から沢沿いに湯の沢峠登山口>
危険箇所なし。渡渉あり。ほぼ道はハッキリしています。増水したら渡れないだろうなという道です。
その他周辺情報 天目温泉。
半分はこの温泉に寄る為に来ているといっても過言ではない。
小さいけれど、ジャグジーと露天風呂がそろっている。露天風呂の直ぐ下には川。
昔は露天風呂の水鏡はなかったのだけれど、これも良いなと思う。水鏡は水に映る風景をただ眺めるだけじゃなく、水に広がる波紋を眺めるのもオツ、だと思うんだよねぇ。
これが510円って最高。
畳敷きの休憩室があり、荷物はそこへ置くようになっている。廊下に地場産品を並べて売っている。ビールなどの飲み物も置いてある。昔は作業所で作ったパンを置いていたのが、ここ数年は見ていない。代わりなのか、手作りおまんじゅうがおいてある。
利用したことはないが、食堂もある。来た時には電気がついているが、帰るときには電気が消えている。
滝子山登山口に近づくとこういうのが。あたたかい手書き。
2019年08月11日 08:00撮影 by  SH-M04, SHARP
2
8/11 8:00
滝子山登山口に近づくとこういうのが。あたたかい手書き。
林道から曲がるところです。ボロボロの柱に赤いリボンが巻いてあるのが目印。
2019年08月11日 08:11撮影 by  SH-M04, SHARP
8/11 8:11
林道から曲がるところです。ボロボロの柱に赤いリボンが巻いてあるのが目印。
2回目だけど間違えた入り口のほう。こんなハッキリした踏み跡があるのに(笑)
2019年08月11日 08:18撮影 by  SH-M04, SHARP
8/11 8:18
2回目だけど間違えた入り口のほう。こんなハッキリした踏み跡があるのに(笑)
ほとんどはこんな感じの優しい尾根。天然ミストで微風が吹くので快適。
2019年08月11日 09:27撮影 by  SH-M04, SHARP
8/11 9:27
ほとんどはこんな感じの優しい尾根。天然ミストで微風が吹くので快適。
岩の連続というより、ちょこっと岩をのりこえのりこえしていく感じ。もうちょっと岩々したとこもあるけど、木でも岩でも掴まり放題、足かけ放題。
むしろ岩のない急坂のほうが厄介w掴まるとこなくてどうしようかと思ったw
2019年08月11日 09:58撮影 by  SH-M04, SHARP
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8/11 9:58
岩の連続というより、ちょこっと岩をのりこえのりこえしていく感じ。もうちょっと岩々したとこもあるけど、木でも岩でも掴まり放題、足かけ放題。
むしろ岩のない急坂のほうが厄介w掴まるとこなくてどうしようかと思ったw
滝子山。一番乗り!と思ったら、先客がいて、それも同じ電車に乗っていた人とわかり、驚き。足速い!お話できて楽しかった。
2019年08月11日 10:32撮影 by  SH-M04, SHARP
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8/11 10:32
滝子山。一番乗り!と思ったら、先客がいて、それも同じ電車に乗っていた人とわかり、驚き。足速い!お話できて楽しかった。
富士山はさっぱりだったけど、ちょっとだけ晴れ間。
2019年08月11日 10:37撮影 by  SH-M04, SHARP
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8/11 10:37
富士山はさっぱりだったけど、ちょっとだけ晴れ間。
大谷ヶ丸の看板は落ちてるけれど、棒は立ってるので見逃すことはあるまい。
2019年08月11日 11:56撮影 by  SH-M04, SHARP
8/11 11:56
大谷ヶ丸の看板は落ちてるけれど、棒は立ってるので見逃すことはあるまい。
オダマキだよね?白くてきれい。調べてみたら、キバナノヤマオダマキって名前がありました。
2019年08月11日 12:28撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
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8/11 12:28
オダマキだよね?白くてきれい。調べてみたら、キバナノヤマオダマキって名前がありました。
ここの稜線はこういう草原と樹林帯が交互に来るので楽しい。
2019年08月11日 12:30撮影 by  SH-M04, SHARP
8/11 12:30
ここの稜線はこういう草原と樹林帯が交互に来るので楽しい。
高々数メートルだけど、掴まるところのない急坂を、足を踏ん張ってハーハーいいながら登る。振り返ると町が見える。
2019年08月11日 12:38撮影 by  SH-M04, SHARP
8/11 12:38
高々数メートルだけど、掴まるところのない急坂を、足を踏ん張ってハーハーいいながら登る。振り返ると町が見える。
マルバダケブキ。ぼちぼちと咲いてました。
2019年08月11日 12:55撮影 by  SH-M04, SHARP
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8/11 12:55
マルバダケブキ。ぼちぼちと咲いてました。
黄色いニガナは結構見るけれど、白いのは珍しい。
2019年08月11日 12:58撮影 by  SH-M04, SHARP
8/11 12:58
黄色いニガナは結構見るけれど、白いのは珍しい。
コウリンカ。ちょうどピークだったよう。最初見たとき、もう枯れかけてるのかと思ったんだけど、もとからこういう花なのね。
2019年08月11日 13:01撮影 by  SH-M04, SHARP
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8/11 13:01
コウリンカ。ちょうどピークだったよう。最初見たとき、もう枯れかけてるのかと思ったんだけど、もとからこういう花なのね。
お花畑に入ると早速これだよ。
2019年08月11日 13:31撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
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8/11 13:31
お花畑に入ると早速これだよ。
歩いてても、足元から蝶が飛び立つ。
2019年08月11日 13:35撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
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8/11 13:35
歩いてても、足元から蝶が飛び立つ。
タチフウロもちょこちょこと。
2019年08月11日 13:41撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
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8/11 13:41
タチフウロもちょこちょこと。
ヤマユリ、ワレモコウ、後ろにあるのはツリガネニンジンかハクサンシャジンか、黄色い花も咲いてるし、フウロも見える。これだけ咲いてると、もうそれだけで楽しい。
2019年08月11日 13:41撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
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8/11 13:41
ヤマユリ、ワレモコウ、後ろにあるのはツリガネニンジンかハクサンシャジンか、黄色い花も咲いてるし、フウロも見える。これだけ咲いてると、もうそれだけで楽しい。
今回はシモツケソウが満開でした。
2019年08月11日 13:49撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
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8/11 13:49
今回はシモツケソウが満開でした。
まあとにかくお花畑。
2019年08月11日 13:50撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
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8/11 13:50
まあとにかくお花畑。
ちょっと進むとこういう樹林帯になるところがまた良い。
2019年08月11日 14:13撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
8/11 14:13
ちょっと進むとこういう樹林帯になるところがまた良い。
そしてまた草原へ。
2019年08月11日 14:32撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
8/11 14:32
そしてまた草原へ。
ここでゆっくりしないと、来た気がしない。
2019年08月11日 14:49撮影 by  SH-M04, SHARP
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8/11 14:49
ここでゆっくりしないと、来た気がしない。
沢沿いを下ります。
2019年08月11日 15:12撮影 by  SH-M04, SHARP
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8/11 15:12
沢沿いを下ります。
苔むした岩なんかがあったり。
2019年08月11日 15:15撮影 by  SH-M04, SHARP
8/11 15:15
苔むした岩なんかがあったり。
そうそう、片足の幅しかない道もあったり(笑)
2019年08月11日 15:22撮影 by  SH-M04, SHARP
8/11 15:22
そうそう、片足の幅しかない道もあったり(笑)
これは渡渉箇所ね。確実にここは登山道、と思ったのでパチリ(笑)。私は石を伝って渡りました。時々どこが道かわからなくて、少し行ってから振り返ると、あ、みたいな(笑)
2019年08月11日 15:35撮影 by  SH-M04, SHARP
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8/11 15:35
これは渡渉箇所ね。確実にここは登山道、と思ったのでパチリ(笑)。私は石を伝って渡りました。時々どこが道かわからなくて、少し行ってから振り返ると、あ、みたいな(笑)
おまけ。
2019年08月11日 15:41撮影 by  SH-M04, SHARP
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8/11 15:41
おまけ。

装備

個人装備
半そでシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 ザック 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 時計(高度計兼用) サングラス ストック カメラ スマホ(GPS兼用 ジオグラフィカ入り) 温泉セット

感想

結局今年も来てしまった。
ごく普通の低山なのに、こんなに花いっぱいで、
いつも不思議に思う。

一昨年来たときは、タチフウロが満開で、
そして、誰にも行き会わず、
一人でその満開の花畑に立っていた。

今年、お盆の中の三連休ということもあろうか、
特に湯の沢峠付近では何人もと行き会った。
ちびっこだらけの団体さんも。

あの子たち、大きくなってから
ここのお花畑を思い出すだろうか?
思い出すとしたら、なにと一緒に思い出すだろうか?

先週山行ってないから体が重いとか、岩場が足りてないとか
そんなこともあって、頑張って登りに来たのだが、
来て思うのは、私の原点ってここで、
この辺りを歩くのは、本当に楽しいってこと。

一番最初、高尾山でも筑波山でもない山として、
はじめて登った山がここで、
水がなくて難儀したこと、親切な人に助けてもらったこと、
鳥の声、咲き乱れる花々に感動したこと、
クマや雷にあって怖かったこと、
そんな思い出と、そして今の風と空と花と。

全部感じながら、この稜線を歩くのは、
本当に楽しい。

年一回はやっぱりここに来ないとなあ。

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