オプタテシケ山〜美瑛岳
- GPS
- 13:02
- 距離
- 27.4km
- 登り
- 2,270m
- 下り
- 1,911m
コースタイム
- 山行
- 4:16
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 4:16
- 山行
- 7:35
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 8:43
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:吹上温泉 |
写真
感想
大雪山〜十勝岳縦走の準備(下見)として、オプタテシケ山に登った。知り合いにはオプタテシケ山と言っても分からないので「十勝岳へ行く」と言っておいたが、結局行かずじまい。
朝、バスに乗った時に足の古傷が急に痛くなり、これは厳しいなぁと思いながら登り始めた。天気はたまに小雨が降り、足元がグチャグチャでよくない状況。歩いていると案の定、足の角度によっては激しい疼痛が。我慢できず途中15分の不本意な休憩を取って、なんとか美瑛富士避難小屋までたどり着いた。今回は秋冬用に購入した新しいテントをテストするつもりだったが、テント場は水が溜まっていたのでパスし、避難小屋に泊まることにした。足の痛みに耐えつつ荷物を整理しながら、明日は速攻で降りようと考えていたら、入れてないと思っていたサロン**EXが出てきた。とりあえず1枚貼って様子見。これにより多少痛みが和らいだ。
翌朝、4時起きの予定が都合により3時起きになってしまったので、予定より1時間早くオプタテシケへアタック。念のためサロン**EXは2枚に貼り替え。明るくなってもガスがかかったままで、最初のピークを超えてもオプタテシケは見えない。オプタテシケに着く頃には来た道は見えるようになったものの、狙っていたトムラウシ方向はガスがかかったまま…残念。帰路の途中から足の痛みは無くなってきたが、小屋で荷物を作り直して再出発するにあたり、痛みが再発するリスクを考えて十勝岳を諦め、美瑛岳経由で早めに降りるPlan-Bに変更した。
美瑛岳は思ったよりピークが立っていて凜々しい山容だった。ここではガスに加えて風(といっても10m/s程度?)があったので早々に降りた。下山の道はそこそこ楽しめるコース。今回は足が痛いので嬉しくないが、厳しい下りあり、渡渉あり、さらに梯子とロープもある。ゴール予定は吹上温泉だが、途中まで望岳台への道と同じ。下っていくと望岳台は見えるが、吹上温泉は見えないので多少の不安が...横にそれた後、なぜか山の中へ。そして、ここから意外なバリエーションがあった。岩場、見事な松の林、そして渡渉。特に渡渉は水位が上がればファミリーは渡るの大変では?通常時でも石が全部濡れている。あと、途中で突然、九条武子の歌碑が現れる。後で調べたら十勝岳の噴火と関わりがあるらしい。これって、なかなか見に行くのが大変な歌碑だと思う。最後の方は薬が切れたのか疼痛が再発。今度、休みを取って病院へ行こうと思う。
足が痛いので最初からストックを使用、本来なら下りだけ使用すべきだが、最近は何故かフルタイムが多い。ストック使用でも足の痛みが気になって周りを見ている余裕なし。そのためナキウサギは見れず(探していない)。地図はポイントごとの確認だけでほとんど見なかった。結局、小屋からの登りと美瑛岳の上の2か所で判断ミスをして行ったり来たりしてしまった。これだけわかりやすいルートならノーミスで行けると思っていたが甘かった。また、水の確保が難しいという事前情報にビビって多めに水を持って上がったが、やはり大量に余らせてしまった。水場としては小屋手前の雪渓はわずかに残っていたものの、登山道近くはポタポタといった感じで取水は難しそう。美瑛岳横の雪渓は大きいので、寄り道が必要だが十分な量がありそうに見えた。
降りた後、黒スズメバチに刺された。
なかなか厳しい山行となった。
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