五番関〜山上ヶ岳・大普賢岳〜無双洞 シャクナゲは沢山、シロヤシオはそこそこ咲いてました。
- GPS
- 09:21
- 距離
- 17.1km
- 登り
- 1,395m
- 下り
- 1,715m
コースタイム
5:41 五番関
7:05 洞辻茶屋
8:15 山上ケ岳
9:06 小笹宿
9:39 阿弥陀ケ森・分岐(伯母谷覗へ)
9:55 伯母谷覗(小休憩)10:07
10:27阿弥陀ケ森・分岐(大普賢岳へ)
11:23 大普賢岳(昼食)12:05
13:15 七曜岳
14:20 無双洞
14:46 水太谷林道・駐車地点下山終了
天候 | 晴れ午後時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
その後、天川村から起点となる五番関トンネル口を目指し、 車を駐車。 登山口に届出ポストの確認取れませんでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【五番関トンネル登山口〜五番関〜山上ケ岳】 登山口からいきなり急登が始まりますが、 十数分で奥駈道・五番関に到着。 五番関から山上ケ岳間はハッキリとした道で、 道迷いの心配は殆どないです。 陀羅尼助茶屋までなだらかな尾根歩き、 少しトラバース気味の崩れた箇所もありますが、 慎重に進めば問題ないと思います。 陀羅尼助茶屋から鎖のある濡れた岩場登りの箇所があり、 注意が必要です。 【山上ケ岳〜阿弥陀ケ森〜伯母谷覗】 笹道、生い茂る木々の中を歩き続けます。 途中の小笹宿は水の流れも豊富で、 テン泊に十分な平地が多く点在してます。 阿弥陀ケ森分岐の案内板に従い、 柏木道にて眺め抜群(個人的意見)伯母谷覗を目指します。 危険箇所もなく、やや標高を下げるように進みます。 【阿弥陀ケ森〜大普賢岳】 特に危険箇所はありませんが、 何度かアップダウンを繰り返します。 シャクナゲが群生しており、 沢山の花を咲かせてます。 【大普賢岳〜七曜岳〜無双道】 大普賢岳から七曜岳間の道もハッキリしており安心ですが、 鎖のある岩場の急登やトラバースがあり、 注意が必要。 大普賢岳から下った水太覗からの眺めはなかなか良いです。 七曜岳から直ぐに行者還岳と無双道方面への分岐があり、 無双洞を目指します。 ここから一気に高度を下げます。 急な下りのうえに木の根のむき出し状態が続き、 大変危険で膝もここでかなりダメージを受けるかも・・・。 急な下り尾根が続きますが、 30〜40分ほど下ると広くなだらかな尾根に辿り着きます。 広い尾根の真ん中あたりに「奈良県警」の左へ案内する白っぽい案内板が現れます。 この案内板を見落とし、 そのまま尾根を直進し道迷いされる方が多いので、 非常に注意が必要です。 無双洞付近は心地よい冷たい空気が漂い、 疲れた体や心を癒してくれます。 しかし落石注意を促す看板があり、 亀裂の入った岩が多く点在してるところでもあり、 長くここで休憩するのは危険と思われます。 近くの水簾滝を写真撮影後、 しばらく進んだところで背後の無双洞方向から、 岩のようなものが崩れ落ちる大きな音を聞きました。 かなり驚きました。 車のデポ地点水太谷林道までテープの印を頼りに下ります。 |
写真
感想
奥駈道制覇、metsにとって第2弾の山行です。
前回大普賢岳-八経ヶ岳と縦走しましたので、今回は五番関-大普賢岳にしました。
縦走になると、登山口と下山口が異なるため、どうしてもマイカー登山がしづらくなります。
比良では電車バスが使えても、大峰では行きのバスの時刻が遅く、又最終も早い(特に平日)為電車バスによる山行は特に日帰りでは困難です。
となると、次に考えるのはタクシー利用。しかし小遣いの少ない私にはそれは無理です。
ということで、マイカー2台によるマイカーデポ方式が大峰ではもっとも有効ではないでしょうか?
ということで組んでみたのが今回のコース。ただ、想定外だったのが登山口の水太林道と五番関間の時間。マイカーでもたっぷり1時間半近くかかりました。
やっぱり大峰は奥深いですわ。
今回のコースは折れ線グラフを見ていただいてもお分かりの通りアップダウンが少なく、しかも小ピークはトラバースしているところが多かったので、楽に快適に歩けました。距離の割りにそんなにハードでもないですよ。
前半の五番関-山上ヶ岳-阿弥陀が森間は木の花はほぼ無しです。
阿弥陀が森から突然シャクナゲ、シロヤシオなどが目立ち始め、シャクナゲは特に今が満開です。私の感覚ではシャクナゲの6ー7割は満開だったと思います。
(因みに5/26-27の縦走では私の感覚では1ー2割)
今が見頃。今年シャクナゲを見られるならお急ぎください。阿弥陀が森〜七曜岳間
でしたらシャクナゲは飽きるほどあります。
それに反してシロヤシオの開花状況はイマイチです。
所々はっとするシロヤシオの木が見られます。
又、縦走での楽しみのひとつに山岳展望があると思いますが、今回印象に残ったのは、鐘掛岩からの大天井岳ー四寸岩山、popoi11さんお奨めの伯母谷覗からの大普賢岳の大迫力が特に印象に残りました。
奥駈道縦走のもうひとつの楽しみは素晴らしい森と笹の縦走路の風景にどっぷり浸れること。特に五番関ー洞辻茶屋間、阿弥陀ヶ森-伯母峰覗、大普賢岳-稚児泊の
自然林の風景は素晴らしかったです。
是非皆様も大峰に足を運んで大峰の素晴らしさをご堪能ください。
popoi11さん。お疲れ様でした。又同行お願いします。
今回metsさんとの山行きです。
起点と下山地点に互いの車をデポしての計画。
R169天が瀬付近に3:30ごろ集合でしたが、
4時間半前の23:00ごろmetsさんより、
『到着仮眠してます』メールが届く。
実はこの時点で、
自分も早めに到着して仮眠するつもりで、車走らせ運転中でした。
先を越されてました。
水太谷林道に車を駐車後、五番関トンネル口へ移動。
奥駈道・五番関を目指します。
半袖で十分だと思ってましたが早朝の大峰はまだまだ気温も低く、
長袖の上着を着込んでの出発です。
車で標高高く行くことができるので、
五番関までそう時間はかかりません。
洞辻茶屋は平日もしくは早朝だったせいか開いておらず、
静かです。
修行者の多い日は、賑やかな光景が見れるんでしょうか。
それまで人と出逢うことなく歩いてきましたが、
山上ヶ岳近くまで来るとお若い修行者お二人とご挨拶。
修行者「よ〜お参り〜」・・・。
私たち「こんにちは」・・・。
metsさんと「私たち登山者が『よ〜お参り〜』とは言いにくいですね。」って話します。また不慣れで言いにくいのが本音です。
先日訪れたばかりの伯母谷覗からの絶景が忘れられず、
立ち寄るわがままをmetsさんに聞いていただきました。
やっぱり絶景でした。
metsさんも「なかなかここから見る大普賢もエエですねぇ〜」。って・・・♫。
大普賢岳近くまで来るとシャクナゲが沢山咲いており、
立ち止まりながらの撮影会。
淡いピンクや濃いピンクの見事な咲き具合です。
七曜岳での小休止。
ここでmetsさんの持ってこられたオレンジが登場。
疲れた体に酸味が響き渡り、
美味しくいただきました。
冷気漂う無双洞での水のみ休憩は最高です。
しばらく居座る思いはありましたが、
割れ目が多い岩場で落石注意の看板に従い、
ほどなくその場を後に沢沿いに近くの車デポ地点目指して下ります。
ところが少し下ったところで、
背後の無双洞方面から大きな割れ落ちる音がしました。
これにはホントびっくりしました。
何が起こったのかはわかりませんが、
多分岩が崩れ落ちたと思います。
起点〜下山地点の距離は結構あり、
朝の車回送と下山後の車回収で行者還トンネルを2回通過するというハード?な1時間ドライブ。
また長丁場なルートでありましたが、
metsさんお付き合いして頂きありがとうございました。
再び車使っての面白い計画考えて、
また是非行きましょう。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
metsさん popoi11さん こんばんはー
どこに行ったのかと思ったら その手できましたか さすがーーーーです
こうなると 次は 車デポと テン泊ですね
それにしても お二人の行動は 体力勝負みたいですね。
私も 付いていけるくらいに トレーニングしないと・・・・
梅雨明けしたら 山の空は 青さが濃くなりますから より高く登りたくなりますね。
期待してますね 次の山
大峰はいろいろな楽しみ方が出来ます。
まだまだ一部分しか試せてませんけど・・・。
道中はもとより、
シロヤシオやシャクナゲを見つけるごとに、
NANIWANさんが話題になってましたよ。
奥峰でクシャミの連発はなかったですか?
梅雨入りしましたが、
NANIWANさんは花を求めて勢力的に山を訪れるんですか?
レコ、楽しみにしてますよ〜。
タイトルの五番関・・・無双洞を見???
やりますね〜車2台ならではのコース取り
単独では考えもしないコース。
参考になるようなな らないような
羨ましいかぎりです。
私も依然、天川村役場と水太林道の間をデポ車の
回送をしましたが、やはり1.5時間くらいかかりました。
大峰プチ縦走をするためにはどうしても避けて通れない手段ですが、疲れますね。
でも、そうでもしても歩きたい大峰縦走。
今が歩きやすい季節ですし、花も多いし。
metsさんの今回の回送ルート、参考にさせていただきま〜す。
梅雨の晴れ間の間で天気がよくて先週末に私が訪れた時とは違い、好天に恵まれましたね。
私も伯母谷覗はそのうち、天気のいい時(展望のよさそうな日に)に行きたいです。
下山後の車の回収ドライブ中には今日の山行の楽しかった話と、
これからの企画で盛り上がったんじゃないですか?
五番関から登るのはちょっとマイナーなルートですが、
駐車場から短時間で大峯奥崖道に着けるので、それが魅力で好きです。
そうそう、「よう、お参り!」は言いにくいですね。私も苦手です。
無理ではありませんが、
単独ではほぼ参考にならないでしょう!
水太谷林道から行者還トンネルへの登りドライブって、
すんごい長いですよ。
車デポ作戦も山行き計画に幅ができ、
単独だと自転車と車のセットで計画するのも楽しいですよね。
今回metsさんのご提案で実現出来ました。
1時間以上の車移動、まして峠越えですからやはり疲れますね。
朝の回送時は期待に胸弾ませ状態で会話も盛り上がり、
時間の経過も忘れてました。
下山後の車回収時は疲れからか、
さすがに長く感じましたが・・・。
でも、そうでもしても歩きたい大峰縦走・・・
正直、病みつきになりますね。
これからもよろしくお願いします。
梅雨入り宣言前日でギリ・セーフでした。
山上ヶ岳が盛り込まれた山行きは、
偶然かいつも天候に恵まれてます。
歩きながら沢山話しました。
今後の作戦と計画・・・
しかし下山後のドライブではさすがに疲れと峠越えの為、
車中は静かでした。
思ってた以上にトンネル〜五番関が短かったので、
びっくりでした。
ココ起点ロングルート計画にはもってこいのアプローチ・ポイントですね。
花のことがあまり詳しくないpopoi11さんが(失礼)、
シャクナゲやシロヤシオの名前を覚えてしまうぐらい、
咲いてましたよ。
大峰レコ楽しみにしてます
ここ数週間で五番関-明星ヶ岳-川合と縦走しましたが、
大峰の縦走路は巻き道も多く、展望、花などを楽しみながら快適に歩けるな、と発見した次第です。
でも、夜中の水太林道走行は、スリルがありましたよ。
今年の私のテーマは奥駈道縦走。
なかなかまとまった休みが取れないので、このような形態になるのかなと思います。
八経ヶ岳ー前鬼が私の次の目標です。
popoi11さんお薦めの伯母谷覗、とうとう晴れました。
わさび谷を挟んで正面に聳える大普賢岳の迫力は
素晴らしいの一言です。
popoiさんが折り返し戻ってきたのも納得の絶景です。
次こそ晴れればいいですね
metsさん popoi11さん こんばんは。
2週間に一度の書き込みにつき、コメントが遅くなりました
この季節にしては、上々のコンディションに恵まれたようですね〜
西の覗きの写真がとてもキレイです
しかし、山上ヶ岳の宿坊って、こんな感じだったんですね。
私の記憶では、霧に包まれた幽玄な雰囲気だったのですが。。。
コメントありがとうございます。
当日は梅雨入り直前だったこともあり、
何とか天候には恵まれました。
metsさんとの山行きはまだ2回ですが、
今のところ天候Good!!が続いてます。
西の覗き・・・
ご存知かと思いますが、
ココからの眺めはスリル満点最高?ですよね。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する