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Yamareco

記録ID: 197491
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越

小尾八幡山 / 水晶・シャクナゲそして金峰!

2012年06月08日(金) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
7.1km
登り
737m
下り
737m

コースタイム

08:30 ゲートから林道に進入。(標高1360m)
09:00 山神祠前から沢沿いに遡上
10:40 尾根筋に出る
11:00 八幡山山頂到着(標高2088m) 以上往路所要2時間30分(標高差728m)
 (100m先で展望を楽しむ) 
11:15 山頂に戻り、ランチ休憩
11:30 山頂出発。下山開始
11:55 尾根鞍部から枯れ沢に降下
 (鉱物探索 約1時間)
13:50 山神祠前
14:10 林道ゲート帰着。   以上復路所要2時間40分(実質1時間40分)
    合計所要時間5時間40分(実質4時間40分)  
天候 天気/ 晴れ(午前)→曇り(午後)
気温/ 20℃(出発時)
風 / 無風
過去天気図(気象庁) 2012年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
甲府方面から茅ヶ岳広域農道〜県道23号線(通称:増富ラジウムライン)でみずがき湖交差点へ。
交差点で右折。増富温泉郷を過ぎ、クリスタルラインに突き当たるY字路で右「黒平・木賊峠」方面へ。
Y字路から約1km、道が右にヘアピンカーブする角で左に未舗装林道が分岐しているので入り、100m先のゲート前で駐車。
林道(=林道本谷線)は通年閉鎖。駐車スペースは約5台分。
コース状況/
危険箇所等
[沢沿いの道]
前半の「沢沿いの道」は踏み跡あり道に迷うことはない。危険箇所もなし。
後半は「沢歩き」。転石多く、苔むした岩の上は特に慎重に。
最後の沢分岐では右が正解。鉱山ワイヤーロープを目印に。
[尾根道]
広い尾根で歩きやすい。ところどころに赤ペイントあり、道に迷うことはない。
八幡山直前からシャクナゲの密林状態だが、踏み跡はしっかりしているのでさほど難しくない。

[コンビニ・トイレ]
周辺にコンビニはまったくありません。須玉IC付近または韮崎IC付近のものをご利用下さい。
みずがき湖前交差点(T字路)を右に曲がったすぐにある「みずがき湖ビジターセンター」が利用できますが、営業時間:8:30〜18:00(火曜定休)。
http://www.city.hokuto.yamanashi.jp/genre/detail/404/

[日帰り入浴]
増富温泉郷入口付近に「増富の湯」。
世界有数のラジウム含有量を誇るという「ラジウム温泉」の源泉に浸かることができます。
(5月〜11月は毎月第4水曜日定休)。
http://www.masutominoyu.com/

[注意)鉱物採集について]
山神祠入口にも警告されていますが、このエリアでは一切の水晶採集は禁止されています。
また、ここは秩父多摩甲斐国立公園内であり、岩石等の採掘は「自然公園法」で規制されています。
ただ常識的に考えて、地面に落ちている程度のものを「拾う」ことまで禁止とは思えませんが、スコップ・ツルハシなどで地面を掘り返すなどは許されません。
掘ったところで売れるような代物はありません。節度を持って対応することが必要と思われます。

[写真]
写真は巾1024pxあります。各写真クリック(巾800px)よりもスライドショーか「詳細ページ」でクリックして頂いた方が大画像になります。
クリスタルラインY字路。
左は瑞牆山方面。ここは右に進む。
クリスタルラインY字路。
左は瑞牆山方面。ここは右に進む。
林道ゲート前に駐車スペースあり。
林道ゲート前に駐車スペースあり。
歩き始めはこんな感じ。
林道でもまるで緑のトンネル!。
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歩き始めはこんな感じ。
林道でもまるで緑のトンネル!。
足元に見かけた花-1)ミヤマハコベ。
足元に見かけた花-1)ミヤマハコベ。
林道分岐。右は「アザミ沢」へ。
ここでは左に。
林道分岐。右は「アザミ沢」へ。
ここでは左に。
道の前方に岩峰が見える。
方向からして「鷹見岩」だ。
道の前方に岩峰が見える。
方向からして「鷹見岩」だ。
足元に見かけた花-2)シロバナヘビイチゴの群落。
足元に見かけた花-2)シロバナヘビイチゴの群落。
山神祠前に到着。
林道脇に石碑が建っている。
ここで林道を外れて右に入る。
山神祠前に到着。
林道脇に石碑が建っている。
ここで林道を外れて右に入る。
立木に注意書き。
「水晶等の採集は一切できません。
採集すると森林法違反で窃盗罪となります。」
とある。
立木に注意書き。
「水晶等の採集は一切できません。
採集すると森林法違反で窃盗罪となります。」
とある。
大岩の前に鎮座する山神祠を望む。
階段もあって本格的だ。
山神祠は水晶採掘の宿泊小屋があった場所の証拠だとか。
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大岩の前に鎮座する山神祠を望む。
階段もあって本格的だ。
山神祠は水晶採掘の宿泊小屋があった場所の証拠だとか。
祠の周りには水晶の「お供え物」。
といっても、濁った「石英」だが。
祠の周りには水晶の「お供え物」。
といっても、濁った「石英」だが。
祠の左から山に入って行く。
祠の左から山に入って行く。
最初は広くて平らなところもあるが、倒木が多い。
最初は広くて平らなところもあるが、倒木が多い。
こんな倒木はくぐって進む。
それにしてもすごい苔!。
まわりは苔ワールドだ。
こんな倒木はくぐって進む。
それにしてもすごい苔!。
まわりは苔ワールドだ。
超現代アート??
超現代アート??
緑がうっそう。暗いような森だ。
緑がうっそう。暗いような森だ。
足元に見かけた花-3)キスミレ。
足元に見かけた花-3)キスミレ。
小さいけれど、私が一番好きな滝。
小さいけれど、私が一番好きな滝。
見上げると森が倒れ込んでくるような錯覚。
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見上げると森が倒れ込んでくるような錯覚。
緑の中を進む。
沢の中に太いワイヤーが出現。
これはかつての鉱山のなごりだろう。
沢の中に太いワイヤーが出現。
これはかつての鉱山のなごりだろう。
足元に山桜の花びら。白い石英も散乱して、一見どちらなのかわからない。
足元に山桜の花びら。白い石英も散乱して、一見どちらなのかわからない。
右側のガケが大きく崩れている。
一瞬躊躇するが、左を進行。
右側のガケが大きく崩れている。
一瞬躊躇するが、左を進行。
足元に見かけた花-4)コミヤマカタバミ。
足元に見かけた花-4)コミヤマカタバミ。
巨大倒木。まるで進行方向を示しているかのよう。
巨大倒木。まるで進行方向を示しているかのよう。
沢の分岐。ここで右に行けばいいのに左を選んでしまった。
ここから先は枯れ沢だ。
沢の分岐。ここで右に行けばいいのに左を選んでしまった。
ここから先は枯れ沢だ。
すぐに沢いっぱいの巾がある巨大な岩に突き当たる。
こりゃ、越えられないか・・・?
すぐに沢いっぱいの巾がある巨大な岩に突き当たる。
こりゃ、越えられないか・・・?
と思ったら、左にわずかな隙間あり通過可能。
と思ったら、左にわずかな隙間あり通過可能。
傾斜が急になり、さらなる障害物が出現。登れるのか?
左の窪みが登れそうだが実際には高すぎて無理。
ここは右を巻くことができた。
傾斜が急になり、さらなる障害物が出現。登れるのか?
左の窪みが登れそうだが実際には高すぎて無理。
ここは右を巻くことができた。
岩を通過した後、振り返ってみる。
足がすくむ急傾斜だ。
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岩を通過した後、振り返ってみる。
足がすくむ急傾斜だ。
沢(というかすでに「谷」か)が左に折れていて先が見えない。
この先、行き止まりでありませんように・・・。
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沢(というかすでに「谷」か)が左に折れていて先が見えない。
この先、行き止まりでありませんように・・・。
が、恐れていたように行き止まり!!!。
奥の壁をよじ登るのに難儀した。
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が、恐れていたように行き止まり!!!。
奥の壁をよじ登るのに難儀した。
谷からよじ登り、10分ほど歩くと尾根に到着。
倒木多いが今までに比べたら楽勝の道。
谷からよじ登り、10分ほど歩くと尾根に到着。
倒木多いが今までに比べたら楽勝の道。
こんなヤブをかき分けたり。
こんなヤブをかき分けたり。
こんな大岩を巻いたり。
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こんな大岩を巻いたり。
さらに、こんなシャクナゲの密林を進む。
花が咲いてりゃきれいだろうに・・、とグチ。
さらに、こんなシャクナゲの密林を進む。
花が咲いてりゃきれいだろうに・・、とグチ。
しかし、咲いているシャクナゲ発見!。
薄ピンク美しい。一挙に気分高揚。
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しかし、咲いているシャクナゲ発見!。
薄ピンク美しい。一挙に気分高揚。
ヤブが切れて展望が開ける。
東の甲府黒平方面。一番奥は小楢山だ。
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ヤブが切れて展望が開ける。
東の甲府黒平方面。一番奥は小楢山だ。
再度シャクナゲのヤブに突入。
しかし花が咲いていれば心は軽い。
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再度シャクナゲのヤブに突入。
しかし花が咲いていれば心は軽い。
この大岩が八幡山の頂上。
木の根を伝って上に登るが、標柱・標識は何もない。
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この大岩が八幡山の頂上。
木の根を伝って上に登るが、標柱・標識は何もない。
金峰山の五丈岩が見える!。でかい。
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金峰山の五丈岩が見える!。でかい。
五丈岩をアップで。
シャクナゲとツーショットだ。
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五丈岩をアップで。
シャクナゲとツーショットだ。
八幡山山頂からさらに進んでみる。
すぐに瑞牆山が現れた。
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八幡山山頂からさらに進んでみる。
すぐに瑞牆山が現れた。
前方に大断崖。これが、かの「千代の吹き上げ」だ。
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前方に大断崖。これが、かの「千代の吹き上げ」だ。
シャクナゲがきれいでいくらでも撮ってしまう。
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シャクナゲがきれいでいくらでも撮ってしまう。
山頂に戻って南を望む。
奇岩が林立。異次元世界の様相だ。
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山頂に戻って南を望む。
奇岩が林立。異次元世界の様相だ。
帰路では「正規の?」沢を目指す。
尾根道前方に2035ピークを見ながら鞍部に降りて行く。
帰路では「正規の?」沢を目指す。
尾根道前方に2035ピークを見ながら鞍部に降りて行く。
尾根道が徐々に右斜面になったこの辺が鞍部らしい。
前方に上り斜面があるのを確認して谷に降下開始。
尾根道が徐々に右斜面になったこの辺が鞍部らしい。
前方に上り斜面があるのを確認して谷に降下開始。
谷はすぐに白い石が散乱し、沢らしくなる。
谷はすぐに白い石が散乱し、沢らしくなる。
途中で鉱物探索。小さな水晶だが形がいい。
これは「採集」ではなく、元通りに捨ててきましたとも。
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途中で鉱物探索。小さな水晶だが形がいい。
これは「採集」ではなく、元通りに捨ててきましたとも。

感想

「八幡山」という名の山は全国にたくさんあります。
そのせいか、この山は山梨では地元集落の名をとって「小尾八幡山(おびはちまんやま)」と呼ばれることも多いようです。
小尾八幡山は標高が2088mもある立派な山なのですが、山梨ではあまり知られた山ではありません。山梨百名山にも選ばれておらず、山にはまともな登山道もありません。

しかし、実は「小尾八幡山」は「鉱物の世界」では水晶の産地として名の知れた地名です。
金峰山の南麓に連なる「須玉(小尾八幡山)」−「黒平(水晶峠)」−「牧丘(乙女鉱山)」という「超有名」水晶産地の一角を占めているのです。
したがって、この三つの地域を結ぶ林道が「クリスタルライン(水晶の道)」と名付けられたのもうなずけることなのでした。
そんな山なので、私は今まで何度か途中まで行ったことはあったのですが、今回は今盛りの(たぶん)シャクナゲを見に、この山のピークハントをしてみようと思い立ちました。

増富からクリスタルラインに入り、枇杷窪沢(びわくぼさわ)沿いの開かずの林道ゲート前に車を停めます。
林道を30分ほど歩いて山神様の祠前から山に入るとすぐに小さな沢のほとりに出ます。この沢は国土地理院の地形図にはまったく記載されていません。
(余談ですが、地形図に表記のない沢はいっぱいあり、現場で突然に沢が現れて混乱することしばしばです。そこで私はいつも地形から沢がありそうな位置に青線を引いた地形図を持参します。)
沢沿いには道と言うほどの道はありませんが、比較的はっきりした踏み跡が続いています。
おそらく年中ほとんど日が当たらず沢からたっぷりと湿気が供給されるせいでしょう。道も沢も倒木も、周囲は苔とシダに覆われて一面の深い緑の世界なのでした。

祠から一時間ほどまでは何度か来た道。しかしその先は初めてです。鉱山の遺物と思われる錆びたワイヤーに導かれて登っていくと、なんと沢が二股に分かれている。
予定通り尾根の鞍部を目指す「右」か、少しでも山頂に近づく「左」か。
ここでかなり悩んで結局「左」に進んだのですが、これが大きなミス。
大岩を超えるのはいいとして、その先はもろい花崗岩が砕けた白砂の斜面。斜度は40度くらいもあります。しかも谷はゆるやかにカーブしていて先が見えない。
まるで雪山を登るようにつま先を一歩ずつ砂に蹴り込みながら上がっていくと、なんと高さ2m以上もある壁面に突き当たって谷が終わっているではないですか!。
でも見ればサイドに大岩があり、これを登れば簡単にクリアできそう。そう思って足を掛けたら、岩が50cmほどもボロリと崩れて谷底にガラガラと落下していきました。ビックリした〜。
ここの花崗岩、ビスケット程度の堅さしかありません。こりゃ頼りにならない。壁面の上には樹木が生え、根っこが露出しているので、あれに手が届けば・・・、と手を伸ばすもあと1mほど届きません。じたばたしてみますが足下の砂がどんどん流れていってしまい状況は悪くなる一方です。
「クリフハンガー状態だね。こりゃ。」など、のんきな考えも浮かびます。
「ここは後ずさりで撤退するか・・・。でもあと1mもないのに。」と結局あきらめきれず、再度もろい岩を頼ることにします。
引っ張るとはがれるので足を押しつける角度を慎重に選んでキック!。上の根っこに飛びついた。成功!。足は宙ぶらりんですが、腕力でずり上がります。

壁の上に上がって谷を見下ろすと、もうここは帰路には使えません。怖すぎです。
「帰りは正規ルートだな。やっぱ」と心に決めて、気を取り直して先を急ぎます。

そこから尾根までの道には赤テープさえありました。いったいどこからここに上がれと言うんだろう?。
約10分で尾根筋に到着し、そこは恐れていたほどの藪こぎにもならず、快適に進みます。
八幡山山頂が近づいた頃になって大岩とシャクナゲ林が出現。でもこれとて大した支障にはなりませんでした。
そしてシャクナゲの花が散見されるようになり、あっけなく山頂に到達。
そこは大岩の上ですがやはりシャクナゲの密林状態で、標識もなく座る場所さえもない所でした。

予定外に早い時刻に到着したので、その先に少し進んでみます。この先は尾根伝いに金峰山まで続く道です。
すぐに左側に瑞牆山の特徴ある姿、そして真正面に絶壁「千代の吹き上げ」。その右には五丈岩を頂いた金峰山が手の届きそうな近くに見えました。
一瞬、このまま金峰まで行っちゃおか、と思いましたが、さすがにそれは無理。

八幡山山頂に戻り、その少し南でシャクナゲの花に囲まれてランチ休憩。幸い天気良く景色も一級品でした。

帰路は予定通り、尾根の鞍部まで進み、そこから谷に下りればなんということなく分岐点まで降下。ここでミスらなけりゃ、あんな思いせずにすんだのになあ、とは後の祭りですね。

谷に水音とともに流れが生まれ、再び緑濃い沢に戻ったあたりで鉱物探索。水晶以外の何か無いかと思いましたが見あたらず。約1時間で切り上げて帰途に就きました。

ちょっとしたアクシデントはありましたが、まっとうなルートが判明したし、尾根の様子はわかったし、きれいなシャクナゲにも会えたし。時間をとればこの尾根筋から金峰山ピークハントもあながち夢ではなさそう。
と、収穫の多い山行となりました。

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コメント

こんばんは
八幡山でしたか
茅ヶ岳に続きバリルートですね
それにしてもしゃくなげの藪こぎは大変そうです

金峰山頂から見ると八幡尾根は魅力的な感じですよね
ここは沢登りかチョキ経由でしか行けないと思ってました。
ここから入ると金峰まで何とかなりそうですね。
さすがです。
2012/6/12 20:46
藪こぎはそれほどでも。
ネット上でシャクナゲの藪こぎが大変という情報が散見されますが、実際歩いてみると、道の踏み跡は非常にはっきりしているし、シャクナゲにはトゲはありませんから茅ヶ岳須玉ルートみたいなイバラの藪こぎに比べれば楽勝。全然大変ではありません。

この間から妙に金峰山が気になってまして、
手元にある「山梨百名山」を見ると
「江戸時代には吉沢、塚原、亀沢、万力、西保、杣口、穂坂、江草、小尾、信州、佐久の十ヶ所から参拝の登山道があり、にぎわった。」
とのこと。
このうち「小尾からのルート」はみずがき山荘の方、江草からのルートが今回の「八幡山尾根ルート」に当たるのかも知れません。
ただ、道々注意していたのですが、そのような遺構のようなものは見あたりませんでしたが・・。
(写真の山神祠が案外それかもしれない・・・)

いずれ、木賊峠−チョキ−八幡山の間の尾根も歩いてみたいと思っています。
だんだん「登山」ではなく「歴史探索(ぶらタモリ)」みたいになってきました(^^)。
2012/6/13 4:30
遺構
写真の山神祠は案外名残かも知れないですね

前歩かれた方のレコをみると
八幡山の先は、小屋の残骸があり、また別に祠に水晶が奉られているそうですよ
踏み跡あるのは心強いですね。
2012/6/13 7:35
RE;nori3様−遺構
nori3様。過去レコまで探していただき恐縮です。
沢入口の山神祠については、ネット検索したところ「銘」が掘ってあるらしく、建立者の名、年月、祭神(大山祇神=おおやまつみのかみ)ということもわかりました。
私はうかつにも祠の裏まで点検しませんでした・・・。
(ちなみに、黒平にある黒戸奈神社の祭神も、この大山祇神だとのこと。)
http://www.genbu.net/data/kai/kurotona_title.htm

最近読んだ「黒平の民俗」によると『水晶採掘の宿泊小屋付近には山神を祭った』とあったので、「これだ!」と思ったのですが、もしかすると金峰山信仰の方かも・・・。
尾根筋の遺構と含め、今後も調査の必要がありそうです。
2012/6/14 3:56
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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