斜里岳 ステキな出会い 北海道遠征③

2019年08月14日(水) [日帰り]

• GPS: 06:29
• 距離: 11.5km
• 登り: 1,062m
• 下り: 1,063m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:10
• 休憩: 1:14
• 合計: 6:24

距離 11.5km 登り 1,071m 下り 1,064m

6:12 清岳荘 登山口
6:30 6:31 旧清岳荘 登山口
7:03 下二股
8:09 8:14 上二股
8:58 9:46 斜里岳
10:21 10:22 上二股
10:25 10:31 竜神ノ池
11:14 11:14 熊見峠
11:49 12:01 下二股
12:26 12:26 旧清岳荘 登山口
12:38 12:41 清岳荘 登山口
12:41 ゴール地点

天候

晴れ 遠方は雲海やや霞多し

アクセス

利用交通機関：

自家用車

レンタカー

コース状況／危険箇所等

ピンクテープがいっぱいあって渡渉地点も迷う事ありません。

その他周辺情報

きよさと温泉「ホテル緑清荘」\390 札幌の銭湯より安い！ 残念ながら露天風呂はありません。

写真

8/14 5:14

朝、道路上から斜里岳を望む。これで昨日の遠距離ドライブが報われました。

8/14 6:12

清岳荘の駐車場は満車状態、私はかろうじて入れました。

8/14 6:16

さて、清岳荘横の登山口から出発。

8/14 6:33

斜里岳は日高や羊蹄山に比べて花は少ない。旧道ではミソガワソウやダイモンジソウが目立ってました。

8/14 6:46

ダイモンジソウ(たぶん亜種の名があると思いますが…)

8/14 6:56

渡渉地点には必ずピンクテープがあります。

8/14 7:03

おお〜、これは勧請縄じゃないですか！勧請縄とは滋賀奈良三重辺りの集落に今も残っている民俗風習です。いわゆる結界のようなもので安全祈願の意味が込められています。決して「通行不可」の印ではありません(笑)

8/14 7:15

沢筋にはいくつもの小滝が出てきます。

8/14 7:22

中にはけっこう大きな滝も

8/14 7:24

トリカブト

8/14 7:36

滝のヘリを登ります。砂岩系の岩のためか、濡れていても滑りません。

8/14 7:49

沢筋は涼しいですね

8/14 7:53

こんな沢筋を登ってきます。

8/14 8:18

ナナカマドの実が赤くなっています。秋にはナナカマドの紅葉が美しい山なんでしょうね。

8/14 8:33

下界が見えてきました

8/14 8:40

馬の背と呼ばれるコルまで上がってくると知床半島の右奥に国後島、択捉島の山も望むことができました。

8/14 8:54

斜里岳神社

8/14 9:06

斜里岳山頂でのんびりとパンを食べ過ごしました。

8/14 9:31

斜里の街並みとオホーツクの海

8/14 9:37

二等三角点「斜里岳」は山頂から東に少し下ったところにあります。

8/14 9:39

ここから見る知床半島は痺れます。また行くことあるでしょうか

8/14 9:40

南側の山並みも美しい。

8/14 10:21

上二股にも勧請縄があります。勧請縄は上下2組というのがけっこう多いのです。これは勧請縄の風習があった地方から移住してきた人によって設置されるようになったものではないでしょうか？(集落を流れる川や道の両端に設置する場合が多いのです)

8/14 10:27

新道から少し寄り道して竜神の池へ。なんという透明な池でしょう！

8/14 10:30

まるで露天風呂のようです(水は冷たいですが)

8/14 11:12

新道からの斜里岳(左)、話が弾んで下山路では写真がありません(笑)

8/14 12:41

清岳荘前の展望台、晴天の下で偶然の出会い、今日はとても良い1日となりました。

8/14 13:27

きよさと温泉「ホテル緑清荘」\390 札幌の銭湯より安い！ 残念ながら露天風呂はありませんが、清潔でゆったりと過ごせます。
レストランが14時までというのが残念。

8/15 11:47

おまけ① 翌日、台風10号接近する中、何とか飛んだ関空行きの飛行機からの岩木山

8/15 11:52

おまけ②雄鹿半島と鳥海山

8/15 12:09

おまけ③佐渡島

8/15 12:20

おまけ④能登半島、この後は台風10号の影響で景色を楽しむことはできませんでした。

撮影機器：

iPhone 7 Plus Apple

感想

クワッチ

8/13息子NからのLINEをきっかけに、はるばるやってきた斜里岳。朝、清岳荘に向かう途上で美しい斜里岳を望むことができ、来て良かった！と胸が高鳴ります。

清岳荘の駐車場は6時には満車状態、臨時駐車スペースにかろうじて停めさせていただきました。

行きは勧請縄が掛けられた沢伝いの旧道、やっぱり夏は登りでも涼しい沢筋の道がいいですね。ピンクテープが随所にあり、渡渉地点を誘導しているので快適ですが、わざわざ勧請縄を掛けるという事は安全祈願をしていると言うことで、裏を返せば事故も起きやすいのでしょうね。

馬の背からは、雲海の上に羅臼岳、その奥に国後島、択捉島の頂も見えました。大学3回生の北海道初上陸以来、北海道には何回も再訪していますが、知床は大学4回生の夏以来です。感慨深い景色に感動しつつ山頂を目指します。
山頂では釧路側は雲海、オホーツク側は晴天でした。パンを食べゆっくりと景色を楽しんで三角点のあるコブへ。知床方向の景色は山頂よりもこちらの方が深い森が続いていて良いですね。

存分に景色を堪能してから下山開始、直下の斜里岳神社の祠辺りでソロの山ガールとすれ違い普段通りの挨拶、その時やたらと目があったのですごく印象に残りました。その後、竜神の池に立ち寄って新道に合流する地点で「N君のお父さん？」と声をかけてきたソロの女性が。先程斜里岳神社の辺りで印象に残ったソロの山ガールこそ、何と息子NがLINEで斜里岳に登る友達がいると言っていた、その友達Yさんだったのでした。そこからの道中はずっと北海道の山の話に花が咲き、あっという間の下山でした。
北海道の山、特に日高の山が好きというYさんの話を聞いていると大学時代に北海道の山が好きになり社会人になってからも毎年のように北海道に来ていた当時の想いと共通する部分がたくさんあり、びっくりする程でした。声をかけてくれたYさんには本当に感謝です。バイタリティ溢れる山好きYさんに出会え、斜里岳登山は楽しい思い出に残る山となりました。