御嶽山〜信仰と噴火〜

2019年08月17日(土) [日帰り]

• GPS: 07:23
• 距離: 10.2km
• 登り: 1,275m
• 下り: 1,259m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:19
• 休憩: 0:47
• 合計: 7:06

距離 10.2km 登り 1,275m 下り 1,276m

6:59 黒沢口六合目・中の湯
7:21 7:25 日野小屋跡
7:39 7:40 飯森小屋(八海山支店)
7:51 7:58 黒沢口七合目・行場山荘
8:42 8:49 黒沢口八合目・女人堂
9:44 9:48 石室山荘
9:59 10:00 覚明堂休泊所
10:04 二ノ池・頂上・黒沢口分岐
10:09 黒沢十字路
10:25 10:26 御嶽頂上避難シェルター(御嶽頂上山荘跡)
10:29 10:30 御嶽山
10:36 御嶽頂上避難シェルター(御嶽頂上山荘跡)
10:47 10:52 黒沢十字路
11:05 11:11 二ノ池山荘
11:18 二ノ池・頂上・黒沢口分岐
11:23 11:24 覚明堂休泊所
11:30 11:36 石室山荘
12:43 黒沢口八合目・女人堂
13:21 黒沢口七合目・行場山荘
13:32 飯森小屋(八海山支店)
13:42 13:45 日野小屋跡
14:01 黒沢口六合目・中の湯
14:05 ゴール地点

天候

雲、時々晴れ。台風一過の快晴とはいきませんでした。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

黒澤口(六合目)の駐車場

コース状況／危険箇所等

水場:なし。山小屋で購入して下さい。
危険:火口付近は、ガスが発生しているので長居は禁物です。
虫:7合目までは蚊が多いです。虫除けスプレーを忘れずに、

その他周辺情報

温泉:ホテル木曽温泉 600円 鉄分が多い良い温泉です。
食事:近くにはペンションしかありません。今回は高山駅の近くで食べました。

写真

8/17 6:43

黒澤登山口の下の駐車場に留めて出発。台風のせいか少なめだと思います。

8/17 6:55

ちゃんと入山規制を読みましょう。

8/17 7:01

六合目の祠でしょうか？

8/17 7:15

この辺りが日野小屋跡かな？

8/17 7:38

七合目の飯盛小屋に到着。越後の八海山と縁があって、普寛行者が御嶽山王滝口を開山した事に由来するらしいです。

8/17 7:38

鐘を突いて進みます。この後も鐘はあります。全部八海山支店の物かなー

8/17 7:49

行場山荘の中の雰囲気。歴史を感じます。力餅が名物。

8/17 7:52

覚明霊神 神社で、登山の安全祈願。

8/17 7:54

御清水、かな

8/17 7:57

七合目の道標。

8/17 7:57

少し歩くと遊歩道との分岐。樹林帯の中です。

8/17 13:00

即身明行者の行場跡。

8/17 13:00

だんだんダケカンバの林になります。

8/17 8:12

なる。この道標は分かりやすい。3000mしかないのかと思ってしまう。

8/17 8:41

八合目の女人堂に来ました。

8/17 8:43

目指す御嶽山を仰ぎます。晴れて欲しい。

8/17 8:47

西国開基の奥は、阿波ケ岳霊神場らしいです。

8/17 8:53

本当に霊場として栄えていたのが分かります。当時は一合目から歩いたでしょうし。でも、ここまで来たら山頂まで行くね。

8/17 8:53

女人堂を見降ろして、

8/17 9:03

いろんな神様が集まってる。

8/17 9:12

7.5合目から御嶽山。雲が😥

8/17 9:16

さっきから半分。残り1500m

8/17 9:37

この霊神も初めてみる。八合目はみう直ぐそこです。

8/17 9:44

八合目の石室山荘。

8/17 9:45

中を通って進みます。

8/17 9:55

9合目は、山荘のすぐ先でした。

8/17 9:59

これが覚明堂かな。

8/17 9:59

覚明霊神

8/17 10:10

ここから規制解除の道を歩きます。火山ガス臭い、硫黄臭いです。

8/17 10:16

あと300！

8/17 10:22

シェルターが3基据えらてました。

8/17 10:22

剣ヶ峰山荘。廃棄するそうです。合掌

8/17 10:23

記念碑が建てられました。合掌

8/17 10:34

58名の方が亡くなられました。加えて5名が行方不明。

8/17 10:25

噴火の強さを物語ってます。

8/17 10:28

新しくなった御嶽神社

8/17 10:28

風化しています。長年の往来を見てきているのでしょう。

8/17 10:28

山頂はガスガスでした。

8/17 10:37

火山灰が固まってコンクリートのようになってます。

8/17 11:01

一の池。火山灰が溜まっているのかな？灰色の上は歩き易いです。

8/17 11:02

こっちが一の池かな？

8/17 11:02

二の池。右端に二の池山荘。

8/17 11:04

二の池山荘は令和元年に新築されました。

8/17 11:05

山頂を仰ぎますが、まだガスです。

8/17 11:07

これだけは、昔のままかな。

8/17 11:23

覚明堂休泊所は、営業していません。

8/17 12:00

御嶽山を仰ぐ位置まで下ってきて食事です。本日はチリヌードルに。

8/17 17:10

下山後は、ホテル木曽温泉で汗を流した後、高山まで移動して、つづみそばで、ワンタン麺大盛。さっぱりした中でも味はしっかりしていました。当然完食です。ご馳走さまでした。

撮影機器：

iPhone 6s Apple

Canon EOS M10 Canon

F-01K FUJITSU

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ 靴下 雨具 日よけ帽子 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 飲料 ガスカートリッジ コンロ 食器 ライター ヘッドランプ ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想

takasun

2014年9月27日の噴火した時は、妙高山に登っていて、下山後のニュースで知りました。昨年から夏季期間だけ、規制解除されるとの事でしたので、登って来ました。

◆信仰の山
覚明行者、普寛行者が江戸時代に一般に開放したとされる登山道から登りました。黒澤口は、覚明が開いた登山道で修験道、霊場としての歴史を感じます。令和の時代に登ったのですが、昭和に登ると雰囲気は違うのだろうと感じます。昔は一合目から登るのでしょうし、大イベントですよね。賑わっていただろうと思います。三大霊山は富士山、白山、立山ですが、御嶽山の方が信仰の深さを感じる山でした。

◆噴火跡
改めて噴火した事を知る良い機会になりました。火山灰、火山ガス、壊れた山荘や道標。その後の5年間で復旧している山荘もあれば、取り壊し中の山荘もあり考えさせられるものがあります。今はレベル1とういう事で、監視も強化されている中、特に問題無く登る事が出来ました。

以前の賑わいとはいかないと思いますが、信仰の歴史を色褪せる事無く、火山に注意して登れたらと思います。次は普寛が開いた王滝口から。