記録ID: 1981164
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ハイキング
中央アルプス
強清水から富士見台へ【百名山の展望は肩透かし、でも涼しかった】
2019年08月18日(日) [日帰り]
体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 05:59
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 726m
- 下り
- 734m
コースタイム
天候 | 晴れ 【気温】強清水:20℃ 富士見台:23℃ 神坂峠:25℃ 強清水:26℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【強清水登山口】 登山届ポスト、東屋と林道すぐ上にトイレの設備が有ります。 水量豊富な水場ですが、飲料には適さない?ようです。 |
その他周辺情報 | 富士見台から富士山は見えません。「富士が見たい」と言う願望が 富士見台になったと言われています。 神坂山【岩田石】の謂れは・・・ 『駒場区と横川区が山の権利を争いその後、入会山の訴訟が示談になり和解した時、駒場区の人が神坂山山頂の大石を境界石とし、「岩田石」と彫ったそうです。 ( 駒場区(=現在の園原)の人は放牧を主としていたため、 仔馬の出産を祈願して”岩田石"と彫ったのでしょうか ) 岩田石は別名子宝の石といわれていました。 駒場の人々にとってこの石は、山の半分を横川に分割した無念の 契約証でもあります。』 |
写真
感想
大型と言われた台風10号も完全に本州を離れた日曜日。
頑張らない登山で展望が得られる山も良いだろうと富士見台へ向かう。
大谷・霧ヶ原線の植林地から振り返っても白山、御嶽方面の雲が多く
一抹の不安を抱きながら強清水で車を降りる。
ひんやりした空気の中を登山口から東山道へ入る。
林道を串刺しするように延びる古代の道。
苔や檜?の林は日陰を作ってくれるが、しばらく歩くとやはり暑い。
やがて笹に覆われ、斜面に絡むような道で沢の音を近くに聞いて
林道へ飛び出すと水またぎの水場に出る。
痺れる様に冷たい水でタオルを浸し一息入れる。
崩壊寸前の避難小屋を過ぎ、浅い谷から離れる様に傾斜を増した
山腹をジグザグと登ると緩やかな尾根に出て神坂峠となる。
東山道最大の難所と言われた峠からは、もうきつい登りは無い。
富士見台へ延びる尾根上の顕著なピークを捲き終えると白山、御嶽
そして南アルプスの姿が・・・?。
ところが薄い雲に遠望が遮られ評判の「百名山展望」は肩透かしだ。
残念だが伸びやかな笹原が広がる富士見台の尾根を神坂山まで
歩いたら、萬岳荘で食事を摂ってゆっくり下ろう。
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コメント
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富士見台で、水の流れを感じながら
歩けるコースがあるとは、新発見でした。
展望は残念でしたね。予報ですと
かなりいいはずでしたのに。
でも、ササ原を、うねうねと
続く道は、気持ちがいいですね。
komakiさん 今晩は。
ササや檜に囲まれた林を辿る東山道も注意しながら歩くと
小さなせせらぎの音が聞こえます。深い笹を掻き分けて道を外れないと
見つかりませんが今の季節は、ほっとできますね。
百名山を展望しながら草原をゆっくり歩きたかったのですが、
夏の花に混じって秋の花が見つかった時は、妙に感傷的になって
しまいました。
こんにちはonetotaniさん
富士見台周辺は1年を通して楽しめる良い場所ですね。
薄曇りで意外に展望が優れなかったみたいですが、開放的な草原の丘は開放的で素晴らしいすね。
南沢山方面に進んだところにも水場があったと思いますが、この周辺の水場は高山並に冷たいですよね。
岩田石にはそんな謂われがあったんですね、参考になりました。
teppanさん 今晩は。
季節によって緑の草原や白い雪原に変わるなだらかな地形に加え、
百名山23座が展望できる立地の良さ。
四季を通じて安らぎを感じさせてくれる山ですね。
コース取りによってのんびりも良し、しっかりも歩くも良しですね。
横川の名水ですか・・・、水またぎや強清水の水も火照った身体を
クールダウンしてくれました。
onetotaniさん、こんにちは。
富士見たい!名前の由来ですか!知りませんでした。
富士見台から富士山が見えたことはありませんが、頑張れば見られるのかと思っていました。
冬の空気の澄んだ日なんか、狙い目かと考えていました
富士山は見えないようですが、展望の山だけに雲が多かったのは残念ですね。
でも、水場も風穴まであり、古代東山道は浪漫を感じる街道です。
新しいプロフィール写真の雷鳥いいですね
バックの緑が爽やかで一段と引き立っています
totokさん 今晩は。
御嶽にも同じように富士見岩が有りますね、地名に強い憧れを
込めたんでしょうね。
深い森の中を歩いていると、ふと冷気を感じる事が有ります。
苔生した保水力の高い山なんでしょうか、堆積した岩の間から冷気が漂う
場所が珍しくないんでしょう。
今回はじめて真夏に歩いてみて、花の場所や地形に関して
新しい発見がありました。
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