奥多摩駅から日原川源流域全山完全周回58km;本仁田山→川苔山→長沢背稜→雲取山→石尾根【源流域ロング周回10;日原川その2】(その他=芋ノ木ドッケ、七ツ石山、鷹ノ巣山、長沢山、酉谷山、三ツドッケ、六ツ石山、蕎麦粒山)


- GPS
- 15:48
- 距離
- 57.8km
- 登り
- 5,280m
- 下り
- 5,307m
コースタイム
2:10 奥多摩町役場P(奥多摩駅前) 予定時刻 3:15
↓ (所要時間 0:15 )
2:25 ゴンザス尾根登山口 (予定所要時間 2:00)
↓ (所要時間 1:42 )
4:07 〜 4:17 本仁田山 曇 休憩 0:10 (予定時刻 5:15)
↓ (所要時間 0:16 ) (予定所要時間 0:10)
4:33 大ダワ 予定時刻 5:25
↓ (所要時間 0:52 ) (予定所要時間 0:45)
5:25 〜 5:27 川苔山 雨12.6℃ 休憩 0:02 予定時刻 6:10
↓ (所要時間 0:39 ) (予定所要時間 0:40)
6:06 〜 6:16 日向沢の峰 曇 休憩 0:10 予定時刻 6:50
↓ (所要時間 0:29 ) (予定所要時間 0:50)
6:45 蕎麦粒山 曇 予定時刻 7:40
↓ (所要時間 0:35 )
7:20 一杯水分岐 (予定所要時間 0:55)
↓ (所要時間 0:25 )
7:45 〜 7:57 三ツドッケ 曇・薄日13.4℃ 休憩 0:12 予定時刻 8:35
↓ (所要時間 1:08 )
9:05 〜 9:12 酉谷避難小屋(水) 休憩 0:07 (予定所要時間 1:40)
↓ (所要時間 0:16 )
9:28 〜 9:33 酉谷山 曇・薄日 休憩 0:05 予定時刻 10:05
↓ (所要時間 0:32 )
10:05 ウトウ尾根分岐 (予定所要時間 1:35)
↓ (所要時間 0:40 )
10:45 〜 11:00 長沢山 曇13.2℃ 休憩 0:15 予定時刻 11:40
↓ (所要時間 0:59 ) (予定所要時間 0:45)
11:59 芋の木ドッケ 曇 予定時刻 12:25
↓ (所要時間 0:15 ) (予定所要時間 0:15)
12:14 大ダワ 予定時刻 12:40
↓ (所要時間 0:17 )
12:31 〜 12:41 雲取山荘(水) 休憩 0:10 (予定所要時間 0:40)
↓ (所要時間 0:19 )
13:00 〜 13:11 雲取山 曇14.0℃ 休憩 0:11 予定時刻 13:20
↓ (所要時間 0:15 )
13:26 奥多摩小屋 (予定所要時間 0:30)
↓ (所要時間 0:15 )
13:41 ブナ坂 予定時刻 13:50
↓ (所要時間 0:10 ) (予定所要時間 0:15)
13:51 七ツ石山 曇 予定時刻 14:05
↓ (所要時間 0:54 ) (予定所要時間 0:50)
14:45 〜 14:55 鷹巣避難小屋 雨14.0℃ 休憩 0:10 予定時刻 14:55
↓ (所要時間 0:17 ) (予定所要時間 0:20)
15:12 〜 15:15 鷹巣山 曇 休憩 0:03 予定時刻 15:15
↓ (所要時間 0:58 ) (予定所要時間 1:00)
16:13 〜 16:18 六ツ石山 曇 休憩 0:05 予定時刻 16:15
↓ (所要時間 1:11 ) (予定所要時間 1:20)
17:29 石尾根登山口 予定時刻 17:35
↓ (所要時間 0:29 ) (予定所要時間 0:25)
17:58 奥多摩町役場P(奥多摩駅前) 予定時刻 18:00
行動合計 15:48 (歩行 14:08 休憩 1:40 ) (予定歩行時間合計 14:45)
天候 | 曇、早朝霧雨、一時霧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
日中は満車のことが多いそうですが、土曜日の21時頃に到着したら、駐車率は半分程度でした。登山出発時(日曜日の朝2時)でも同じ状況、下山時(日曜日の午後6時)も1/3程度は空いていたでしょうか。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【コース状況】 .魁璽江の最難関は、本仁田山〜川苔山間でした。この間は道細くて悪い上に急なアップダウンが多数あり、予想外に時間を浪費しました。 芋の木ドッケの登りも標高差の割にはいつ歩いても予想以上に時間がかかる場所です。距離が思ったよりも長いためでしょうか。 K椶謀鳥海療个蠅蓮急斜面の住宅街の中の車道を上に向かって登っていくと、登山口に立派な道標があります。しかしその後は鳩ノ巣からの道との合流部まで、道標はなく、NHKと書かれた白くて小さい杭にしたがって登りましたが、分岐等があり判り難いです。ヤマレコで前にこのコースを歩いた方のルートをダウンロードしてGPSに入れていたため、迷わずに分岐で曲がることができましたが、無かったらわからなかった可能性はあります。 つ溝背稜は石尾根に比べると道は細いですが、しっかりしていて問題ないと思いますが、何度も通っているなので、余り気にせずに歩いていたためでもあります。 ダ佝根はたいへん広くて立派な歩き易い道です。ほとんどに巻き道があります。今回は高丸、 日影名栗山は巻き道を使用しましたが、ほとんど水平でたいへん歩き易く(走り易い)かえって退屈しました。尾根通しの道の方が展望もあり、変化に富んでいた、楽しいと思います。鷹巣からの下りはなるべく尾根道を歩きました。六つ石山から石尾根の登山口までは植林の中の深くえぐれた部分があります。昨日の雨でぬかるんで滑り易くなっていましたので、これもなるべくくぼみの横の踏み跡を拾って歩きました。登山口から奥多摩駅までは一旦車道を歩きますが、また土の登山道に入ります。道標にしたがって歩けば迷いません。 |
写真
感想
【記録】
出発時刻/高度: 02:08 / 339m
到着時刻/高度: 18:02 / 338m
合計時間: 15時間54分
合計距離: 58.31km
最高点の標高: 1994m
最低点の標高: 320m
累積標高(上り): 4699m
累積標高(下り): 4695m
歩数合計;約86000歩!
【計画詳細】
標高 標高差 区間距離 total距離 予想タイム totalタイム 予定時刻
白丸駐車場 300 3:15
本仁田山 1225 925 6 6 2:00 2:00 5:15
大ダワ 980 -245 1.2 7.2 0:10 2:10 5:25
川苔山 1363 383 2.8 10 0:45 2:55 6:10
踊平 1175 -188 2 12 0:20 3:15 6:30
日向沢ノ峰 1356 181 1.2 13.2 0:20 3:35 6:50
蕎麦粒山 1473 117 3 16.2 0:50 4:25 7:40
鞍部 1366 -107 0.5 16.7 0:05 4:30 7:45
三ツドッケ 1576 210 2.5 19.2 0:50 5:20 8:35
七跳山 1651 75 3 22.2 0:45 6:05 9:20
鞍部 1553 -98 0.5 22.7 0:05 6:10 9:25
酉谷山 1718 165 2.3 25 0:40 6:50 10:05
行福のタオ 1550 -168 1.2 26.2 0:15 7:05 10:20
長沢山 1734 184 4 30.2 1:20 8:25 11:40
仏小屋の頭 1600 -134 1 31.2 0:05 8:30 11:45
芋木のドッケ 1946 346 2 33.2 0:40 9:10 12:25
大ダワ 1650 -296 1 34.2 0:15 9:25 12:40
雲取山 2017 367 2 36.2 0:40 10:05 13:20
ブナ坂 1650 -367 3 39.2 0:30 10:35 13:50
七ツ石山 1757 107 1 40.2 0:15 10:50 14:05
鷹巣山避難小屋 1550 -207 4.5 44.7 0:50 11:40 14:55
鷹巣山 1736 186 1 45.7 0:20 12:00 15:15
六ツ石山 1479 -257 4.5 50.2 1:00 13:00 16:15
奥多摩駅 336 -1143 6.5 56.7 1:20 14:20 17:35
白丸駐車場 300 -36 2.5 59.2 0:25 14:45 18:00
【感想&記録】
日がもっとも長く、真夏ほど暑くないこの時期に、兼ねてから暖めていた、源流域ロング周回コースの中でも特に長い日原川流域全周コースの踏破実行しました。源流域の分水嶺の完全周回を一つの目標にしていますので、長沢背稜+石尾根に、本仁田山も追加しました。
ざっと所要時間を推定してみると、早めに歩いても歩行だけで15時間、プラス休憩2時間で、トータル17時間なので、朝2時に出発して18時下山、日没は19時頃なので、1時間の余裕、と考えて実行しました。
ただし、今回は日帰りでは未経験のロングであり、自らの限界にチャレンジすることになり、どこまでこの予定したペースであるけるか判らなかったので、日原あるいは鴨沢へも下山する可能性が十分にあり、これらの下山ルートをエスケープ用として考えていました。
さて、実際に行ってみると、天候にも恵まれ、ほとんど予想タイム通りに歩きとおすことができました。下山時にはへとへとで足を引きずるようかと思っていましたが、そういうことも無く、まだまだ歩けるかな、と言う感じでした。
天気は曇で朝は霧雨、日中薄日と、全体に涼しくて絶好のトレーニング日和でした。水は、一杯水、酉谷避難小屋、雲取山荘、奥多摩小屋、鷹巣避難小屋で得られるので、1Lしか持ちませんでしたが、酉谷と雲取で補充しただけでした。ただ、湿度が高かったので、登っているときは顔がじっとりと汗で濡れて不快でした。
私の場合、連続で登り続けると、標高差1500mを超えたあたりから、太ももに疲れが出てきますが、今回は三つドッケの登りでその状態となりました。先が思いやられたのですが、長沢山でアミノバイタルのゼリーを食べたところ、コレが効果的面で、その疲れをほとんど感じなくなり、その後の芋の木ドッケと雲取山の大登りを難無く乗り越えることができました。
余力を見ながら、三つドッケと七つ石山、六つ石山は場合によっては巻き道で登りを回避しようかと思っていましたが、すべて登頂することができました。
今回、展望はほとんど得られなかったのですが、疲れを癒してくれたのが、写真にもあるさまざまな花です。特につつじは標高1500m付近でちょうど見ごろで、私の好きな三つドッケ付近では赤いヤマツツジ、白いゴヨウツツジ(シロヤシオ)、ピンクのアカヤシオの3色が咲き競っていて、三つドッケが今まで以上に気に入りました。(先週は那須へつつじを見に行きましたが、1箇所で3色揃い踏みとは行きませんでしたので、特に感動しました。)
七つ石山近くの千本ツツジはピンクがちらほら咲いていましたが、メインの赤いツツジはまだつぼみで余り咲いていませんでした。
また、今回はコレも予想外で芋の木ドッケの登りにてシャクナゲの花も結構見られました。ただ、つぼみをつけていない木も多く、今年は外れ年でしょうか。
その他、イワカカミやイワウチワも1株ずつ見ました(これも芋の木ドッケの登り)
また、もう一つ癒されたのが、新緑です。霧っぽくてしっとりした雰囲気の中で、新緑の葉が瑞々しく輝いていました。特に、幹や岩等が苔むしているところでは、空気までが緑に色付いて見えて、身も心も緑に染まってしまいそうでした。こんなに新緑を美しいと感じたことは、過去に1回あるかないか、といったくらいです。
今回、入山から芋の木ドッケまではだれにも会いませんでした(後から知ったのですが、日原への道路が通行止めだったため、その影響もあったと思われます。知らずに日原へエスケープ下山していたら、たいへんでした)。長沢背稜では熊が心配でしたので、いつもの熊避けスプレーを胸にぶら下げていつでも使える状態であるきました。一度、キジが道脇を走って逃げましたが突然がさがさ音がしてかなりドキッとさせられました。
三峰からの雲取登山道と石尾根の鷹巣までは流石に人が多く何人も会いましたが、それでも時間が遅めだったので、いつもよりは少なく、雲取にしてはたいへん静かな登山を楽しめました。
帰りは、いつもの奥多摩温泉もえぎの湯へよって疲れをとり、とろろ蕎麦を食べて帰りました。この蕎麦には奥多摩産のわさびのおろしたものがたっぷり付いていてますが、コレがたいへん辛いわさびで、全部そばつゆにいれたら、辛すぎました。
もえぎの湯は以下のクーポンで割引(750円⇒650円)なります。
http://kanto.pokanavi.jp/coupon-print.php?eid=00009
事前にネットで調べて、観光荘という旅館がタオル付き550円で、風呂から川が見下ろせるとあり、よさそうだったのですが、夕方は宿泊者優先で、入れないことが多いとのことで、この日もだめでした(下山時に直接telで確認)。次回もまたアタックしてみますが。
shigetoshiさん、こんにちは。
月並みですが、超ロング!すごいですねえ!
30キロでもロングのところを倍の60キロですか。
絶句してしまいました
今年は日原から鷹ノ巣→雲取→三ツドッケと周回して
みようかなあと思っていましたが、今回の記録と比較
すると全然ロングではなくなってしまいます。。。
曇りベースの天候で、ロングには良かった感じでしょうか。
しかし、展望がないと気持ち的にはつらいですね。
お花、特にツツジがきれいです。
長沢背稜でシロヤシオが見られるとは知りません
でした。来年行ってみようかな。キジは驚かせて
くれますよね。結構大きな音がするので、私も何度か
ビクッとさせられました
それにしてもこの綺麗な周回コース、気になります。
う〜ん。。。でも無理だよなあ。。。
shigetoshiさん、こんばんは
超ロングお疲れ様です
何度か考えたことのあるコースですが、日帰りは無理だと諦めていました!!
まさか日帰りとは、、、脱帽です
今回はナイトハイクだったのですね。
もしかして、shigetoshiさんの初めてのナイトハイク・レコでしょうか?
出発2時だとすると、自宅を出たのは0時過ぎ???
日の出は難しかったようですが、梅雨時期ならではの幻想的な夜明けの写真ですね。
季節を感じるしっとりとした朝だったのだと推測します。
アミノバイタルは良く効きますよね
私もロングの時には必ず2つは持参しています!!
何度も助けられました。。。
石楠花がもう咲いていたのですね
先週、奥秩父にいましたがまったくダメでした。。。
石楠花を見に今年も山に行きたいと考えていましたが、芋の木ドッケもいいですね。
youtaroさん、こんにちは!
このコースは自分でも完歩できるとは正直おもっていませんでした。
だから、計画段階で本仁田山をいれるかどうか、悩みました。入れなければ、鳩ノ巣からのコースとなり、参考にさせていただいたbikihanakoさんの昨年のコースとだいたい同じになります。でも、源流域の尾根を一周するためにチャレンジしました
実際に行った見たら意外と行ける、という感じでした。
登りで飛ばしている時に汗をかいた程度で、涼しかったのが良かったと思います。また、コースのほとんどが、歩きなれた道だったことも幸いしています。あと、アミノバイタルにも助けられた。。。
それでも日帰りとしては最長記録更新で、この歳になってもまだまだやれる、と安心した次第です。
aottyさん、こんにちは!
aottyさんも去年のGWに似たようなルート50km近く歩いていますよね。勿論事前に参考にさせていただきました。このaottyさんのルートにちょっと毛が生えたくらいですので、aottyさんも十分行けると思いますよ
時間を考えたら朝2時の出発になりました。ナイトというよりはかなり早朝という意識でした。4時には薄明るくなりましたし。前夜9時に駐車場に到着し、4時間程度はうとうとしていました。
ナイトというと徹夜のイメージですが、一般的にはどうなのでしょうか。
アミノバイタルは今後ロングには欠かせないと思います。今回コレがなかったら厳しかったかも。
シャクナゲは、芋の木ドッケの東側斜面に木は多いのですが、咲いているのは所々で、満開という感じではありませんでした。つぼみも少なかったし。今年はそういうはずれ年なのかな。
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