宮ノ浦岳・永田岳(荒川登山口→淀川登山口)
- GPS
- 56:00
- 距離
- 22.9km
- 登り
- 1,812m
- 下り
- 1,045m
コースタイム
荒川登山口12:35-大株歩道入口-ウィルソン株-縄文杉-16:35高塚小屋
◆2006年 12月2日(土)
高塚小屋7:30-焼野三叉路-永田岳-宮ノ浦岳13:05-16:43淀川小屋
◆2006年 12月3日(日)
淀川小屋8:15-8:55淀川登山口
天候 | 2006年 12月1日(金) 晴れ→曇り 2006年 12月2日(土) 雨 2006年 12月3日(日) 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2006年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー
飛行機
屋久島空港→荒川登山口 約50分 \6,750 淀川登山口→屋久島空港 約55分 \7,900 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道は全体的に整備されていますので安心して歩けます。 |
写真
感想
◆二度目の屋久島
最初の屋久島は2003年12月14日〜16日。登山を始めたのが2003年10月12日の丹沢・大山。登山回数8回目で宮ノ浦岳。今思えばものの順番を弁えぬ暴挙であった。登山を始めた頃はまだ、「日本の滝100選」巡りをやっていた。屋久島には大川の滝という立派な滝があり、この年の夏には会社の冬休みに行くつもりであった。そんなその年の秋に登山を始めたもので「日本の滝100選」大川の滝と「日本百名山」宮ノ浦岳を抱き合わせにした効率の良い計画を考えついてしまった。
山行自体は淀川からの日帰りピストン、雪が降っており花之江河で積もり始めていた。誰も人がいなく心細いなか無事に登頂できた。
そして今回、満を持して2回目の屋久島、宮ノ浦岳。荒川から入り縄文杉を見て高塚小屋に泊まり、二日目は永田岳まで足を伸ばし宮ノ浦岳に登り淀川小屋に泊まり、三日目は下山だけ。そして鹿児島に移動という計画にした。
◆12月1日(金)
飛行機を乗り継いで(羽田→鹿児島→屋久島)無事に到着。タクシーで荒川登山口まで行く。登山口の駐車場は満車だった。出発の時間が12:00を回っていたこともあり人はいなかった。
トロッコ道をとにかく急いだ。ザックは50函▲轡絅薀佞篌竸罎セットなど冬季なのでフル装備で重たかったがとにかく高塚小屋を目標に急いだ。大株歩道の入口、トイレがあるところは縄文杉から戻って来られた方でごった返していた。ここから登山道になる。ウィルソン株を過ぎると大王杉、夫婦杉など樹齢1000年以上の見事な杉が自生していた。そして最後に縄文杉。デッキが造られがっちり保護されていた。木製階段を登り縄文杉を間近に見ることができた。想像を絶する巨大さだった。そして荘厳な雰囲気を醸し出していた。縄文杉の麓で水を補給し高塚小屋に向かう。あっという間に着き本日の行動は終了。
◆12月2日(土)
高塚小屋を後にし焼野三叉路を目指す。焼野三叉路は迷いやすいという前情報であったが確かに登山道や獣道や雨水の流れた跡が錯綜し迷いやすいと感じた。で、焼野三叉路に荷物を置き貴重品だけ持って永田岳に向かう。写真で見る永田岳の雄姿はガスのなか。寒いのでそそくさと戻り今度は宮ノ浦岳に登る。ここからはチラホラ登山者を見かける。今回は全行程で雪の影響はなかった。一週間後だったら冠雪していたかもしれない。宮ノ浦岳から淀川小屋までは前回ピストンしていることもあり、あのときのことを思い出しながらの行程であった。淀川小屋に泊まり客は誰もいなかった。
◆12月3日(日)
この日は淀川登山口に下山し予約していたタクシーで空港に行き、風呂に入ることもなく鹿児島に移動。航空券をフリ―ツアーで取っていたため鹿児島のホテルに泊まることになっていた。翌日、知覧の武家屋敷、神風特攻隊資料館、平川動物園などを回り今回の観光登山は無事終了。
※深田久弥の『日本百名山』に合わせて宮之浦岳ではなく宮ノ浦岳としています。
(2012年6月)
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する