宮之浦岳 永田岳 高盤岳 淀川登山口から日帰り

2024年05月07日(火) [日帰り]

• GPS: 11:34
• 距離: 19.4km
• 登り: 1,540m
• 下り: 1,546m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:16
• 休憩: 1:24
• 合計: 11:40

距離 19.4km 登り 1,540m 下り 1,546m

4:28 スタート地点
4:30 4:31 淀川登山口
5:10 淀川小屋
6:08 展望台
6:14 6:19 小花之江河
6:26 6:28 花之江河
6:39 黒味岳分かれ
7:00 投石平
7:05 投石の岩屋
8:13 8:14 栗生岳
8:28 8:31 宮之浦岳
8:47 焼野三叉路
9:40 10:03 永田岳
10:43 焼野三叉路
10:58 11:09 宮之浦岳
11:21 栗生岳
12:19 12:20 投石の岩屋
12:23 投石平
12:41 12:42 黒味岳分かれ
12:55 13:14 花之江河
13:47 13:59 高盤岳
14:21 14:22 花之江河
14:27 14:37 小花之江河
14:42 展望台
15:36 淀川小屋
16:15 淀川登山口
16:16 ゴール地点

天候

晴れのちガスのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車 飛行機

伊丹空港～鹿児島空港～屋久島空港

レンタカーで淀川登山口へ

コース状況／危険箇所等

携帯電波状況 Rakuten
屋久島は外周部以外は基本的に圏外
例外で何故か黒味岳分岐でだけ通信できた
探せば他にもあるかも

メインルートは自然と調和した登山道
道が水路になっている場所も多い
花崗岩質の岩は滑らないので安心
濡れた木の根が滑るので注意

高盤山へのルートはバリエーションルート
案内板なし 踏み跡薄い ピンクテープあり
洗掘された場所も対応されておらず
1m近い段差も沢山ある
高盤山直下は低木の枝の間を潜りながら
ザックや頭が引っかかって
コースタイムより時間がかかる印象

その他周辺情報

西部林道
1車線区間の舗装林道をゆっくり走っていると
ヤクザル ヤクシカの群れを見る事ができる

千尋の滝
花崗岩の巨岩を穿つ水の力に圧倒された

尾之間温泉
屋久島人気No1の公衆浴場
浴槽の底に敷かれた丸石の下から
温泉が湧き出している
https://www.kagoshima-onsen1010.net/sento-map/yakushima/post-71.php

写真

5/6 9:46

飛行機の窓から着陸直前に見えた
宮之浦港
宮之浦岳は雲の中だ

5/6 10:56

宮之浦港近くにある
益救(やく)神社
御祭神は天津彦彦火火出見尊

5/6 13:17

ヤクザル
車で近づいても逃げない
子猿を抱えた母猿も何頭かいた

5/6 13:28

ヤクシカ
本土のニホンジカの子供サイズ

5/6 13:57

西部地域にある 大川の滝 落差88m
水飛沫が凄くて滝壺に近づけない

5/6 15:31

千尋滝
川に渡された鉄橋の上から滝を見る
屋久島は巨大な岩で出来ているので
雨が降ると海まで一気に流れる
自然のパワーが凄まじい
今までいろんな場所に訪れたけれど
間違いなくこれまでで最強の
パワースポット(物理)だ

5/6 15:33

下流側
水飛沫が勢いよく吹き上がって来て
すぐに傘が裏返える あっと言う間に
全身ずぶ濡れになってしまった

5/7 4:30

今日は長丁場になるので
明ける前に淀川登山口を発つ

5/7 4:56

標高1500mの登山道にサワガニが

5/7 6:15

小花之江河から見る
高盤岳山頂のトーフ岩

5/7 6:25

花之江河から
黒味岳を見上げる

5/7 6:52

岩場の急傾斜も花崗岩のグリップが
しっかりしているので怖くない

5/7 6:56

お〜多段滝だ と写真を撮ったら
この上流の川が登山道だった

5/7 7:02

晴れてきた ここまで来てやっと
永田岳 宮之浦岳が見えた！

5/7 7:18

もう少し進んだらはっきり見えた

5/7 7:20

苔の生えた岩場に勢いよく
水が流れているが
これが登山道

5/7 7:48

翁岳から見ると
栗生岳のピークと重なって
宮之浦岳のピークが見える

5/7 7:57

こんな場所にあった
モアイ岩と携帯トイレブース

5/7 7:59

整備資材が荷上げされており
この前後の登山道の整備中だった
ありがとうございます

5/7 8:01

モアイ岩やトーフ岩に限らず
屋久島の奥山の山頂付近には
岩on岩が沢山ある
翁ヶ岳の山頂の大岩にも小岩が乗っていた

5/7 8:28

宮之浦岳 1936m 九州最高峰
目線と同じ高さに分厚い雲が湧いて来て
周囲の景色が見えなくなってしまった
天気が回復する事を願って
一旦 永田岳へ向かおう

5/7 8:44

登山道のぬかるみに
真新しい鹿の足跡があったが
しばらく歩くと足跡の主がいた
石楠花の葉っぱをモグモグしてる

5/7 9:01

宮之浦岳と永田岳の間の鞍部1736m
ここが宮之浦川の源流

5/7 9:12

ヤクシマシャクナゲの蕾は
ピンク色が強いが

5/7 9:12

花が開くに従って
白っぽく色が変わってゆく
宮之浦岳から永田岳あたりの
開花ピークはもう少し先みたい
ほとんどがまだ蕾だった

5/7 9:16

ドウダンツツジ

5/7 9:42

最後の大岩をよじ登って

5/7 9:44

永田岳ピーク 1886m
晴れていれば海まで見渡せるはずだが
ガスで全く見えない

5/7 9:45

永田岳ピークから宮之浦岳方面
何も見えねぇ

5/7 11:02

宮之浦岳直下にも
巨岩が積み重なっている
下山後に知ったが
この巨岩の間に奥宮があるらしい

5/7 11:04

宮之浦岳に戻ってきたが
ガスが更に濃くなっている

5/7 11:15

全長10cmの小さい コウガイビル
実物は初めて見た

5/7 12:06

ハイノキの白い花
だいたいシャクナゲとセットで
同じ場所に咲いている

5/7 12:11

ヤマツツジ
バックが青空だと映えるんだけど

5/7 12:42

景色が期待出来ないので
黒味岳はパス
あと 何故かこの場所だけ
スマホの電波が入った

5/7 13:08

こんな場所にひっそりと
携帯トイレブース

5/7 13:15

は 晴れてきた？
戻って黒味岳登るか？
どうしようか迷った挙句
高盤岳へ向かうことにした

5/7 13:16

花之江河から
湯泊登山道への入り口には
注意書きの看板があった

5/7 13:19

分岐を湯泊側へ

5/7 13:22

整備される前の宮之浦岳登山道も
こんな感じだったのかな

5/7 13:31

沢に渡された丸木橋
怖いので沢に降りてジャンプした

5/7 13:34

岩の上に生えた杉の木
これでも100歳以上ありそう

5/7 13:36

湯泊登山道から
高盤岳への案内板ない
ピンクテープを目印に林に分け入る

5/7 13:37

倒れた木の上に育った木
下の木が朽ちると空洞になる
屋久島の森では至る所で見られる

5/7 13:48

高盤岳 山頂
端の方の比較的小さい岩だが
それでも10m以上ありそう
近くで見ると巨岩に圧倒される
クライミング技術と装備がなければ
岩の上へは上がれなさそう

5/7 13:49

南側 割石岳と
鋭い岩山はモッチョム岳？

5/7 13:53

高盤山から北側
黒味岳に隠れて宮之浦岳は見えなかった

5/7 13:55

トーフ岩
大きすぎて全景が写真に入らない

5/7 14:15

このルート
洗掘対策がされておらず
大きな段差を超えないといけない

5/7 14:35

小花之江河の流れに
2cmほどの小さな
オタマジャクシが沢山いた
登山道でも時折みかけた
ヤクシマタゴガエルだろうか

5/7 14:43

登山道に「展望所」の案内標識が立っていた
期待せず 20m程歩いて岩場に出たが
なかなかの眺望
投石岳 安房岳 翁岳かな？
やはり宮之浦岳は見えない

5/7 15:35

淀川小屋まで降りて来た
すぐ傍に清流が流れている
すごい透明度だけど魚影は見えない

5/7 16:16

無事帰還
登山口の公衆トイレの前に
携帯トイレ回収BOXがあった

5/8 20:04

益救神社御朱印と登山守

撮影機器：

iPhone XR Apple

感想

koxjin

百名山で百霊峰で九州最高峰
ずっと登りたかった洋上のアルプス
淀川登山口が既に標高1367mなので
山頂までの単純標高差は600mもない
だけど細かいアップダウンが沢山あり
下山時の登り返しもキツくて
かなりタフなコースだった

登っている途上では晴天だったのに
山頂に着くあたりになると雲が湧き出し
宮之浦岳や永田岳山頂では
ガスで全く周りが見えなくなってしまった
奥山三山の黒味岳にも登りたかったし
宮之浦岳山頂の奥宮にもお参りしていなかった
千尋滝にもまた行きたい
満開のヤクシマシャクナゲも見たい
モッチョム岳にも登ってみたい

念願の宮之浦岳に登頂出来たのに
逆にやりたい事が増えてしまった
来年もまた5月末に屋久島に来ようと思う