甲斐駒ヶ岳ー32年7か月ぶりでした
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- GPS
- 13:50
- 距離
- 19.9km
- 登り
- 2,706m
- 下り
- 2,705m
コースタイム
- 山行
- 12:42
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 13:50
4:10 竹宇駒ヶ岳神社
5:28 笹の平分岐
6:25 刃渡り
6:39 刀利天狗
7:17 五合目小屋跡
7:30 屏風小屋跡
8:14 七丈小屋
9:36 八合目御来迎場
10:38 駒ヶ岳神社本宮
10:41 甲斐駒ヶ岳
11:27 摩利支天
12:23 甲斐駒ヶ岳 頂上
17:53 尾白谷渓谷駐車場
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
上部半分ほどは梯子に鎖ありのアスレチック |
その他周辺情報 | 尾白谷温泉 市外820円 |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
感想
盆休みもなくようやくの3連休ですが、なぜか初日の天気は今一歩で当初は槍穂縦走を予定していたけど、悪天で無理そう。で、どうやら甲府辺りなら初日は無理でもあと2日間は行けそうなので、遠いですが以前から気になっていた黒戸尾根としました。ここは三大急登と言われていてその中で一番標高差があるためです。また、あの突き刺さった剣も気になっていました。そして、昔に高校の同級生が甲斐駒ほど綺麗な山は無いといつも言っていたためです。
さて、実はここに来るのは32年前の1月半ば以来です。なぜか初めての雪山が厳冬期の南アルプスでした。それは本格的にアイゼンデビューでもありました。当時はツレに連れられて道具は借り物で戸台から当然歩いて登り、テントを張りました。仙丈ケ岳、甲斐駒ヶ岳と登って寒さとナイフリッジがとても怖かった思い出があります。なぜかそれ以来となりました。北岳や間ノ岳、荒川三山、塩見岳はいっているのにねぇ。
前置きは長くなりましたが、とりあえず標高差2200mなので4時に出発、一人を抜いて途中でもう一人を抜きました。この時間でも風は無く暑くて汗だく!眼鏡も見えなくなったので、休んでいると抜かした方が追い付かれました。少し話すとここは6回ほど来て居られて詳しい模様。こっちは初めてで特に入念な下調べはしていないので、解説してもらいながら登ります。まだ登山を始めて7年ほどだそうですが、厳しい所を登っておられる。特にこちらは岩にとりつくのはもう記憶にないくらい昔のことなので、ありがたいアドバイスを頂きます。
こんな山に来るのによく調べていなかったのも悪いですが、次から次に急登と梯子、鎖場もあります。昔取った杵柄⁈で時間は掛かりますが、何とかこなしていきます。やはり標高2500m辺りから息も荒くなります。頂上手前についてもう一人の方から摩利支天へ行きませんか?と誘われました。時間も予定より掛かっており一人ならまず100%キャンセルですが、これを逃すとまず行けないと思ったためすぐに承諾しました。
摩利支天は上から見るとかなり下っていそう。ルートはもろい岩のためにぐるーと回っていきます。写真を撮ってそれから頂上へ行きます。人は多くて北沢峠からたくさん来られます。黒戸尾根からの日帰りはどうやらツワモノ?らしいです。ここが綺麗と言われる所以は、北沢峠から晴れた日に見たら青空と白い山肌のコンストラストが綺麗なためらしいです。ぜひとも見てみたいものです。
下りもお話を伺いながら降りていきます。話は尽きることなくホンマに相方みたいになっていました。テン場で若い兄ちゃんと山と自転車の話は面白かったです。それから後半の下りは飛ばしてようやくホンマに長ーーい道を明るい内に降りてこれました。この方100名山を目指しているそうで大峰系か白山に行かれるときはぜひとも誘ってくださいとお願いしました。本当にお世話になりました。ありがとうございました。
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