(64)幌尻岳 額平川で最難関の洗礼を浴びる

2019年08月23日(金) ~ 2019年08月25日(日)

• GPS: --:--
• 距離: 22.6km
• 登り: 1,753m
• 下り: 1,725m

コースタイム

1日目

• 山行: 10:13
• 休憩: 0:57
• 合計: 11:10

5:20 奥幌尻橋 登山口
7:10 7:12 北海道電力取水施設
8:00 8:07 渡渉開始地点
10:00 10:40 幌尻山荘
12:10 12:12 命の水
13:57 14:03 幌尻岳
16:30 幌尻山荘

2日目

• 山行: 4:48
• 休憩: 0:00
• 合計: 4:48

6:32 幌尻山荘
9:25 北海道電力取水施設
11:20 奥幌尻橋 登山口

天候

8/24 雨　8/25 晴れ 時々 曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー 自家用車 飛行機

（往路）6:50発 羽田空港 ANA4711−8:20着 新千歳空港ー8:50発レンタカー10:20着 とよぬか山荘 （前泊）
（復路） とよぬか山荘 12:50発 タクシ-−13:20着 平取温泉 14:50発 道南バス−15:34着 富川市街 （徒歩5分）16:10発 富川大町 ペガサス号 ―18:00着 札幌駅 18:05発 快速エアポート−18:51着 新千歳空港 21:25発 ANA084-23:00着 羽田空港

タクシー（とよぬか山荘〜平取温泉）7430円/台　振内交通　Tel：[phone]
ペガサス号 （富川大町〜札幌駅）　TEL[phone]円/人　
道南バス時刻表　http://www.donanbus.co.jp/kougai/wp-content/uploads/sites/4/2019/06/主要時刻表日高版2019.4.1_3.pdf

その他周辺情報

平取温泉　ゆから　http://www.biratori-onsen.com/spa/
　　　　　　　　　日帰り入浴　500円　10:00〜22:00　
　　　　　　　　　ランチラストオーダ　14:00まで　　　　　　　　　　

写真

8/23 11:07

8月23日に乗る予定だったバスは増水で運休。とよぬか山荘に、一晩足止め。

8/23 11:19

亡くなった3人は、日本山岳会のベテラン。ザイルを張っていたのに何故？

8/24 7:12

24日の朝、始発のシャトルバスに乗り、取水施設まで登って来た。

8/24 7:12

取水口の水量。これで渡渉の最高水位は腿まである。

8/24 7:12

ここから、登山道。

8/24 8:05

渡渉開始点で沢を渡る準備をする。私の靴は水陸両用なので、そのまま。

8/24 8:05

最初の渡渉はまだ浅い。＜雨のため、この先の撮影は帰り道で＞

8/24 10:03

10時に幌尻山荘に到着。食事と着替えをしてから山頂へ。

8/24 13:57

百名山64座目の幌尻岳山頂。雨での登頂は文句なしの百名山最難関だと思いたい。

8/24 14:40

＜雨が止んだので下りながらの花レポ＞　チングルマはもう綿毛だ。

8/24 14:50

クロウスゴ（ツツジ科）も美味しそうに実っている。

8/24 14:50

コウメバチソウ（ユキノシタ科）

8/24 14:52

トウヒレン（キク科）の仲間

8/24 14:54

アキノキリンソウ（キク科）と種になったフウロソウ

8/24 14:55

紅葉している。

8/24 14:56

オトギリソウ（オトギリソウ科）

8/24 15:02

チシマヒョウタンボク（スイカズラ科）ヒョウタン型の赤い実。

8/24 16:38

キツリフネ（ツリフネソウ科）山荘の周辺にて

8/25 6:28

25日の朝6時半。もう誰も居ない幌尻山荘。お昼のバスを目指し下山する。

8/25 6:32

山荘前の沢。今日の水量はどうかな？

8/25 7:03

渡渉というより、沢の中を歩くような箇所も多い。コースの見極めが大切。

8/25 7:04

エゾオヤマリンドウ（リンドウ科）

8/25 7:05

ミヤマダイモンジソウ（ユキノシタ科）湿った岩場に沢山

8/25 7:08

この岩まで水位が上がったら大変だ。

8/25 7:13

8/25 7:14

浅いと思って渡り始めるが・・・

8/25 7:15

思わぬ深みにハマったりする。

8/25 7:20

エゾルリトラノオ（ゴマノハグサ科）とても小さい

8/25 7:20

ミソガワソウ（シソ科）

8/25 7:21

サラシナショウマ？（キンポウゲ科）　北海道にも生えるのかな

8/25 7:46

8/25 8:42

エゾトリカブト（キンポウゲ科）花が房になっている

8/25 9:02

渡渉が終わっても油断は禁物の登山道

8/25 9:15

ほっとするような美しい場所もある。

8/25 9:18

水たまりのエゾサンショウウオ君、ただいま。

8/25 9:20

最後のへつり、あと少し。

8/25 9:24

取水施設に無事到着。

8/25 9:25

来た時と同じ位の水位かな。帰りも腿まで浸かった。

8/25 11:18

後は、ひたすら第二ゲートまでの林道歩き。

8/25 11:19

シャトルバス乗車場所に到着。トイレとプレハブ小屋と水場がある。

8/25 14:44

平取温泉「ゆから」でお昼ご飯と入浴。ここから札幌駅までバスを乗り継ぎ帰る。

8/25 13:32

「ゆから」で、一番人気の和牛ステーキ丼1500円。びらとり和牛が美味しかった。

撮影機器：

E-PL8 OLYMPUS CORPORATION

SO-03L Sony

装備

MYアイテム

nibpon

重量：-kg

個人装備

長袖シャツ ズボン 靴下 手袋 雨具 帽子 着替え 靴（渡渉も考慮） ザック 食料（7食分) 行動食 飲料(1L) 地図 コンパス 笛 計画書 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 ポケットティッシュ 保険証 携帯電話 時計(GPS) サングラス タオル Suica 寝袋＆カバー コッフェル マット ヘッドライト 日焼け止め 交通費など 傘 ダウン

共同装備

携帯用浄水器 コンロの着火部

感想

nibpon

　新千歳空港に降りると、シャトルバスが川の増水で運休との連絡が入いる。とよぬか山荘の前泊の予約はしていない。取り合えず車で送ってもらうと、キャンセルが出て泊まれることになった。びしょ濡れで下山してくる人達がいて、迎えのバスは動いているようだ。
　翌朝、また雨が降っていたが始発のバスに乗る。額平川の水位は、腿くらいまであった。途中で足を滑らせ流されたりもした。リュックが浮くので、後ろから持ち上げられるようになる。川に流されるってこんな感じなんだと思った。うつ伏せになってしまったら溺れる。腰を落として足を川底につけば大丈夫。流されないようにするには、手をつなぐことも有効だった。足の数が増えるので安定する感じになる。
　幌尻山荘に着いてから着替えと食事をして、幌尻岳へ向かったのは私達が一番最後。小屋番さんに「時間見ないと、クマに食われるぞ」と心配されたが、山頂までは通常の登山。荷物も軽くなるのでスピードアップして、6時間で戻ることが出来た。
　最終日は下山だけ。お昼のシャトルバスに間に合えば良い。水位は変わらず腿まであった。天気は良かったので、写真を撮りながらのんびり下山。百名山最難関の洗礼をしっかりと浴びたが、無事に登れてしまえば結構楽しい2日間だった。また一つ、妙な自信がついてしまった気がする。