新弟子 〜西別岳ハイキング〜
- GPS
- 05:21
- 距離
- 6.4km
- 登り
- 531m
- 下り
- 521m
コースタイム
天候 | 下界は晴れ、山頂はガス・霧雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
よく整備されています 利助さん、いつもありがとう! |
その他周辺情報 | からまつの湯 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
サングラス
ストック
カメラ
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感想
一條秀吉君が、自ら登山計画をプロデュースします。声を掛けたのが小林大輔君(仮名)と岸本陸君(仮名)。そして小林君(仮名)に「kenyoさんにも声を掛けたんですか?」と問われ、慌てて私にも誘いの打診がありました。(笑
そして今日もプロデューサーの一條君自身が車を出してくれます。一條君は趣味の合うこの二人が大好きであると共に、この二人の前では何故かエラそうな態度になります。行きの車内ではお互い好きな女優さんの話で盛り上がっていました。どうやら一條君の好きな女優さんは「黒川サリナ」という名前のようでした。私は聞いたことのない名前です。時代と言うか、世代の違いを感じさせられます。そんな彼らを見て、私は今日のチームリーダーに一條君を指名します。一條君は張り切って先導役を買って出ます。私は最後尾をついて歩くことにしました。
一條先生は後輩たち(仮名)の前で貫録を見せつけるかのようにすたすたと歩き、私たちを引き離しては「うぐいす谷」「がまん坂」の標識で後続を待つ余裕を見せます。特に、今回が初めての登山になる岸本君(仮名)には登山の基本をレクチャーし始めます。
小林君(仮名)が、私に耳打ちします。「雌阿寒の時に僕に言っていたことと同じことを言ってますね。」一條君にとって身を以て知る体験談なのでしょう。微笑ましい光景です。
ところが、がまん坂を良いペースで登っていた一條君の様子が乱れます。恐らくオーバーペースです。
それまで偉そうに語っていた一條君の口から発せられる言葉が「言い訳」に変わります。「かなり速いペースで登ったからなぁ」「過去最高のペースかもしれない」「息は苦しくないんだけど、脚が前に出ないんだよなぁ」一條先生、今回が西別岳3度目です。一條先生のペースがみるみる遅れ、代わりに前回の雌阿寒岳の登山時にバテバテだった小林大輔君(仮名)が先頭に立ちます。今日の小林君(仮名)は最後までシッカリした足取りでした。きっと、雌阿寒岳での一條先生の指導が的確だったのでしょう。
一條先生はとうとう今回が初めての登山の岸本君(仮名)にも先を譲ります。
「先生」の面目が丸つぶれになります。
しかし岸本陸君(仮名)も途中から脚の痛みを訴えるようになり、徐々に遅れ始めます。同時に、一條先生の鼻息が復活します。
リスケ山分岐から登山道はアップダウンの少ない稜線に入り、登りが苦手な人には天国になります。一條君の脚勢が復活し、とうとう西別岳の山頂を征服します。小林君(仮名)との抱擁。がっぷり四つです。そのうち、危ない方向に走らないか心配になります。(笑
山麓はとてもいいお天気だったのですが、山頂は、と言うか途中からガスの中に入り、山頂も強風&ガスガス、横殴りの霧雨状態でした。しばらく待機しましたが、晴れそうもないので下山します。下山途中、一瞬だけガスが晴れて摩周湖の姿が見えました。「おおおおっ!」歓声が上がります。
私は下山(彼らの脚)を心配したのですが、杞憂でした。やはり今の彼らには今日の西別岳はベストチョイスだったようです。想定よりも早く下山することが出来ました。
下山後、真っ直ぐからまつの湯に向かいました。まだ24歳の岸本陸君(仮名)はこのような無料野天風呂の経験がなかったようで、この温泉にとても感激していました。彼が期待していた「蛇」こそ出てきませんでしたが、満足してくれたようです。さて、厚岸に帰ります。
帰宅後は、私の家の庭に集まって反省会です。食べて飲んで・・・消費したカロリーの数倍のカロリーを摂取してしまったのではないかなぁ。
コメント
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今回も新キャラの登場で、期待を裏切らない秀逸レコですね。
まだ見ぬ一條秀吉君に想いを募らせる毎日です。笑
それにしても、これほどの重量級が3名も揃う厚岸にはどれほど美味しいものがあるのかと思います。がんばったら3年後には半分ぐらいまでサイズダウンできそうな気もしますが、そうなったら癒し効果は半減するのかなとも思います。
コメントありがとうございます!
「やる気」を見せはするものの、あまりにもヘタレな一條君。dominonさんにそこまで想われるとは正直妬けます。(笑
1年半前に転職して以来、20kg増えた一條君がそう簡単に半分になるとは想像できませんが、学生時代は今の半分だったと言います。(学生時代のことを言えば、私も今より30kg近く細かったですけど)厚岸には確かに美味しい素材がたくさんありますが、それも料理人次第です。一條君は自分が作った料理をfacebookによくアップしますが、周囲からの評判は散々です。
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=942562359279954&set=pb.100005785953986.-2207520000.1566966034.&type=3&theater
「やることなすことネタになる人」
それが一條君の持ち味です。
そして頑張っているワリに体重が上昇曲線を描いているのは我々の共通の悩みでもあります。ご安心下さい。癒し効果はそう簡単に減少しませんから。
kenyoさん
こんばんわ。
下山中、がまん坂でお会いしました。
「あと5分」とか言っていた者です。
今度見かけたら声を掛けますね。
その時はよろしくお願いします。
こんばんは!
私は確か、「5分にも個人差がありますからね」とか言いましたっけ。(笑
実際、あれから「がまん坂終わり」まで10分以上を要してしまいました。
「からまつの湯」で現地の方から「大学の相撲部かと思いました!」と言われ、「私がそんなに若く見えるのかな?」と思っていたら、「あなたは怖い顔の鬼コーチかと思った」ですって。同行メンバーに「オレってそんなに顔が怖い?」と聞くと、全員が「最初は怖い人だと思っていました」と返すので、「優しい男」を目指す私としては少なからずショックでした。どうぞ怖がらないでお声掛け下さい。
例のメンバーとは、まだまだしばらく近場の低山を登ることになりそうです。こちらこそ宜しくお願いします。
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