針ノ木岳
- GPS
- 03:40
- 距離
- 5.2km
- 登り
- 1,446m
- 下り
- 7m
コースタイム
8:30針ノ木小屋-9:20針ノ木岳 9:50針ノ木岳発-10:25針ノ木小屋 休憩
11:00針ノ木小屋-11:30雪渓取付-12:50登山口
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口から大沢小屋まで行きは南側の川の左岸ルート(冬道?)を行った。 一旦渡河しなければならないが、増水していなければこちらのルートの方が歩きやすく時間短縮になるのではと思う。 帰りに大沢小屋より通常のコースを下ったが、コース沿いに熊の糞らしきものがいたるところにあったり、 起伏の上下が多く自分としては南側ルートのほうが楽に思えた 。 針ノ木小屋から針木岳への雪道ルートは、上部で岩場との接する箇所での踏み抜き注意されたし。 中が大きな空洞になってい落ちたら怪我をしかねない。 また針ノ木岳への最後の20mは雪面が急なため迂回して山頂へ |
写真
感想
梅雨入りとなったがこの日は午前中は何とか天気が良さそうだったので急いで行ってきた。
帰りは尻セードで楽勝、またそろそろ花も咲き始めるだろうと期待していたがその通りだった。
行きは通常ルートと違って川の左岸を行くコースを取った。
最後の渡河時に渡る場所を探して気を使ったが、結果大幅に時間短縮して沢小屋に着いた。大沢小屋は平日とあってか閉まっていた。
そこから歩いて20分程で雪渓に降りる。
雪渓への取付口にはいつも通りシラネアオイの花が迎えてくれた。
今回はこの花に出会うことも目的の一つだった。
雪渓はアイゼンなしでも行けそうだが傾斜がきつい場所ではアイゼンをつけた方がずっと歩きやすい。
雪渓は足跡も少ないため登りづらかったが、他に誰も先行者は見えず独り占めのよう、
さらに天気も良くて気分は最高だ。
雪渓を登ること1時間半で針ノ木小屋に到着、小屋は開いておらすしばし横で休憩。
蓮華か針ノ木か迷ったが、針ノ木の方がガスがかかっていないためこちらに決定。
小屋からすぐにアイゼンを着用しピッケルを使い急斜面をトラバースしていく。
ここは行きは雪がしまっていて安全だが、帰りの雪が腐ってくると滑ってひやひやした。傾斜もきつく、下までずっと続いているのでなかなかスリルがある。
当然自分にはピッケルは必要だ。
また岩場近くになると雪の下に大きな空洞が出来ていて2回も落ちてしまった。
そのせいで左足が痙攣してしまって蓮華への登山をあきらめた。
針木岳に向かっている時に、降りてくる登山者1名と会う。
今回であった登山者は彼のみ、お互い「静かですねえ」と挨拶を交わした。
針ノ木岳まであと20mのところで降りてきた登山者の足跡が消えていて迷ったが、
そのまま雪面を登るには急で雪がゆるんできて自分には登れそうもないので迂回して雪の無いとところから登る。
山頂での景色は最高、風もなく東側を以外は見渡すことが出来た。
帰りは針ノ木小屋の少し下ったところからヒップそりを使って雪渓取付口近くまで20分程の尻セードを楽しむ。
スピードが上がらないよう慎重に下ってきたが、そりをおしりに敷いていてもごつごつした箇所が多く痛かった。
大沢小屋から通常ルートで下ったが、登山道の石の上に何カ所も熊の糞らしきものがあってそれも新しいもので緊張した。熊よけ鈴とヒップそりをストックでたたきながら下ってきた。ただこのコースには途中キヌガサソウやサンカヨウなど咲いているし、湧き水が2カ所ほど出ていて疲れた体にはたまらない。
梅雨入りの間隙をついての登山だったが静かで花も咲いていて癒されました。
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