前穂高岳―モルゲンロートに染まる槍穂の雄姿—
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コースタイム
- 山行
- 6:30
- 休憩
- 3:52
- 合計
- 10:22
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
岳沢小屋から上部(重太郎新道)はヘルメットの着用を推奨します。 重太郎新道では、特に下山時の事故が多発しており、体力はもちろん、継続的な集中力も必要不可欠です。 |
写真
感想
待ちに待った夏休みの5連休。久しぶりに穂高に行きたくなり、計画を立てました。
特に前穂高岳から見る奥穂高岳の景観がお気に入りで、それが朝陽を受けて輝く光景を何度カメラに収めたいと思ったか分かりません。ただ、残念な事に山頂でビバークでもしない限り、小屋やテント場からかけ離れた前穂高岳の頂で日の出を見るのは一般人にとって現実的ではないのです。
5時〜19時以外は釜トンネル前のゲートが閉鎖され、車両通行止め(自転車は可)になるので、上高地又は岳沢小屋で前夜泊が必須となります。坂巻温泉に車を停めて歩こうと考えましたが、逆算すると21時には出発しなくてはならないので、上高地 小梨平のケビンに素泊まりして挑戦する事にました。
前日お昼前に名古屋を出発し、平湯温泉 KKRたから荘で温泉に入り、あかんだな駐車場へ。15:20のバスで上高地へ。小梨平のケビンにチェックインして、仮眠しました。22時半前に小梨平を出発し、岳沢へ向かいます。河童橋に座って星空を眺めて居る方が沢山居ました。深夜の岳沢登山路を黙々と登り、0時半前に岳沢小屋に到着。さすがにまだ早すぎるので、時間調整の為に40分大休憩しました。
岳沢小屋を後に重太郎新道に取り付きます。この日の月の出は0時過ぎ。月齢は下弦を3日過ぎていましたが、月の明かりによって徐々に穂高の稜線が浮かび上がって来てテンションが上がります。ナイトハイクするに当たって月の出入り時刻も必ず確認しています。月夜でヘッデンなしで登れる時さえあるので驚きです。
森林限界を過ぎると風が当たり、しばらく休憩すると寒さを感じますが、穂高に登っているぞ!と実感させられる物凄い急登なので身体は温まりっぱなしです。行動中の登山者には誰一人として合わず、前穂高岳頂上には日の出時刻約1時間前の4時過ぎに到着。風は弱いものの、予想気温では3℃まで冷え込んでいるはず。早速分厚いシェルを羽織って、ネックウォーマー、ビーニー、インナー&アウターグローブを装着。防寒対策をしっかり行いました。
ブルーアワーを迎え、次第に明るくなり、常念山脈の安曇野側に広がる雲海に期待が膨らみます。東の空に日の出に支障のあるような雲は無く、5時16分。綺麗に太陽が昇り奥穂高岳から槍ヶ岳へ続く3,000mのスカイラインを染め上げました。眼前には圧倒的な迫力で奥穂高岳が迫り、可能な限り頂上の西へ移動して夢中でシャッターを切りました。西穂高の稜線は明神岳〜前穂高岳の稜線の陰になるので、遅れて陽が当たりますが、その様もベールが取れていくようで美しかったです。槍穂のみならず、四周の眺望に優れた前穂高岳の頂からは様々な構図を取れて面白いです。刻一刻と色彩変化していく景色に見惚れ、シャッターを切っているうちに時を忘れ、3時間も頂上に滞在していました。
7:10に前穂高岳頂上を後にし、軽快に下山して行きます。岩場や鎖場が多い重太郎新道は事故が多いので一歩一歩確実に下りました。 上高地へ下山し、バスで平湯温泉へ戻りました。
28日まで休暇なので平湯温泉で1泊する事にしました。旅館たなかが良かったのですが、1人で泊まれるお部屋に空きがなかったので、ホテルひらゆの森に泊まる事にしました。ホテルひらゆの森でひらゆの森の入浴チケットを貰い入浴。まだ時間が早いので白骨温泉で丸永旅館、復活した公共野天風呂で湯巡りをしました。夕食は新平湯温泉のうな亭のうな丼を楽しみにしていましたが、まさかの不定休の休みで食べられず。平湯のあんき屋で飛騨牛朴葉味噌焼きを頂きました。この日は流石に眠たく、20時に就寝。2時に起きて深夜風呂へ。
翌朝、6時に平湯民俗館平湯の湯で朝風呂を独泉。ついでに最近オープンした併設の「禄次」で朝食(トースト)を頂きました。最後にホテルの風呂で締めました。帰路は高山市丹生川の産直で特産のトマトや胡瓜を買い、せせらぎ街道経由で帰路につきました。
katsumaさん
前穂高岳山頂からの夜明けを独り占めなんて、自己満足度200%ですね〜
しかもこの月曜は本当に良い天気でしたから尚更です!
katsumaさんの画像からは岩陵帯の穂高連峰なのに温もりを感じますね!
山は生き物じゃないけど、なんだか気のようなものを感じます。(勝手にそう思ってますw)
同じ頃、私もナイトハイクで剱岳にいたので、もしかしたら目が合ったかもしれないですね😊
お互い安全登山で楽しみたいですね!
kiyohisaさん
はは!完全自己満足ですが、現地で見たモルゲンロートは痺れました(^^)
月曜日は素晴らしい天気でしたね!
新穂高から白出沢を登り、涸沢岳でモルゲン見て奥穂経由で上高地に抜けるのも良いなと思いましたが、白出沢のナイトハイクはルートファイ、落石のリスクが高いので断念しました。
前穂高岳は穂高主稜より東に位置する為、穂高連峰東面にもろに陽が当たり、思った通り、絶好の撮影地でした(^^)
夜明け前〜モルゲン〜陽が昇るにつれて刻々と色彩変化する山肌や陰影を見ていると本当に生き物のように感じますね!
kiyohisaさんの剱岳のレコも拝見させて頂きましたが、素晴らしい写真ばかりで羨ましいです!
息子様との山行素晴らしいです!
望遠レンズで立山越しに剱岳にいらっしゃるkiyohisaさんを捉えていましたよ(笑)
前穂からも剱岳はバッチリ見えました!
安全に行きましょう!
当日、奥穂高岳で日の出向かえました。
その後、前穂に向かったのですが、ずっと人影を見かけたので、気になってました。レコ拝見して納得しました。
fuetomoさん
初めまして。
奥穂からも人影が見えましたか(^^)
前穂からもバッチリ奥穂頂上に人影が見えました!
6時頃にお一人岳沢でテント泊された方が登って来られましたが、7時過ぎまでその方と私の二人だけしかおらず、静かな山頂でゆっくりと景色を堪能する事が出来ました(^^)
月曜日は素晴らしい天気で最高でしたね!
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