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Yamareco

記録ID: 2002902
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ハイキング
剱・立山

別山、立山(富山百山 40、41座目)

2014年09月27日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
10.7km
登り
986m
下り
982m

コースタイム

日帰り
山行
5:55
休憩
1:01
合計
6:56
7:14
120
室堂
9:14
9:22
29
9:51
8
9:59
10:20
7
10:27
43
11:10
52
12:02
12:08
16
12:24
12:30
18
12:48
12:53
24
13:17
13:32
38
14:10
室堂
過去記録の転載です(2019.9.3転載)。
過去編については写真解説以外のすべての文章を感想欄に転載します。
過去天気図(気象庁) 2014年09月の天気図
アクセス
登ってきた方向を眺める。あんなところから登ってきたんだな。
登ってきた方向を眺める。あんなところから登ってきたんだな。
別山へ向かおう。この道は左に剱岳を眺めながらの歩き
別山へ向かおう。この道は左に剱岳を眺めながらの歩き
真砂沢の源頭部からは黒部別山が見えた。
真砂沢の源頭部からは黒部別山が見えた。
内蔵助カール上部で室堂方向を撮影
内蔵助カール上部で室堂方向を撮影
下山直前に雄山方向のガスが切れたので撮影
下山直前に雄山方向のガスが切れたので撮影

感想

今回は大窓へ行こうかと思ったが四肢を使いまくりそうなところはちょっと敬遠したい(それに時間もかかりそうだし)。基本、歩行だけで何とかなるところはないかと物色したところ立山界隈が良いのではないかと思った。
立山(大汝山)は富山百山(登頂カウントは発表があった昨年6月からスタート)の百座目に、と考えていたが自分が所持しているアルペンルート割引カードが今年で期限切れになるのでやってしまうことにした。

3年前に立山→別山とやっている。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1778410059&owner_id=980326

今回は逆コースにする。視界の良い午前中に別山から剱岳を眺めたいので。
立山駅から室堂までの乗り物行程については記載省略。
室堂で飲料水を補給。今回は2リットル汲む(結果的に飲んだのは1リットル足らずだった)。
出発して雷鳥平に向かう。室堂からは180mほど標高差にして降りるのだが今回は周回コースで帰路にこいつの登り返しがないのでとても嬉しい。称名川を渡り、雷鳥坂を淡々と登る。晴れてはいるのだが立山側にガスが出ていて視界が悪い。ただ、登っていると体がほてってくるので半袖でちょうどだった。
剱御前小舎前までで2時間、割といいペース(というかろくに休憩していないのだが調子いいのか?)。
ここから登ってきた方向を眺める。あんなところから登ってきたんだな。
さて別山へ向かおう。この道は左に剱岳を眺めながらの歩きになるのだがだんだんとガスがわいてきて気が気ではない。保険的に何枚か撮影する。
別山は南峰は素通りして北峰へ向かう。ここで剱岳を眺めながら長めの休憩。あいにくガスがわいていたが視界不良になる前で良かった。
歩きを再開する。ここから真砂岳は前回の感覚より長く感じた(逆コースなのだが)。
真砂沢の源頭部からは黒部別山が見えた。いつか必ず行きたい。
この辺の高さになると風も冷たく感じる。真砂岳あたりの登山道ルートは変なたとえで申し訳ないが巻道をあいまったブラジャーの形をしていて看板を見るといつも(といっても今回は2回目だが)笑ってしまう。
内蔵助カール上部で室堂方向を撮影。ガスが出てきている。
ここから先は基本的に視界不良で眺望が楽しめなかった。そうそう、日帰りで立山、別山を回るときは自分が3年前やったように立山から回る人が多いと思う。今回も真砂岳の手前あたりから富士の折立まで擦れ違いが多かった。さらに大汝より先は登山者だらけだった。
雄山から降りるときはなんとなくごぼう抜きみたいになってしまったが(踏み跡がたくさんあるので適当に選びながら抜くことができる)こういうのはよろしくないだろう。
終わって見えれば山行時間が7時間を切っていた。自分の想定より1時間早かったのでそれなりに歩けるようになったということだろう。
下山直前に雄山方向のガスが切れた。
備忘
・飲用した水は約800ml。意外と少なかった。
・今回、ソールをソフソールAirrスリムにしたらドンピシャだった。レギュラーのAirrが無駄な投資になってしまったがまた何かに使えるだろう。これで最近購入した登山靴システムが完成したと思う。

さて、自分が立山へ登ると(山関係で)良くないことが起こる、というのが2度続いている。前回は去年の11月23日、自分が浄土山のへりを歩いていた時、尾根一つ向うで山スキー客7名が雪崩に巻き込まれ亡くなった。
今回は御嶽山の噴火。現時点でまだ正式に発表はされていないが何人か死亡者が出ていることは確実と思う(というか日記を書いているうちに一名死亡確認された)。御嶽山は是非登りたいというほどのものではなかったがなんとなく「いずれそのうちに」という感じでとらえていた山。
自分がその場にいたらどうなっていただろう?と思うと「運」とか「めぐり合わせ」とかの言葉でしか表現できないことについてちょっと考え込んでしまう。
こういうことが起こると「大自然の前には謙虚にならねば」と思う。そして時経つうちに何時の間にやらそれを忘れている。そしてまた何かが起こる。こういうことの繰り返しになっているのかもしれない(そのうち自分が被害者となるめぐり合わせになるかも)。
今回は特に気象庁が噴火の前兆現象を捉えていた(まあ、後付けでなんでも言えるのだが)ということでもないので被災された方々は不運としか言いようがない。
これから火山系の山に向かう時はナーバスになるかも(実は立山もそうなのだが)。

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