蕨山〜大持山〜武川岳〜伊豆ヶ岳〜子ノ権現〜吉田山
- GPS
- 10:57
- 距離
- 24.4km
- 登り
- 2,283m
- 下り
- 2,425m
コースタイム
09:38 蕨山
10:11 橋小屋ノ頭
10:30 ヤシンタイノ頭
10:39 しょうじくぼの頭
10:46 滝入ノ頭
11:11 鳥首峠
11:50 ウノタワ
12:17 大持山
12:55 妻坂峠
13:19 武川岳
14:02 山伏峠
14:41 伊豆ヶ岳
15:02 古御岳
15:24 高畑山
15:43 中ノ沢ノ頭
16:01 天目指峠
16:40 子ノ権現
17:51 吉田山
18:59 吾野駅
天候 | |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
八王子(6:08) - 東飯能(6:45) 東飯能駅(7:13) - 名郷(8:13)まで[url=http://kokusaikogyo.ekiworld.net/dia/timechart/jikoku500401.html]バス[/url] 【帰り】 吾野(19:03) - 東飯能(19:25) 東飯能(19:30) -八王子(20:06) |
コース状況/ 危険箇所等 |
蕨山林道終点経由の道は通っていないので分かりません 林道の途中からの巡視路は踏み跡が若干薄いです。 子ノ権現〜吉田山は踏み跡が薄いですが、一応道中に標識があります。 名郷バス停、子ノ権現にはあり |
写真
感想
今回は奥武蔵へ行ってきました。
奥武蔵と言っても、ワンゲル時代にもまったく行ったことがありませんでした。
とりあえず家にあった奥武蔵にはどんな山があるのかな?と地図を広げてみると、名前だけは聞いたことのある武甲山と、伊豆ヶ岳という山が大きな字で載っていました。
ということで、今回は伊豆ヶ岳を目標に登ることにしました。
登り口は以前歩いたところから繋ぎたいので、蕨山の北側から入ることにしました。
東飯能駅から1時間ほどバスに乗り、名郷で下車しました。
ここからは大持山や武川岳へ直接あがれるせいなのか、そこそこ登山者が乗っていました。
もちろん蕨山へも登れるのですが、自分以外に蕨山方面へ向かう人はいなかったようです。
砂利道の蕨入林道をしばらく上がっていくと、右手の沢にボロボロの丸太橋が架かっていました。
あらかじめ地形図を見ていたので、おそらく林道終点の手前から尾根に取り付ける道だろう、ということでその道に入りました。
当然のことながら一般登山道ではないので、倒木などが多く、歩きにくかったです。
しかし、尾根上にあがると倒木は減り、僅かながら踏み跡があり、歩きやすくなりました。
しばらく進むと足元にポツポツと白い植物が生えていました。
ここは人があまり通らないおかげなのか、踏み荒らされずに済んだのかもしれません。
さらに進むと柱状節理の大きな岩があり、そこを過ぎたところで林道終点からの登山道と合流しました。
そこから先はよく踏まれた道でした。
途中、小さな岩場があり、軽いアスレチック感覚で登れて楽しかったです。
そのような岩場をいくつか越えると蕨山に到着しました。
今回は展望台には寄らずに、そのまま橋小屋ノ頭方面へ向かうことにしました。
ここで山中最初の3人組の登山者に会いました。
軽く挨拶したあとに、逆川乗越にある休憩舎で少し休憩をとりました。
ここから橋小屋ノ頭までは距離は短いのですが、急登なので休憩して正解でした。
ここから左折し、大持山方面へ向かいます。
坂を下って行くと、秩父市側の斜面が広範囲に渡って伐採されていました。
秩父の山々を眺めながらのんびり歩いて行くとヤシンタイノ頭がありました。
その次のピークは地図には乗っていませんでしたが、しょうじくぼの頭というものでした。
また、ここからは東側へ下って行くことができるようです。
その次のピーク、滝入ノ頭で2人目の登山者に会いました。
そこからしばらく進むと伐採地帯から離れ、登山道は鳥首峠方面へ下っていきました。
鳥首峠には名郷のバス停から直接あがってきたと思われる登山者が休憩していました。
途中のウノタワはテントを張ったら快適そうな、いい原っぱでした。
さらに進み、幾人かのグループを追い抜くと視界がひらけました。
ただ、そこは山頂ではなく、武川岳への道の分岐点だったので、大持山の山頂まで行き、そこで昼食をとりました。
昼食をとっていると虫が集まってきてしまったので、そそくさと食事をすませ、その場を立ち去りました。
武川岳の分岐まで戻り、そこから今度は武川岳方面へ下ることにしました。
昼時ということで、まだまだ大持山へ向かう人は多かったです。
えぐれた急坂の道をくだると妻坂峠に着きました。
ここから今度は武川岳への急坂を登りました。
山頂に着くと誰一人としておらず、のんびりと休憩しました。
次に山頂から前武川岳へくだり、山伏峠へ向かうこととしました。
前武川岳から山伏峠までは比較的なだらかな道で歩きやすかったです。
途中、一組の親子を追い抜き、左手にあった沢で水を補給しました。
水を補給後、山伏峠の峠越えの舗装道を横断しました。
伊豆ヶ岳への道もなかなか登りごたえのある道でした。
山頂に着くと、スニーカーで登ってきている2人組の若者がいました。
彼らはテントを背負ってきていて、ちょっとびっくりしたので話しかけてみると、彼らはベンチャースカウトでした。
てっきり山岳部や、ワンゲル部かと思いましたがボーイスカウトとは意外でした。
彼らはそれぞれ2リットルの水を背負い登ってきたということで、えらいなぁなんて思いました。
伊豆ヶ岳からは南下して行く事にしました。
古御岳手前は階段で登るのに疲れました。
そこから先は比較的なだらかなルートとなりました。
ここからは午前中に見かけたきりだったギンリョウソウが再び見られました。
高畑山で多少休憩をとった後、中ノ沢ノ頭、天目指峠で熊鈴を鳴らしている男性の少し後ろを歩きました。
天目指峠で男性は休憩するようだったのでそこで抜かせてもらいました。
ただ、子ノ権現までの登りは楽ではなく、若干へばりました。
子ノ権現手前で親子連れを追い抜き、子ノ権現の参道を抜けると下界より3割増の水場がありました。
普段はあまり誘惑に負けませんが、今回はなんだか疲れたので購入してしまいました。
ここから大高山方面は時間的に厳しそうだったので吉田山方面へ向かうことにしました。
西吾野駅方面への標識は丁寧なものの、吉田山経由の吾野方面への標識は不明瞭でした。
ただ、吉田山経由の道に入ると踏み跡はありました。
吉田山から右折し、秩父御岳神社の裏側にでてきました。
そこから参道の階段をくだり、東郷神社の展示物を見て回ってから吾野駅まで歩きました。
[b]【まとめ】[/b]
今回はまったく未知のエリアを歩きましたが、奥武蔵もなかなか楽しかったです。
登山者は比較的いるようでしたが、大持山以外では多すぎるという印象は受けませんでした。
伊豆ヶ岳で会ったボーイスカウトとも話せてよかったです。
また、高校生の頃から山登りのパートナーがいるなんて羨ましいなぁと思いました。
自分も小学生の時にボーイスカウトに入っていましたが途中で辞めてしまいました。
そのまま辞めずに続けていれば、高校の頃には彼らみたいに自力で山へ登ることができたのかと思うと惜しいことをしたと思いました。
奥武蔵の山はほとんど分かりませんが、色々と調べてみて、奥武蔵もどんどんと歩いてみたいと思いました。
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