矢岳 赤岩ノ頭

2019年09月07日(土) [日帰り]

• GPS: 09:47
• 距離: 21.7km
• 登り: 1,679m
• 下り: 1,668m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:05
• 休憩: 0:40
• 合計: 9:45

距離 21.7km 登り 1,679m 下り 1,686m

7:08 スタート地点
8:13 8:26 国見の広場
8:30 8:31 若御子峠
8:57 若御子山
9:14 大反山
9:23 9:29 クタシノクビレ
9:36 9:37 東電69号鉄塔
9:58 フナイド尾根分岐
10:19 篠戸山
11:44 12:00 矢岳
12:27 荒川分岐点
12:31 12:33 赤岩ノ頭
12:36 荒川分岐点
13:13 13:14 矢岳登山口
14:16 営林署小屋
15:12 秩父中央林道起点
15:48 15:50 たまご水ハイキングコース入口
16:06 明ヶ指のたまご水
16:09 16:10 明ヶ指のカツラ
16:56 ゴール地点

天候

曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

青雲寺駐車場に駐めさせていただきました。

コース状況／危険箇所等

青雲寺を起点に時計回り周回です。
矢岳の尾根は踏み跡が不明瞭なところが多々ありますが、テープは豊富です。
下山後の林道が、かなり長いです。

その他周辺情報

明ヶ指のたまご水
たまごの風味(硫黄)がする、冷たくて美味しい天然水です。

写真

9/7 7:09

青雲寺駐車場 スタート
さっそく気になる遊具です。

9/7 7:11

青雲寺のサクラ 埼玉県指定天然記念物

9/7 7:14

青雲寺境内しだれ桜 埼玉県指定天然記念物

9/7 7:14

岩松山青雲寺

9/7 7:18

大炊御門尊正の墓 秩父市指定史跡
幕末期に暗殺された公家のお墓です。

9/7 7:23

若御子神社

9/7 7:29

鳥獣害対策のネットを開けて進みます。

9/7 7:32

若御子神社奥社

9/7 7:33

若御子断層洞 埼玉県指定天然記念物
ここは秩父盆地と秩父山地の境目である日野断層の一端だそうです。少し怖いですが、中に入ってみましょう。

9/7 7:35

断層鏡肌
断層のズレによって磨かれた岩肌です。

9/7 7:36

断層粘土
破砕された岩片が風化によって粘土化したものです。

9/7 7:39

断層洞の先は木段の急登で尾根に登ります。

9/7 7:44

凶悪な階段です。

9/7 8:11

浦山ダム方面は崩落のため、通行止めになっていました。

9/7 8:15

国見の広場(朝越山)
展望はほとんどないです。

9/7 8:30

若御子峠

9/7 8:36

崩壊した祠

9/7 8:39

十二天峰

9/7 8:42

大岩は西側を巻きます。

9/7 8:44

するとトラロープのある急坂があります。
ここが一番の難所かなと思います。

9/7 8:51

若御子山
地味な山頂です。

9/7 8:51

若御子山 山名板

9/7 8:51

秩父さくら湖の展望が少しありました。
下界はすごく暑そうですが、樹林帯の尾根なので涼しいです。

9/7 8:58

植林と原木林がミックスした尾根です。
最近歩けていなかったので、久しぶりの秩父的な風景に思わず懐かしさを感じました。

9/7 9:14

大反山 山頂
こちらも植林内の地味な山頂です。

9/7 9:15

大反山 三角点 山名板

9/7 9:23

クタシノクビレ
夏休み登山対策のカーボローディングに失敗し、ワタシノクビレは無くなってしまいそうです。

9/7 9:23

ワタシノクビレ 道標
可愛らしい手作りの看板です。

9/7 9:33

鉄塔の巡視路は整備されているので、歩きやすいです。

9/7 9:38

大持山
鉄塔付近は伐採されているので東側の展望が開けています。

9/7 9:39

新秩父線69号

9/7 9:56

フナイド尾根分岐(コトガミ沢ノ頭) 道標
クタシノクビレの看板と同じ制作者と思われます。

9/7 9:56

フナイド尾根分岐(コトガミ沢ノ頭)
間違って下らないようにトラロープが設置されていました。

9/7 10:08

伐採跡地1
矢岳のビューポイントのはずですが、あいにくの雲です。

9/7 10:12

伐採跡地2
大持山の奥には武甲山が微かに頭を出していました。

9/7 10:18

篠戸山(カヤノ沢ノ頭)
山名板もありましたが、擦れて読めませんでした。

9/7 10:27

デンゴー平
矢岳の鞍部でなだらかな平場です。

9/7 11:07

矢岳手前の急坂は最後の試練です。

9/7 11:43

矢岳 三角点
やはり山頂は雲の中で、少し肌寒いです。

9/7 11:46

矢岳 山頂
展望もなく、ひっそりとした山頂です。
昼食を兼ねた長めの休憩をとりました。

9/7 11:56

矢岳 山名板
手作りの山名板は本当にありがたいですね。今度、作ってみようかな。
右の木には温度計が吊るしてあり15℃でした。肌寒いわけだ。

9/7 12:03

矢岳から先もなかなかの緊張感を感じる尾根です。

9/7 12:07

色々な方のレコで取り上げられる、メタボ岩の間を通りました。

9/7 12:26

烏帽子谷分岐
せっかくなので赤岩ノ頭まで行ってから下る予定です。

9/7 12:31

赤岩ノ頭
都県境尾根はあと少し先ですが、ここで引き返しました。

9/7 12:31

赤岩ノ頭 山名板

9/7 12:38

烏帽子谷は凶悪な急坂を九十九折で下ります。想定していたよりもしっかりとした道でした。

9/7 12:52

少し薮っぽいところもありますが、テープもあるので慣れている方なら問題ないかと思います。

9/7 12:57

幻想的な苔むした原生林です。

9/7 13:00

雰囲気のある沢で涼をとります。

9/7 13:12

苔がなくなってくると登山口が近いです。

9/7 13:15

矢岳登山口
滑落注意や道迷いゾーンを突破し、少し安心するところです。

9/7 13:15

と同時に、10�勸幣紊傍擇崔蝋�の林道が始まります。

9/7 13:19

一般車は通行不可とのことですが、できたとしても悪路です。

9/7 13:23

熊倉山方面も見えましたが、あいにくの雲です。

9/7 14:17

営林署小屋

9/7 14:18

山ノ神1
内部の山ノ神は崩壊していました。

9/7 14:52

オーバーハングした凶悪な岩壁です。

9/7 14:54

素掘りのトンネル

9/7 14:55

山ノ神2

9/7 14:58

通行止め
一般車はここまでしかこれないようです。

9/7 15:51

十二天水
冷たくて美味しい湧き水を発見しました。

9/7 15:53

安谷川の木橋

9/7 16:07

明ヶ指の卵水 標柱
近くまで車でこれるようです。

9/7 16:07

明ヶ指のたまご水
温泉水のような硫黄の風味です。温泉の成分かと思われる白いものが沈殿していました。

9/7 16:48

千手観音堂
手前の土俵で、信願相撲という願掛けの相撲が奉納されるそうです。

9/7 16:52

若御子神社参道
無事にゴールです。

撮影機器：

iPhone XR Apple

感想

モンブラン

先週はお休みしてしまったので、今週はがっつり歩こうと考えました。そこで春頃から計画していて、なかなか行くことができなかった、矢岳に挑戦することにしました。

矢岳は正式な登山道は無く、展望も今ひとつなので脚を運ぶハイカーは少ないのかなと思います。私にとってもハードルが高く、幾度となく躊躇していました。

実際に歩いてみると、地味な稜線や苦しい時間が続きましたが、山頂を踏んだ時の達成感はなかなかのものでした。

都県境尾根まであと少しです。新たな世界が広がっているような、そんな期待もあります。

コメント

chii1961

お疲れ様です！
montblancさん　こんばんは

この時期、矢岳をチョイスされるとは渋いですね！といっても
矢岳にハイシーズンがあるとは思えないので、いつでも同じ…
かもしれません。来年、しだれ桜の時期に若獅子神社から周回
したいと思います。矢岳はもういいかも…です。笑
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　埼玉のchii

モンブラン

Re: お疲れ様です！
chiiさん こんばんは、コメントありがとうございます。

矢岳、他の山では感じたことはない、なんとも言えない不思議な魅力がありました。分県登山ガイドには「求道者的」とありましたが、この感情は求道者的な感情なのでしょうか？

次は、フナイド尾根を歩いてみたいと思う今日この頃です。笑