ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 2008767
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

北岳登山(広河原〜肩ノ小屋泊〜山頂〜八本歯のコル〜広河原)

2019年09月06日(金) ~ 2019年09月07日(土)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
26:15
距離
11.9km
登り
1,839m
下り
1,864m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:23
休憩
0:57
合計
5:20
距離 5.3km 登り 1,542m 下り 81m
9:49
9:50
18
10:08
10:14
115
12:09
12:43
93
14:16
14:24
4
14:28
14:36
28
2日目
山行
5:03
休憩
0:43
合計
5:46
距離 6.6km 登り 307m 下り 1,788m
6:13
15
6:28
6:29
22
6:51
7:24
19
7:43
7:44
8
8:11
8:13
79
9:32
9:36
82
10:58
10:59
16
11:15
26
11:52
6
11:59
ゴール地点
20kgのテント装備を担いでの山行は、ペースが上がりません。
標準コースタイム程度のペースです。特に登りは草すべりの分岐からの急登が本当につらかった。下りも左俣コースはかなりタイトで歩き難く、重い荷物を背負っているのでバランスを崩しそうになるのと砂地はとても滑るので1歩1歩慎重に進みました。
天候 1日目:晴れのちガス
2日目:快晴
過去天気図(気象庁) 2019年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
自宅を9/6金曜日朝3時40分に出発、中央高速道路を利用し恵那SAで朝食をとった後
駒ヶ岳ICで降り仙流荘には午前7時前に到着しました。
※駒ヶ根ICから仙流荘迄の道路は細道の峠越え箇所が有り走りにくいです。
 多少遠回りになっても伊那ICからのアクセスがお薦めです。
仙流荘の登山者用駐車場に停めました。協力金200円はポストに入れます。
平日ダイヤは始発バスが8時5分遅めのスタートになります。
既にバス停には大量のリュックが順番待ちで置いて有りました。
自分もリュックを並べて車で待ちます。
バス料金は、仙流荘⇔北沢峠 2,680円(手荷物代込)
北沢峠⇔広河原 2,000円(手荷物代込)です。
コース状況/
危険箇所等
広河原〜白根御池小屋 樹林帯を進みます。危険個所は無く目印もしっかりついています。
白根御池小屋〜肩ノ小屋 草すべりの後は急登かなり辛いのぼりです。危険個所は無く目印も有ります。
肩ノ小屋〜北岳 落石に注意しながら登ります。一旦登って降りて登りかえします。
北岳〜八本歯のコル このコースの核心部分。鎖場が有ったり切れ落ちた個所が有り注意が必要です。
八本歯のコル〜左俣コース〜大樺沢二俣 これでもかというハシゴ場とゴロゴロの岩場でかなり神経を使います。また砂地は滑るので細心の注意が必要ですが2度滑って転びました。
大樺沢二俣〜広河原 木の根や幹、岩、砂であり難い場所多数、登山道が水浸しになった箇所も有りかなり疲れます。泣きそうになりました。
その他周辺情報 下山後仙流荘「仙人の湯」を利用しました。500円
露天風呂、内風呂、サウナ、水風呂があって水風呂は、かなり冷たく脚のアイシングにピッタリです。
仙流荘のバス亭
この時期の平日は午前8時5分が始発なので遅めのスタートを余儀なくさられます。
始発バスは、午前7時55分頃定刻より早めに出発しました。
仙流荘のバス亭
この時期の平日は午前8時5分が始発なので遅めのスタートを余儀なくさられます。
始発バスは、午前7時55分頃定刻より早めに出発しました。
料金表
2台ある券売機で購入します。
料金表
2台ある券売機で購入します。
9時45分頃北沢峠に到着。
北沢峠にある広河原行きのチケットセンターに移動します。
片道1,000円でバスに乗り込む場合は購入したチケットをそのまま購入窓口の担当者に渡します。
広河原行バスは、定刻の9時15分に出発しました。
9時45分頃北沢峠に到着。
北沢峠にある広河原行きのチケットセンターに移動します。
片道1,000円でバスに乗り込む場合は購入したチケットをそのまま購入窓口の担当者に渡します。
広河原行バスは、定刻の9時15分に出発しました。
9時45分前に広河原に到着しました。
北岳が見えます。
1
9時45分前に広河原に到着しました。
北岳が見えます。
登山道に入ります。最初のつり橋。
揺れて結構怖い。
1
登山道に入ります。最初のつり橋。
揺れて結構怖い。
広河原山荘横から本格的な登山道に入ります。
広河原山荘横から本格的な登山道に入ります。
樹林帯を進んで白根御池小屋到着
樹林帯を進んで白根御池小屋到着
昼食をとります。
おにぎりと良く合うと噂のカップヌードル味噌と特茶です。
昼食をとります。
おにぎりと良く合うと噂のカップヌードル味噌と特茶です。
白根御池
ここのテント場は、湖の横、草地で平で良さげです。
白根御池
ここのテント場は、湖の横、草地で平で良さげです。
小屋横の道から片ノ小屋を目指します。
小屋横の道から片ノ小屋を目指します。
急登を登り切って小太郎尾根の分岐迄来ました。
急登を登り切って小太郎尾根の分岐迄来ました。
稜線沿いを進むと片ノ小屋テント場に到着。
稜線沿いを進むと片ノ小屋テント場に到着。
北岳 片ノ小屋到着
テント受付します。700円
北岳 片ノ小屋到着
テント受付します。700円
手前の青色のテントがこの日の宿です。
平らの場所は、ほぼ埋まっていて少し斜めった場所に設営しました。
手前の青色のテントがこの日の宿です。
平らの場所は、ほぼ埋まっていて少し斜めった場所に設営しました。
雲海が綺麗
少しガスってきました。
少しガスってきました。
雲の中にいるような錯覚。
ブロッケン現象も見れました。
雲の中にいるような錯覚。
ブロッケン現象も見れました。
この日の夕食
チキンライス、ツナ、魚肉ソーセージ
ビールは小屋で買い求めましたが、1本700円2本で1,400円
ヘリコプター荷揚げの料金UPが反映されたのでしょうか?
高いです。
この日の夕食
チキンライス、ツナ、魚肉ソーセージ
ビールは小屋で買い求めましたが、1本700円2本で1,400円
ヘリコプター荷揚げの料金UPが反映されたのでしょうか?
高いです。
翌朝の早朝日の出前に富士山がクッキリ!
1
翌朝の早朝日の出前に富士山がクッキリ!
テント場からはこんな風に見えます。
4
テント場からはこんな風に見えます。
どれだけ見ていても飽きません。
どれだけ見ていても飽きません。
午前5時20分日の出
随分と日の出時刻が遅くなりました。
午前5時20分日の出
随分と日の出時刻が遅くなりました。
仙丈ヶ岳が少し焼けています。
仙丈ヶ岳が少し焼けています。
北岳のモルゲンロート。
2
北岳のモルゲンロート。
甲斐駒ヶ岳
そして富士山
中央アルプス。木曽駒ヶ岳、空木岳が見えます。
中央アルプス。木曽駒ヶ岳、空木岳が見えます。
やっぱり富士山
テントを撤収して北岳を目指します。
やっぱり富士山
テントを撤収して北岳を目指します。
両俣小屋分岐点
最初のピーク
肩ノ小屋を見下ろします。
テント場は、富士山側、稜線沿い、仙丈ケ岳側の3ヶ所ありますが平日という事も有ってテントは少なめでした。
1
肩ノ小屋を見下ろします。
テント場は、富士山側、稜線沿い、仙丈ケ岳側の3ヶ所ありますが平日という事も有ってテントは少なめでした。
間ノ岳、北岳山荘が見えます。
1
間ノ岳、北岳山荘が見えます。
北岳山頂は大混雑。
北岳山頂は大混雑。
一旦下って登りかえします。
一旦下って登りかえします。
北岳到着
富士山がより大きくなったような気がします。
2
富士山がより大きくなったような気がします。
日本人で生まれて良かった。
日本人で生まれて良かった。
北アルプスも見えました。
槍ヶ岳、穂高連峰、笠ヶ岳が確認できます。
北アルプスも見えました。
槍ヶ岳、穂高連峰、笠ヶ岳が確認できます。
間ノ岳方面
山頂での大休憩の後、下山します。
間ノ岳方面
山頂での大休憩の後、下山します。
吊尾根分岐。
これでもか富士山。
これでもか富士山。
八本歯のコル
八本歯のコル分岐
この先、これでもかというハシゴ場が待っています。
ハシゴ場の降りは恐いです。
八本歯のコル分岐
この先、これでもかというハシゴ場が待っています。
ハシゴ場の降りは恐いです。
遥か下に広河原が見えます。
あそこまで戻ります。
遥か下に広河原が見えます。
あそこまで戻ります。
左俣コースを進みます
左俣コースを進みます
北岳パッドレスには、20人程の人が貼りついていました。
凄すぎ!
北岳パッドレスには、20人程の人が貼りついていました。
凄すぎ!
雪渓が残っています。
雪渓が残っています。
歩き難いゴロゴロ岩場だいぶん下ってきました。
1
歩き難いゴロゴロ岩場だいぶん下ってきました。
大樺沢二俣の仮設トイレ。
大樺沢二俣の仮設トイレ。
広河原まで戻ってきました。
広河原まで戻ってきました。
リュックをバス停に置いて待合所で待ちます。
リュックをバス停に置いて待合所で待ちます。
下山後は、仙流荘「仙人の湯」で疲れた身体を癒しました。
下山後は、仙流荘「仙人の湯」で疲れた身体を癒しました。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え サンダル ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ 食事4食分 水3ℓ 行動食2食
共同装備
ココヘリ

感想

2年前の8月に一度チャレンジした北岳でしたが、生憎の雨模様だったのと登山途中でGarminを落としてしまい登頂意欲が失せた為、左俣コースを北岳山荘まで往復したのみの山行となりました。いつかは再チャレンジしたいと思っていましたが、やっと機会に恵まれました。
金曜日・土曜日の二日間天気予報は概ね良さそうで笠ヶ岳と迷いましたが、北岳を選びました。
今回は、白根御池小屋でテントを設営しBCにしてサブザックで北岳迄ピストンし翌日下山するパターンと片ノ小屋まで行ってテン泊、翌日北岳から左俣コースで下山する。2パターンを考えていました。
この日の夜は、台風の影響か風が強くなるとの予報で片ノ小屋では7〜10m/秒の風速予報。
白根御池小屋到着が正午頃、北岳方面はガスの中です。とても迷いましたが片ノ小屋まで登る事を決意しました。
今回のテント装備は、20圓妊據璽垢肋紊らず肩ノ小屋には午後3時頃の到着となりました。

テントを設営時事件が起こりました。なななんとペグを忘れたのです。
夜風が強くなる予報でペグ無しで大丈夫か心配になりましたが、沢山の石を利用して何とか固定しました。

夕方になり、富士山も顔を見せてくれて富士山を見ながらの夕食と晩酌、至福の時間を過ごせました。

午前1時から風が強まり3時頃がピーク、テントが飛ばされないか心配になりよく眠れませんでしたが、何とか持ちこたえてくれました。
翌日は快晴に恵まれ日本アルプスの山並みの眺望が充分に楽しめました。

でも思いテント装備での下山。一気に1600mを下る訳ですが、直ぐにバランスを崩しそうになるので1歩1歩慎重に歩きました。そうしている内に膝が悲鳴をあげ、相当なダメージが有りました。

でもトータルで考えると今回、片ノ小屋まで行って良かったです。
白根御池小屋からのピークハントでは眺望は楽しめない所でした。
最高の山行になりました。




お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:883人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 甲斐駒・北岳 [3日]
北岳、間ノ岳:二俣、八本歯のコル経由
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 甲斐駒・北岳 [2日]
北岳
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
ハイキング 甲信越 [2日]
北岳
利用交通機関:
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら