白馬三山〜不帰〜唐松岳
- GPS
- 17:39
- 距離
- 22.5km
- 登り
- 2,794m
- 下り
- 2,356m
コースタイム
- 山行
- 9:03
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 9:48
- 山行
- 6:02
- 休憩
- 1:26
- 合計
- 7:28
天候 | 快晴無風!日中は22度ほど、真夏のようでした。 |
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過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰りの八方バスターミナルからのバスは十分空席があった。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
天狗の頭以降、唐松岳まで岩場が続く。鎖はしっかり整備されてる。恐らく逆まわりのほうが難易度が高い。 |
その他周辺情報 | 八方の湯 あるぺん号の割引券で700円。 八方のゴンドラ麓駅にはレストラン等はないので、必要があればうさぎ平で。(ソフトクリーム食べ損ねた。。) |
写真
感想
白馬縦走は、昨年中止になり、7月は延期になり、三度目のリベンジ。今回も台風の影響が気になったものの、金曜日朝の天気予報を見て「行ける!」と確信。とはいえ、状況によっては下山することも検討しようと相談しつつ、新宿を出発。
今回の目的は、初のキレット越え、かつ翌週のジャンダルムの前哨戦。
深夜バスで猿倉に到着、天候はこれ以上ない快晴。気温も高い。いや、これは暑くなるとしか思えない。台風が来ているんだから、気温が上がることは考慮すべきだった。行きのバスは諏訪SA以降があまり眠れておらず、登りは暑さと睡眠不足との闘いに。
中雪渓くらいに小さくなった大雪渓を抜け、稜線上へ。聞いてはいたけど、白馬山荘が豪華すぎて若干引き気味になるほど。そして、白馬岳山頂で百名山ゲット。(子どもの頃に来てたはずだけど、まぁそれはノーカンで・・・)
1日目は約9時間の行程で、ここからも長い。杓子岳を越え、白馬鑓ヶ岳へ。白馬鑓ヶ岳は5月に来ていて、そのときに滑った斜面を見るのが何とも感慨深い。ここまでも、白馬岳の山頂から「あのあたり滑ると面白そうだなー」とかイチイチ考えてしまったりと、夏の間にバックカントリーの下見をするという新たな楽しみを見出してしまった気がする。
鑓温泉との分岐を越え、更にひと登りで天狗山荘に到着。天狗山荘の売店の品揃えが不安だったけど、自販機で冷え冷えのビールが買えた。思わず二本も空ける。夕食は軽量化重視でフリーズドライ活用の他人丼。インスタ映えもへったくれもないけど、お腹は一杯になった。持ってきたワインに手をつけるも、ほとんど飲むことなく撃沈。
二日目。夜中に強風が吹いていたけど、起きたらほぼ無風、満天の星空。オリオン座が登ってきているものの、フリースも要らないくらいに暖かい。真夏並み。
この日はいよいよ核心部。予定より少し早めの4:50に出発、天狗の頭で日の出を見る。そして、第一の核心、天狗の大下り。全体の行程のなかで、ここの最初の鎖場が足場が分かりにくく、一番難しく感じた。全荷を背負っての連続した鎖場は緊張感がある。とはいえ、全体的にしっかり鎖がついているので、確実に行動すれば大丈夫そう。そして、不帰キレット。こちらはほぼ登りなので、足に負担はかかる。焦らず、慎重に。それだけ気を付けて越えていった。そして唐松岳に到着、masmiさんとハイタッチ!
あとはやたらと人が多い八方尾根を下り、下界へ。風呂→ソフトクリーム→バス→新幹線でビール!と、全てが計算通りに上手くいった。まさしく、三度目の正直。
この一年間はクライミングジムに行ったり、沢登りに行ったりしたおかげで、岩稜帯に慣れることができていたみたい(実際、今回のルートより一級沢の滝のほうが怖く感じるし・・・)。去年の段階ではこうはいかなかったと思うので、2回の中止は「まぁ、もうちょっと待て」と山に言われてた・・・ってことにしておこう。翌週のジャンダルムに向けて自信もつけられたし、今度こそはジャンダルムに呼ばれたい!(ジャンダルムもすでに2回中止になってるので。。)
【備忘録】
・今回は行動食の量が少なすぎた。持っていったのは朝食込みで、おにぎり1個、ちくわパン、コーンパン(ここまで朝食)、豆パン、ピザパン、ランチパックツナ、スコーン、どら焼、+いつも持ち歩いてるおやつ系の品々。登りが多いので、その分を考慮した量にすべきだった。
・天候チェックで風雨は確認していたが、気温はノーチェックだった。気温が真夏並みだったのでアクエリアスは準備すべきだったし、シュラフは真夏用でも大丈夫だったと思う(今回はモンベル#3利用)。
・やはり岩場では荷物が重いと不安感がある。テン泊装備で入る場合は可能な限り軽量化が必要だと思った。
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