いいねぇ、白山【砂防新道/観光新道】
- GPS
- 10:37
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 1,499m
- 下り
- 1,498m
コースタイム
07:30 別当覗 → 08:16 甚之助避難小屋 → 08:41 南竜道分岐 08:48 →
09:45 黒ボコ岩 10:00 → 10:24 白山室堂 11:05 → 11:47 御前峰 12:12 →
12:32 白山室堂(昼食) 13:26 → 13:40 黒ボコ岩 → 14:20 殿ヶ池避難小屋 →
15:18 別当坂分岐 → 16:10 別当出合 16:23 → 16:30 駐車場
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
別当出合の下の駐車場(無料) 林道から駐車場へ下る手前右側にも駐車スペースあり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆登山ポスト: 別当出合休憩舎。用紙もありました。 ◆道の状況 残雪はあるものの、アイゼンは必要ありませんでした。 砂防新道、観光新道とも、とてもよく整備されていました。 ◆下山後のお風呂: 白山温泉 永井旅館 大人600円 |
写真
感想
深夜の長距離移動で別当出合への到着は3時半。
「睡眠も重要!」ということで5時までは寝ることに。
予定より一時間遅れの6時頃登山開始となりました。
本日は残雪歩きだというのに、わたくしストックを忘れてきました。
仕方がないのでnzchchさんのストックを二人で1本ずつに。ありがとー!
そんな優しいnzchchさん、ほぼ1ヶ月ぶりの山行で全くペースが上がりません。
こういう時は無理をせず、ゆっくり行きましょう。
私たちにしては珍しく、長めの休憩を何度も取りながら登ることになりました。
砂防新道はよく整備されていて、とても歩きやすい。
マイズルソウやニリンソウがあちこちに咲きみだれ、
雨に濡れたサンカヨウは透き通っているのが印象的です。
甚之助避難小屋の少し手前から残雪が現れ、その後何度か雪を渡るようになりますが
すぐ土の登山道になるのでアイゼンは必要ありません。
緑と白のコントラストが美しい別山を見ながら、
「この時期に来れてよかった」と思いました。
弥陀ヶ原まで来ると一転、視界が開けて木道歩き。広大な風景は開放感満点です。
白山室堂は少し風があったので、ビジターセンターで一休みした後、御前峰へ。
山頂では、晴天とは言えませんが梅雨時とは思えない360度の絶景が待っていました。
まず槍ヶ岳と大キレットを確認して、密やかに興奮。
劔・立山・乗鞍・御嶽…、まるっと見えます。
大汝峰の白に寄り添うような、紺屋ヶ池の青も美しい。
いやぁ〜、白山。来てよかった。
時間が押し気味だったので、お池めぐりは諦めて室堂へ引き返し、
ラーメンとビールで健闘を称え合う(笑)
復路は観光新道へ。
こちらの道も整備が行き届いていて、お花畑も展望も素晴らしかった。
「なんだこりゃ?」と思ったハクサンタイゲキや、
ゴゼンタチバナやミヤマキンポウゲの群生もきれいだった。
これからの季節、ますますお花たちも咲き誇ることでしょう。
別当坂分岐からは少し荒れ気味な道。
あ、いや、普通かな。砂防新道も観光新道も素晴らしく整備されていましたから。
急なところで滑らないように注意です。
一度バランスを崩して、手のひらがえぐれてしまいました(汗)
下山後の温泉は、白山温泉 永井旅館。
「日本秘湯を守る会」の会員宿です。
狭いながらも源泉掛け流し(加温なし)と循環式(少し熱め)の二種類があり
身体に合わせて入浴していると、ふぅ〜っと疲れも吹き飛んでしまうようないいお湯でした。
たまには車中泊ではなく、こういうところを前泊や後泊に利用したいなぁ〜と思いました。
よ〜し、明日は荒島岳だ!
砂防新道はとても整備が行き届いており歩きやすく、観光新道は稜線歩きもあり、また雪渓トラバースもあったりで、この時期だからこそ楽しめるものがありました。
ただ、前日の寝不足のせいか、ペースは全く上がらずヘトヘト…
特に室堂から山頂まではゴールが見えているだけに早く着いてほしい気持ちばかりで撃沈でした。
下山後の白山温泉(永井旅館)は正に「生き返り」ました。
源泉掛け流しの湯舟は38℃程度の低温でしたが、これがまた超気持ちよく、ついつい眠ってしまうほどでした。
次はここに泊まってのんびり登山してみたいものです。
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