遥かなる幌尻岳(チロロ林道ピストン)【百名山登山ラスト9】

2019年09月11日(水) [日帰り]

• GPS: 08:59
• 距離: 26.1km
• 登り: 2,529m
• 下り: 2,528m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:32
• 休憩: 0:25
• 合計: 8:57

5:46 二岐沢出合 登山口
6:17 6:17 取水ダム
6:36 6:36 二岐・二ノ沢出合 天場
7:30 7:30 トッタの泉
8:02 8:02 ヌカビラ岳肩
8:05 8:06 糠平岳
8:27 8:27 北戸蔦別岳
8:49 8:50 幌尻山荘分岐
9:07 9:12 戸蔦別岳
9:51 9:51 幌尻岳の肩
10:14 10:21 幌尻岳
10:42 10:43 幌尻岳の肩
11:31 11:32 戸蔦別岳
11:50 11:51 幌尻山荘分岐
12:15 12:15 北戸蔦別岳
12:33 12:33 糠平岳
12:58 13:05 トッタの泉
13:56 13:56 二岐・二ノ沢出合 天場
14:15 14:16 取水ダム
14:43 二岐沢出合 登山口

9時間切り
もう2度とこのコースはやらないだろう
イドンナップ側が復旧するといいな

天候

曇/雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車 飛行機

羽田空港-千歳空港
千歳空港でレンタカー1時間半でひだか高原荘
ひだか高原荘からチロロ林道登山口まで1時間弱（ダートは20��/h走行）

コース状況／危険箇所等

このコース長くてハイマツだらけで無理です
安い脛ガードを付けてみましたが、ハイマツに引っかかるとぐるりとふくらはぎ側に回ってしまい役立たずでした。サッカー選手みたいにソックスの中に入れるタイプでないと駄目ですね。外しても痛いだけで何とかなりました
上着の防水ウェアはハイマツに引っかかり破れましたorz
また、雨が降ると土はヌルヌル、岩はツルツルで難易度が上がります。コース上ハイマツや藪草だらけなので、防水ウェアも役に立たないくらい全身濡れて低体温症も心配です。今日は風が無くて助かりました
林道歩き、沢の渡渉、急登、ハイマツ漕ぎと岩場の連続、捲かずに全部山頂経由のアップダウンと盛りだくさんでおなか一杯になります
熊？見ませんでしたねぇ

写真

9/10 17:08

前泊はひだか高原荘

9/11 5:35

ダート道を走らせ登山口到着
バイク1台、車1台
朝早くても意外と明るい

9/11 5:37

入林簿に記入

9/11 5:46

ゲートから出発
まずは林道3��

9/11 6:17

はい、北海道電力の施設
ここから山道

9/11 6:43

渡渉が始まります

9/11 6:49

真ん中の岩からジャンプしましたが対岸に届かず
行きでドボンしたのはここだけ

9/11 6:58

滝が見えます

9/11 7:04

沢沿いを登っていきます

9/11 7:25

急登に入りヒーヒー言ってるとあと少し

9/11 7:28

テント1張りスペース

9/11 7:29

トッタの泉
ジョロジョロ出てました
思ったより早く着いた・・・オーバーペース？

9/11 7:29

だんだん稜線が見えてきます
ニョキッと出た山

9/11 7:48

やっと先が見えてきますがオーバーペースで疲労困憊やばい

9/11 7:59

脚立。もう一つあります

9/11 8:04

標識は無かったがヌカビラ岳かな

9/11 8:26

オッシャー北蔦別岳
せっかく登ったのに右手に下ります
左手方面は・・・行く人いるんですかねー

9/11 8:27

振り返ると見えません

9/11 8:29

ワークマンで購入した秘密兵器ハイマツ対策脛ガードを装着
ほとんど意味無くすぐ外しました※コース状況に詳細

9/11 8:33

あーあの先が大ボス

9/11 8:36

でもまずは中ボス戸蔦別岳へ
左奥のトンガリ山

9/11 8:49

大ボスはまだ遠い

9/11 9:06

戸蔦別岳
ここで撤退するべきかもと少し悩みました

9/11 9:28

この先の肩への登りを見ると心が折れ不安に
飯食べて元気出します

9/11 9:51

力を振り絞り肩まで登ると見えるは大ボス
※フェイクです

9/11 10:03

フェイクに登るとまだまだ先に本物が（標識らしきものが見える）まだ遠くて涙が出る

9/11 10:09

もう少し、あと少しと自分を励ます

9/11 10:15

やりました！大ボス幌尻岳山頂制覇
この写真山頂標識の裏側だ・・・
誰もいない山頂を独り占め

9/11 10:15

慰霊の碑

9/11 10:16

北側はガスって来てる

9/11 10:17

東側

9/11 10:17

西側

9/11 10:17

南側。カムエクは分からない

9/11 10:27

もう疲れたし風も冷たいので撤収
振り返るともう山頂がガスっている

9/11 10:29

もう来ないだろう。さらば幌尻岳！

9/11 10:31

そして幌尻岳はガスの中に消えていったのであった

9/11 10:43

さて帰り道もガスの中です

9/11 10:47

と思ったら、急に晴れてきた

9/11 10:50

余裕が出てきたので紅葉

9/11 11:31

登り返しでヘロヘロ戸蔦別岳

9/11 11:40

あの北戸蔦別岳まで頑張ろう
※願望が生んだフェイク

9/11 11:48

行きで気づかなかった幌尻山荘への分岐
この上辺りがフェイクの山頂である

9/11 11:50

この赤テープを見逃さずに先へ

9/11 12:15

フェイクから北戸蔦別岳までも結構遠い
慌てずに標識の正面方向に降りる。ここから雨が強まる

9/11 13:43

雨のため急いで下っていたのでその間写真無し
最後のほうの渡渉ポイント
もうあきらめてドボン

9/11 14:00

地味にきつい登り

9/11 14:15

雨で体は冷えているが、建物が見えるとホッとする

9/11 14:16

林道の登りが待っている。最初だけ

9/11 14:43

ゲートが見えたゴール！

9/11 14:43

もう私の車だけだった
バイクの兄ちゃんと最初のほうですれ違ったのみなので
この日登頂したのは私だけだな

9/11 15:17

ダート入口のゲート
本日最後のお客様お帰りでーす！

撮影機器：

Xperia 1 SO-03L docomo SONY

感想

naotoex

北海道の百名山ラスボスの幌尻岳に行ってきました（百名山92座目）

天気は下り坂でしたが、早朝から登れば雨が降る予報の15時までにほぼ下山できるだろうと決行しましたが、12時頃から雨は降りだすし、誰とも遭遇しない一人ぼっち登山は堪えました。幌尻山荘からの登山者はいたのかな？

前回の光岳後に腰が不調で体力が低下しており、ペース配分も失敗して、山頂を目の前にして撤退が頭をよぎったのは初めてでした
今日を逃したら来年に持ち越しになるので意地で登ってしまいましたが、奥深すぎる山域なので無茶はお勧めできません

これまで登ってきた100名山の中でも、最難関と言える遥かなる山でした

コメント

airdiver

お疲れ様です。
天候的に厳しい環境のなかで、ハイペースで押し切るとは…素晴らしいです。
景色が残念でしたが、達成感はありますよね
本当にお疲れ様でした。

naotoex

Re: お疲れ様です。
airdiverさんこんばんは。只今帰京いたしました。
達成感というか安堵感というかですね。
airdiverさんはお先に登頂されていたようで、実は登る前に山行記録を読ませていただいており、ハイマツの向きなど参考にさせていただいておりました。
ありがとうございました。