於呂倶羅山で久しぶりのヤブ山を味わう
- GPS
- 06:38
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 535m
- 下り
- 540m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
テープやリボンが頼り 薄い踏み跡があるがケモノ道と交錯しているところもあり注意が必要 |
写真
感想
昨日温泉ヶ岳から根名草山を歩いて満足し湯元温泉に一泊。
さて次だが、最近ヤブ山を歩いてないのでこの辺で手頃な?山ということで候補に挙がったのが於呂倶羅山。行かれた方のレコ見ると刈込湖切込湖とセットで周回できるようなので行ってみました。
山王林道の涸沼入口に車を止め、左の樹間越しに涸沼を見下ろしながらしばらく林道歩き。切通しの手前で左に踏み跡が上がっており、ここから取り付く。鉄塔跡をすぎるとあとは目印が頼りで、すぐに岩峰上に出る。目の前に於呂倶羅山の本体が迫り、かなり急斜面なのが分かるので覚悟を決める。
ちょっと下ってから急斜面を登りはじめる。予想以上の急登で息が上がる。地形図で見ても急斜面だけで標高差は150mくらいあるが、土が柔らかく踏ん張りがきかないので所どころ四つん這いで登る。目印もほぼ直登していて薄い踏み跡も所どころ現れるが笹ヤブはそんなに深くないので助かる。
何とか頑張って平坦になったところは気持ちいいコメツガの森となっていて疲れも和らぐ。
あとは緩やかに登って山頂に到着。手製の山頂標識と三等三角点があるだけの静かなところで南面が開けている。男体山などの展望を楽しみながら気持ちよく大休止しました。
下りは西の金田峠方面へ目印を辿る。登りよりも不明瞭でヤブも濃い。
途中の1949mピークは樹木がなく本峰より大展望だったがこのピークからの下りが最も気を使った。目印を見失いながらも何とか修正しながら金田峠まで下る。峠はヤブに埋もれ、手製の標識だけがあった。
そのまま稜線を辿って、この先にある深山宿跡に立ち寄ってから下ることにする。ササの中を西に辿って行き尾根が広がったところに石祠がぽつんと置かれている。ここが深山宿跡地。資料によれば室町期にはもうあったらしいので500年くらい経ってる勘定になるがもう完全に自然に戻ってますね。
祠を確認してすぐに戻り、途中にあった目印のところから南に下る。すぐに明瞭な道型が現れる。西沢金山から刈込湖畔を通って湯ノ湖までつなぐ古道でしばらくこれを辿る。が、下るにしたがってササに埋もれていき不明瞭になる。目印を追っていったが平坦になって石垣跡みたいなところでロスト。あとは強引にヤブを下って刈込湖畔に出た。
登山道は対岸を通っているのでぐるりと回り込み、西岸で遅い昼休憩。キノコ入りパスタを作って流し込む。
メシを食って元気が出たところで、あとは登山道を快適に歩く。1時間ほどで涸沼だが、そこから最後の急登が待っていた。駐車場所まで頑張って登り、今日の行程終了。
疲れたけどヤブ山好きとしては楽しい一日となりました。
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