記録ID: 2017444
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ハイキング
鳥海山
憧れの鳥海山 二日目 いざ “念願の登頂へ!”
2019年09月14日(土) [日帰り]
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- GPS
- 10:11
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 1,420m
- 下り
- 1,216m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 8:26
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 10:06
10:01
10:59
19分
鳥海山 新山
15:08
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
山形県遊佐町方面から鳥海ブルーラインを上がり左に大平山荘を見て 数分上がると右手に登山口があります。 駐車場は無く、道路の海側に数台分の駐車スペースがあります。 トイレなし。 登山ポストは、登山道脇の建物の中にあると思います。(未確認) 大平山荘に宿泊する場合、マイカーでなければブルーラインを登山口まで 約20分歩いて登ることになります。 乗合タクシー 5月〜9月 (要予約) 遊佐駅 ⇒ 大平(鉾立)登山口 2,800円 1便 7:00 → 7:45 7:50 2便11:00 → 11:45 11:50 3便15:00 → 15:45 15:50 湯ノ台口 ⇒ 酒田駅 4,000円 1便 12:00 → 13:00 2便 16:00 → 17:00 大阪からのアクセスについては、一日目のレコを参照してください。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
御田ヶ原分岐⇒御室 御田ヶ原分岐からだんだん傾斜がキツクなってきて、七五三掛からさらに 傾斜が強くなるがしっかりした登山道で歩きやすいです。 千蛇谷への入口は、七五三掛から少しあがったところの外輪山・千蛇谷 分岐で、“←千蛇谷入口” の標識があります。 ここから千蛇谷への下りは、急な坂道で滑りやすいので注意が必要。 千蛇谷の雪渓を渡りしばらくは緩やかに登っていきますが、徐々に傾斜が キツクなってきて、見上げると頸が痛くなるくらいの上方に岩だらけの 山頂が聳え、足を運ぶごとにこれが近づいてくるのがわかります。 この登りはそこそこしんどいですが、荒々しい外輪山の火口壁や前上方に 立ちはだかるようにそびえる山頂は圧巻です。 登山道が右に回り込むようになると小屋が見え2〜3回ジグザグすると 御室に到着です。 御室⇒新山 岩に記されたマーキングを追って岩だらけのところを登って行くと溶岩の 割れ目のような狭いところを通過します。 ここは急な下りなので滑落・落石に注意です。 狭い割れ目を抜けると正面のピークの左側から回り込んで上がったそこが 鳥海山の最高峰新山です。 この山頂やその付近は、岩ばっかりのとても狭い山頂で、平坦なところが ほぼありません。 登頂やすれ違いに注意してください。 新山⇒七高山 新山山頂から登ってきたのとは反対側の方へ下りていき、“胎内くぐり”の これまた溶岩の割れ目のような狭い穴を抜け、岩々のルートをマーキングを 追って下っていくと左に雪渓とその上に七高山が見えます。 ここから外輪山への登りとなりますが、急傾斜で人も多いため落石には 注意が必要です。 ひとしきり登ると外輪山の上に出て、左にゆるゆる登って行くと七高山 山頂です。 ただ、新山と違ってあまりピーク感はありません。 七高山⇒伏拝岳分岐⇒河原宿小屋 外輪山をゆるゆる下って行者岳の梯子を登り右手ちょい上に伏拝岳を見て 少し下ると伏拝岳分岐の標識があります。 ここを左に下っていくのですが、途中何カ所か『鉾立・大平方面は戻って ください』の標識があります。 この道を鉾立・大平方面と勘違いして下る登山者が案外いるようです。 滝ノ小屋へ下る湯ノ台ルートを下りていく人は、この標識を確認できれば 道は間違っていません。 しばらく薊坂の急な下降が続き、雪渓が近くなってくると傾斜が緩んで 雪渓を渡ります。 この雪渓を渡ったあたりから広い緩斜面を下りていくのですが、ガスガス の時はルートがわかりにくいと思います。 ペンキマーキングはありますが、ここらあたりと河原宿小屋までの広い 緩斜面は悪天時道迷いに注意が必要です。 河原宿小屋⇒湯ノ台口駐車場 河原宿小屋の脇を少し進むと八丁坂の急な下りとなり、前方右下に滝ノ 小屋と駐車場のトイレが見えグングン下っていくと滝ノ小屋前を通り、 広くなった登山道を15分ほど下りれば駐車場に下りたちます。 コース前半の大平山荘から御田ヶ原までは前日のレコを参照してください。 |
写真
1801年の噴火で形成された溶岩ドームの新山を外輪山から眺める
最も最近の噴火は昭和47年の『新山を通る東西方向の割れ目上に並んだ複数の火口からのマグマ水蒸気爆発』だそうです
『』内は遊佐町鳥海山火山防災マップ【噴火の歴史】より
最も最近の噴火は昭和47年の『新山を通る東西方向の割れ目上に並んだ複数の火口からのマグマ水蒸気爆発』だそうです
『』内は遊佐町鳥海山火山防災マップ【噴火の歴史】より
乗合タクシーで酒田駅に戻って
キハ110系気動車新津行き普通に乗車します
これも全線電化区間を走るディーゼルカー
その訳は、羽越本線は直流区間と交流区間があり、その両方を走れる交直両用の普通列車用電車が新潟支社には無いからです
なのでどこでも走れるディーゼルカー
キハ110系気動車新津行き普通に乗車します
これも全線電化区間を走るディーゼルカー
その訳は、羽越本線は直流区間と交流区間があり、その両方を走れる交直両用の普通列車用電車が新潟支社には無いからです
なのでどこでも走れるディーゼルカー
装備
個人装備 |
ソフトシェル
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ストック
カメラ
|
---|
感想
憧れの鳥海山二日目、今日は念願の登頂の日。
スタートしてしばらくは曇り空で風も強く、河原宿(大平側の)あたりでは
稜線の方がガスガスだったので「あぁ、 今日はあかんのかなぁ…」って
思いながら歩いていたが、鳥海湖のあたりからどんどんとガスと雲が吹き
払われていき御田ヶ原分岐に着くころにはほぼ晴天となった。
そのあとは強い陽射しが射す中、汗を流しながら千蛇谷を登り念願の鳥海山
最高峰の新山に登頂するころにはすっかり快晴となっていて、もうこれ以上
ないくらいの感激でした。
その後、七高山から外輪山をまわり滝の小屋へ下りるコースは、人も少なく
ロケーションも抜群で、鉾立・吹浦ルートとはまた違った鳥海山を楽しむ
ことができました。
そして、河原宿小屋(湯ノ台口)では、地元酒田にお住いのTさんに鳥海山の
ことをいろいろ教えていただきました。
憧れつづけた鳥海山、二日とも絶好の好天に恵まれ念願の登頂ができたこと、
そしてさらに、Tさんを始めいろんな方々との出会いに感謝の山旅でした。
奈良からでは遠いため「晴れでも雨でも鳥海山は今回が最初で最後やな!」
って思って歩いてましたが、素晴らしい鳥海山を自身の身体で知ってしまった
ことで「やっぱりまた来たい!」という思いが湧いてきました。
登る前は、「もう次は無い!」と思っていたけど、きっと来年今度は紅葉の
時季にまた歩いているような気が…
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sukanpoさん、こんにちは〜
憧れの鳥海山登頂、おめでとうございます!
長年の思いが伝わってきましたよ〜(*^^*)
本当によかったですね!!
紅葉の時期も素晴らしい山容が見られることでしょう。
私たちも東北遠征に行きたいのですがやはり遠くて・・・。
全国の山はなかなか達成できません(^_^;)
秋の東北行ってみたいです\(^o^)/
mitti
mittiさんこんにちは!
祝福のコメントをありがとうございます〜 (^_^)v
ほんとに登頂まで長かったですね!
若い時にやってみたいことがあっても、その後いろんな
ことで諦めたり、忘れ去ってしまったり…
でも鳥海山は昨年の夏の終わりごろ、突然無性に行きたく
なってしまって、今回の念願成就となりました。
心のどこかに小さくとも思いを持ち続けているとなんとか
なるもんですね!
ほんで、「次回は無い!」と思ってましたが、来年かまた
いつか絶対に紅葉の鳥海山を再訪したい!って思ってしまう
くらい素晴らしい山です!
鳥海山は登るだけでなく麓からも眺めてください。
上でも下からでも、絶対に「来てよかった!!」って思い
ますから。
夜行高速バスに乗れば、目が覚めたらもう鳥海山!(の近く)
以外にお手軽やなぁ… って思ったので、
mittiさんもchasseさんとぜひ行ってみて下さいね!
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