【沢・笹・苔いっぱい】雨乞岳で迷子【登りもいっぱい】

2019年09月15日(日) [日帰り]

• GPS: 09:20
• 距離: 16.4km
• 登り: 1,189m
• 下り: 1,181m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:13
• 休憩: 2:02
• 合計: 9:15

8:03 スタート地点
8:07 8:21 武平トンネル西登山口
8:55 8:55 沢谷峠
9:07 9:13 クラ谷分岐
10:05 10:20 七人山のコル
10:44 10:55 東雨乞岳
11:09 11:12 雨乞岳
11:38 11:40 杉峠、西避難小屋
11:45 11:46 杉峠
11:56 11:56 杉峠の頭
12:03 12:03 タイジョウ分岐
12:10 12:16 佐目峠
12:36 12:38 イブネ
12:44 12:44 イブネ北端
12:52 12:57 クラシ
13:04 13:05 イブネ北端
13:50 13:57 小峠
14:15 14:18 上水晶谷出合
14:29 14:29 上水晶谷出合左岸分岐
14:58 15:28 コクイ谷出合
16:23 16:32 クラ谷分岐
16:41 16:48 沢谷峠
17:12 17:12 武平トンネル西登山口
17:18 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

菰野ICから鈴鹿スカイライン（国道477号）をひたすら走る。
曲がりくねって勾配のある道で、ロードレーサーやバイカーに人気です。

コース状況／危険箇所等

・スタート地点〜沢谷峠
最初から迷いやすいです。
細いトラバース歩かされることあり。

・沢谷峠〜七人峠のコル
一変して幅が広く傾斜も緩やか（むしろ下りが多いくらい）で歩きやすいです。

・七人峠のコル〜東雨乞岳
約40分くらい尾根筋を登り続けます。
山頂近くなると背の高い笹との戦い。
この時だけでも長袖、タイツなどで肌の露出を避けたい。

・東雨乞岳〜杉峠
またしても笹との戦い。
今度は足元が見えなくなる不具合もあり、足元に注意。
見晴台？以降今まで道はある程度安定していたが、いきなりザレザレに。
急な坂もあり、木を掴んで降りることも多々あり。また落石に要注意。

・小峠バリルート
踏みあとの少ない未整備ルート。
結構テープがそこかしらにあるので、ある程度同じ目に遭ったことのある人なら対処しやすいかな？
分からなそうで分かる。
尾根筋は木が成長したりしてルートの不明瞭さを上げている感じ。
下りに入ると分かりやすくなります。

・小峠〜コクイ谷出合
直後にロープを使った下降とその後にまさかの源流の谷を歩かされます。
落差も結構あり水が貯まっている部分を避けるルートを見つけなければならないため結構時間がかかるかも。

・コクイ谷出合〜コクイ谷分岐
下山のために登ります。いや本当に。
しかも結構長い。山レコでは一時間くらいとなってますが、それ以上かかると思った方が吉。
河川敷歩かされたり、はたまた河川を渡歩させられたり、テープも見逃しやすいので時間に余裕を持って進むことをお勧め。
コクイ谷分岐に合流した後も下山のため登ります。

GPSのぐにゃぐにゃしたところわ無駄な抵抗の後です。
そこ以外は問題ないかと思います。

その他周辺情報

基本的に湯の山温泉は15時前後で早くに閉まるので注意。
国道477号沿いの希望荘、海の幸は遅くまで開いているのでお勧め。

希望荘
アメニティあり
大人１人600円
ディナーバイキング1980円21時まで、ラストオーダー20時半
一品自分で決めて他はバイキング形式。焼き肉系統が多い。

写真

9/15 8:07

武平峠からこんにちは

9/15 8:10

この看板の真横に登山道があります

9/15 8:09

間違って太い道に行くとこんなオーパーツが見られます(;´∀`)

9/15 8:16

こういうケルンも道標。見つけていきたいです

9/15 8:19

早速もう一回道間違え(; ゜∀゜)
大丈夫か？と思いつつ、これから登る雨乞岳の山容を拝む

9/15 8:33

土がふっかふかで滑りやすいです。
あと細いのでおデブさんはもちろん普通の人でも離合出来ません

9/15 8:57

沢谷峠以降こんな感じで爽やかな歩き

9/15 9:01

沢も出てきて更に爽やか( *´艸)

9/15 9:17

突如見えるザレザレトラバース

9/15 9:20

一見「どない行くねん！」と思ったけと、巻き道があるのでご安心

9/15 9:22

沢が本格的に沢沢してきた

9/15 9:28

トリカブト。
漢方にも使われます

9/15 9:28

9/15 9:36

トリカブトの群生地。
持って帰ったら怒られます(　・ω・)

9/15 9:43

小さな滝

9/15 9:46

水が冷たくて気持ちいいです

9/15 10:05

ここから今まで温かった分、きちんと登ってもらいます！

9/15 10:05

尾根筋をテコテコ。
今までが今までなので結構ハード

9/15 10:07

森林限界っぽくなってきました！

9/15 10:37

御在所山と鎌が岳

9/15 10:39

笹との戦い
私173cm身長あるんですがねぇ

9/15 10:43

東雨乞岳にとうちゃこ〜(*´∀`)
パノラマの風景が楽しめます

9/15 10:46

遠くに見えるは伊勢湾！

9/15 10:56

ビクトリーロード！
この稜線を見にきたと言っても過言ではありません

9/15 11:12

雨乞岳にとうちゃこ〜(*´∀`)
赤トンボ君のダイナミックエントリーΣ(´∀｀ノ)ノ

9/15 11:11

雨乞池。モリアオガエルではなくトンボが大発生！

9/15 11:20

ご家族さんが楽しくランチしてました。ええ光景ですねぇ

9/15 11:21

奥にうっすらと伊吹山と霊仙山が見えます

9/15 11:22

ここからが地獄だ…

9/15 11:24

とりあえずチラリと東雨乞岳

9/15 11:36

激下りをやり過ごし杉峠へ。枯れ杉がチャームポイント( *´艸)

9/15 11:51

突如露るハゲ散らかし。何があったの？

9/15 11:52

9/15 11:57

杉峠の頭

9/15 11:58

ひかげのかずらがぎっちり。あの人喜ぶやろなぁ(笑)

9/15 12:01

マンネンスギもちらほら見受けられました。
もうすでに苔シダワールド！

9/15 12:06

奥がイブネ！意外と近いです

9/15 12:07

すでにイブネイブネしてきてます

9/15 12:10

佐目峠のお尻岩〜( *´艸)

9/15 12:36

イブネとうちゃこー！

9/15 12:38

触った時のモフモフ感が堪りません

9/15 12:40

びっくりするほどビッシリ

9/15 12:45

空中庭園のような光景！

9/15 12:49

クラシに行く途中にて

9/15 12:52

クラシとうちゃこー。
木に刻まれてるのは中々気付かんて…

9/15 13:07

さぁ、小峠バリルート！最初は楽勝じゃんと、思ってました…
余裕がないのでこの一枚のみの撮影。
みんな騙されるがいいやΨ(｀∀´)Ψケケケ

9/15 13:55

小峠直後。今度は谷筋を歩きます。
水貯まってんですけど…

9/15 14:15

何とか最深部へ。
このおっきな沢も渡歩します

9/15 14:19

あぁ〜^登り返しがキツイんじゃあ〜^

9/15 14:30

登った後。この看板良く分からんようですごく的を射ている

9/15 14:57

こっからが本当にキツイんです…

9/15 15:01

こんな風に沢の真ん中にいることもしばしば

9/15 15:38

多分一番の難所。ロープはありますが、三点指示で慎重に降りた方が早いです。
その後向こう岸にジャーンプ！

9/15 16:10

クラ谷を上から覗きこめます。
ヒェ…

9/15 17:19

何とか戻れたものの既に夕焼けチックに…

9/15 17:23

お疲れ様でした

9/15 20:10

四日市の夜景。そういえば中秋の名月でしたね

撮影機器：

HUAWEI P20 Pro HW-01K docomo HUAWEI

感想

moryu

いつしかのレビューで雨乞岳の写真を見て以来、いつかは行きたかったところでした。
ただレビューを見る限り何やら曰く付きのご様子…。
ま、欲望に負けちゃうんですけどね✨✨✨✨

最初は普通の山道。
七人山に至るまでずっと傍にいてくれる沢。
東雨乞岳から雨乞岳にかけての稜線。
イブネの苔ワールド。
ほど良い難度のバリルート。
「今度は俺が主役だぜぇ！」と言わんばかりにこっちが振り回されるコクイ谷ルート。
望めば更に御在所山や鎌ヶ岳にも行けるという立地。
考えれば考えるほど、雨乞岳というのは色んな要素を含む、なかなかどうして魅力的な山なんじゃないかなと思えてきます。
特に沢は、いつもは適当にあしらう程度の（←おい）ものとしか思ってなかったので、こうがっつりと沢成分を全面に押し出した山行は初めてで衝撃でした。

そんな山だからなのかは不明ですが、登山者は結構多かったです。
60歳以上のおっちゃんおばちゃんグループと仲良く話しなり、色々どれがどの山か沢山教えてくれたりしてくれました(* ゜∀゜)
別れが名残惜しかったです。
ありがとうございました！

でも雨乞岳過ぎたらあまり人が見えなくなったのが残念(´・ω・｀)
色々ありますが、この先も魅力たっぷりなのに…。

まぁ、それはさておき、今回は本当に事前準備のおなざりが過ぎました。
まさか水不足に陥るとは思いませんでした。
3L持って行ったはずなんだけどなぁ？
途中で何故かハイドレーションのチューブが外れて中身が零れ落ちてたなんて…。
ザックがびちょびちょ。
道具のメンテナンス含め、いやはや「何年山登りしてんの！？」と面目ない限りではございますが、
「だからこそ登山は面白い！」
と多方面から怒られることを開き直りながら思う訳です。
勿論、やったことは多方面に迷惑かけることなので、
「今後起こさないようにする」を努力するという前提に置いて、ですけどね？
実際熱中症で死という単語が脳裏をよぎった時はそれはもう自分の浅はかさを呪うばかりでした。

臭い話は終わりにして。
今回は本当は翌日御在所にも挑むつもりでしたが、体が悲鳴あげたのであえなく中止。
そのままゴーホーム。
翌日筋肉痛にもなったので正解でした。
今度は万全な状態で挑んでみたいですね。

ちなみに。
迷子回数8回


(*￣∇￣*)