平ヶ岳 恋ノ岐川遡行
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- GPS
- --:--
- 距離
- 23.7km
- 登り
- 1,709m
- 下り
- 1,677m
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
グレードは低いですが沢ですので危険個所はたくさんあります。経験者と行きましょう。 |
写真
感想
平ヶ岳を源流とする恋ノ岐川は一般的に2泊の行程を必要とする長大な沢です。
今回はそれを1泊2日に短縮して遡行しました。
実は2泊の予定で装備も準備していったのですが・・・
今回のパートナーはななんと33歳と23歳です。
年齢差凄すぎ、俺の体力持つんだろーか?
入渓ポイントと下山口が10kmも異なるので、車を下山口に置きRくんが自転車で入渓点へ戻ってきた関係で我々のスタートは最後尾。
3連休でもなければなかなか入れない長大な沢なので当日は5パーティーくらいが入渓しており早いパーティーはスタートに1時間近い差があったかもしれません。
それを牛蒡抜きしてゆくRくん。まさに沢の神。
Kくんはボルダリングをやっているので沢初心者とは言ってもなかなかのペースで滝をよじ登りゴルジュをへつってゆきます。
おじさんついてくだけで精一杯だったよ。
あっという間に全パーティーぶっちぎって先頭へ。このペースだと1泊で行けそうですねと不適な笑みを浮かべるRくん。
恋ノ岐川はロマンチックな名前通り、小滝や小さなゴルジュが連続する美しい沢です。
なるべく高巻きせずに登りました。
結局初日に全行程の3分の2を消化して、オホコ沢出会いの少し先で狭いスペースを見つけビバークすることにしました。
早い時間に到着したので薪を集めてタープを張った後は昼寝に突入。
その間にKくんは岩魚を釣りに上流へ。
17時近くなっても戻ってこないので少し心配しましたが、しっかり人数分の3尾釣ってきました。さあ沢泊のイベント焚き火の時間です。
お酒を飲みながら焚き火で岩魚を焼き夜は静かにふけてゆきました。
翌朝勿論我がパーティーが一番に山頂を目指します。
この日もかなり上流に詰めたにも関わらず次々と小滝が現れます。
Kくんは若さで疲れを見せず、釜にドボンも恐れず果敢に攻め続けます。
こちらは保守的で昨日の疲れも残っているので遅れ気味です。
最後に少しヌルヌルの50mの大滝を登り、その先の小沢から脱渓。
あとは美しい池糖と山頂へ往復し、長い長い鷹ノ巣へ、初日はRくん、2日目はKくんについて行けず、自信を失ったおじさんは下山だけは頑張ったのでした。
15時には下山できたので温泉に入って1日早く帰宅。
翌朝5:50くらい小出警察署からの電話で叩き起こされます。
遭難事案があったそうで安否確認でした。
我々以外のパーティーに何かあったのでしょうか。天気は安定していたのであるとすれば滑落しか考えられません。
大事に至らないことを祈ります。
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