記録ID: 2027034
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ハイキング
甲信越
越後三山(八海山、中ノ岳、越後駒ヶ岳) 越後三山森林公園から
2019年09月15日(日) [日帰り]
- GPS
- --:--
- 距離
- 29.2km
- 登り
- 3,057m
- 下り
- 3,054m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 14:25
- 休憩
- 2:15
- 合計
- 16:40
3:30
40分
風穴(三合目)
5:30
5:40
25分
八海山(不動岳)
13:00
13:05
100分
登山道脇
16:00
16:10
40分
登山道脇
16:50
30分
雪見の松
18:15
越後三山森林公園駐車場
19:00 見晴らしの湯 こまみ
21:00 越後川口SAで食べまくったのち爆睡
21:00 越後川口SAで食べまくったのち爆睡
天候 | 晴れのちガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場までは若干狭路になりますが全面舗装路。護岸工事がされているようなのですが、特にアクセスに支障はありません。駐車場は50~60台程度の規模になると思いますが、今回は連休中日の深夜1時程度に到着時点で数台しかまだ停まっておらず、下山してきてもやはり数台程度しか駐車されていませんでした。 駐車場には千之沢小屋という小屋があり、トイレが利用できるようです。(今回は利用していないため未確認。。) |
コース状況/ 危険箇所等 |
長さもアレなのですが険しい箇所が多数あります。割と手を使わないとどうしようもない箇所が多く、ストックは個人的には千本檜小屋から中ノ岳手前の祓川までしまっておくのが良いかなと思います。 ■大倉登山道〜千本檜小屋 よく整備された登山道です。特に怖い箇所は無いかと。薬師岳手前あたりから多少鎖が出てくるので場合によっては早々にストックはしまっても良いかと。ちなみにこの日はとても見事な月が出ていてほとんどヘッドランプが必要無い程でした。 ■千本檜小屋〜入道岳 有名な鎖場になります。かなりの高度感のあるものがありますが、湿っていない限りはよくよく見れば登り降りしやすい箇所がちゃんとあります。ちなみに迂回路もありますが、ピークを巻けるだけで楽とは個人的には思いません。 ■入道岳〜中ノ岳 三山縦走の核心部。様相は越後の大キレットで、険しさも本場の大キレットと同等ぐらいに考えていた方が良いと思います。 延々と岩稜の痩せ尾根が続き、一般的には鎖やハシゴが備え付けられそうな斜度のアップダウンが細かく連続します。岩のホールドだけではどうしようも無さそうな箇所がちらほらあり、草木を掴む事も躊躇わない方が良いです。 また今回は入道岳から五竜岳への下降がいきなり厳しい状態でした。かなりの斜度がある上に地面がかなり湿っていてスリップ必至。おまけに踏み跡も薄く、あまり意識せずに降りていたら若干コースを外れてしまって強引に登山道に戻ろうとした際に軽く滑落。痛い!で済みましたがかなり肝を冷やしました。視界がある限りはあくまで稜線上にルートを取るように気をつけていればOKだと思います。 祓川の水場のあたりまで来ると安心度は高くなりますが、おそらく登り返しにうんざりする頃と思います・・・ ■中ノ岳〜越後駒ヶ岳 (晴れていれば)眺望はとても良いのですが、あまり安心できる道でもありません。谷側に傾いた狭路が続いてけっこう気を遣いました。アップダウンも大きいので、例えば越後駒ヶ岳からちょっと立ち寄ってみる、というノリで来ると後悔しそうな厳しさでした。 ■越後駒ヶ岳〜十二平登山口 1500m程の標高差がありますが、強烈な斜度で一気に降ります。ちなみに十二平登山口まで降りると何箇所も沢が現れるのでさっぱりする事ができますが、ダイレクトに飲み水として利用するのは微妙なものです。 |
その他周辺情報 | 今回は見晴らしの湯こまみへ。越後三山森林公園からは20分程になります。この日も月がとても良く出ていて、露天風呂からはとても良い景色が見れたので随分長居させて頂きました。 |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
フリース
ズボン
サポートタイツ
靴下
替えの靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料(2L)
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
三脚
|
---|---|
備考 | 飲料の計画が微妙。まだまだ暑かったのもあるけど乾きに苦しんだ・・・ |
感想
越後三山で行った事が無かったのは中ノ岳で、どうやって行こうかな〜と割と長いこと地図を眺めていたのですが、やっぱりどうしても三山縦走してみたい!○○三山縦走の響きの良さには勝てない。もちろん当初は一泊以上するつもりで考えていたのですが、新潟の山を訪問し続けるうちに「あれ、これ(このコースタイム比なら)日帰りでもいけるんじゃ」と企んだのが数ヶ月前で、いけるかも?と思ってしまったからにはもうそのつもりでしか考えられず、満を持してトライしてみた次第でした。
感想「めっちゃきつい!」としか言いようが無かった登山だったのですが、戻ってきたときの達成感ときたらなかなか無いもの。やりきった・・・!と思いきや肝心の中ノ岳で展望が得られなかったので早速再訪問したくなっています。大変過ぎたし今度は中ノ岳単発で訪れよう・・・という本末転倒だけれど、でもまた行ける明確な理由が残ってて良かった!というポジティブシンキングも可能で、何だか複雑な心境にあります。
全体的に険しく、険しさにどうしても記憶が偏ってしまうのですが、オカメノゾキ周辺の峻険な様相はとても惹きつけられるもので、今度はここに雪がつくとどういう姿になるのかとても気になっています。
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コメント
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私も深夜に歩き出し、同じ道を歩きました。はじめまして(^^)
この日三山縦走をしたのは私だけだったかなと思っていたので、moonoさんも歩かれていたのだと知ってとても嬉しいです♪
地元が新潟ですので、中ノ岳には何度も訪れています。越後三山や荒沢岳を眼前に、上越国境の山々、美しい稜線をぜひ中ノ岳から眺めて欲しいです。
越後裏三山縦走はいかがですか♪表ほど難所はなく、歩きごたえたっぷり。中ノ岳の景観も見事です(^^)
ありがとうございます!mm
すごい奇遇ですよね!
あまり同じ事を考える人もいないのではと思っていたのですが、同じ日に同じようなペースで歩いている方がちょっと前にいらっしゃって、ヤマレコで気付くとは。。
お互い様ではありますが、ロングコースお疲れ様でした。
中ノ岳はさっそく十字峡から丹後山へ周回する形を調べていたのですが、
地元の方にオススメされてしまったからには裏三山コースで考えてみようかなと思いました!
まだちょっと時期は定かではありませんけど、、そのうち行ってきます!
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