羅臼岳

2012年07月01日(日) [日帰り]

• GPS: 06:21
• 距離: 14.0km
• 登り: 1,530m
• 下り: 1,542m

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

7/1 8:47

岩尾別温泉登山口　ホテルの駐車場は使えないので路駐になる。遅いので当然最後尾。山開きの日曜日。それでも夏休み期間より少ない。

7/1 8:53

カムイワッカ通行の案内がある。

7/1 8:53

木下小屋でクマスプレーのレンタルをしているそうです。

7/1 9:09

開花しているのは少なかったが、一応咲いていたイチヤクソウ

7/1 9:15

ヒトツバイチヤクソウだと思っていたが、葉っぱがあるし、丸くない。コバノイチヤクソウか？どうもこの辺は同定できない。

7/1 9:17

ミヤマハンショウヅル

7/1 9:23

ヤマハナソウか？オホーツク展望台の岩場だけ植生が変わる。

7/1 9:24

チシマフウロ、今日はこれもオホーツク展望台だけ

7/1 9:25

ギンランか？終わりかけなのが残念。これもオホーツク展望台。

7/1 9:27

何故かコウリンタンポポ。外来種。取った方が良いのだが、勝手に取っていいのだろうか？

7/1 9:43

知西別と遠音別が。

7/1 9:55

ハクサンチドリ。

7/1 9:59

弥三吉水です。仮設トイレはありませんでした。

7/1 10:01

今日もまたムラサキスミレに悩まされる。葉と花が別々に地面から出ていたような。ミヤマスミレか？

7/1 10:06

極楽平から羅臼岳を望む。

7/1 10:22

ちゃんと葉っぱを撮らないから後から分からなくなる。やっぱりミヤマスミレ？

7/1 10:23

仙人坂、いつもこの下の雪渓トラバースで苦労するのだが、ほぼ融けていた。

7/1 10:34

銀冷水の手前で少々雪渓が。安全に問題は無い。

7/1 10:35

銀冷水。

7/1 10:41

大沢。雪渓は例年通りか。

7/1 11:07

エゾコザクラが。咲いて間もないのか花びらが綺麗。

7/1 11:11

羅臼平から羅臼岳。

7/1 11:55

山頂から硫黄山方面。

7/1 11:56

山頂から知床峠方面。

7/1 12:10

山頂標識と硫黄山方面。

7/1 12:34

イワヒゲ。何故か今年は少ないような。

7/1 12:36

コメバツガザクラ。

7/1 12:38

エゾツガザクラと三つ峰。エゾツガ綺麗だったのですが、花びらの横に穴が。盗蜜されているよう。

7/1 12:53

チシマクモマグサ。もう咲いているとは。しかし、痛恨のフレーミングミス。ピンボケ。

7/1 12:54

イワウメ。

7/1 12:55

今年もおいしい岩清水

7/1 12:56

メアカンキンバイ、思いっきりピンボケ

7/1 13:00

イソツツジ

7/1 13:06

強風で被写体ブレ、タカネクロスゲか？

7/1 13:07

メアカンフスマ

7/1 13:07

地味な花ですが、アップにすると結構綺麗。

7/1 13:10

チングルマ

7/1 13:11

ウコンウツギ

7/1 13:13

最近エゾイチゲ地帯ばかり行っていたので、新鮮なヒメイチゲ

7/1 13:14

キバナシャクナゲ

7/1 13:15

咲き始めはとても鮮やか、エゾコザクラ

7/1 13:58

中腹から硫黄山遠望

7/1 14:23

シコタンソウか？オホーツク展望台の岩場の高い所にあったので、ちゃんと花を撮れず。

7/1 14:31

下ばかり見ていたら、綺麗な蛾発見。

7/1 14:49

フタリシズカ？下のエゾユズリハだらけの所に咲きまくっていた。これも鹿が食べないのか？

7/1 14:53

覗いたら音別神社と書いてあったが、もしかして遠音別神社？

7/1 14:55

木下小屋のサービスで冷たいお茶いただきました。御馳走様でした。

撮影機器：

DSC-TX5 SONY

iPhone 4 Apple

感想

h2013m

ピパイロに行くつもりだったが、やはり調子がイマイチ。同じ山域ばかり登っても面白くないので、知床にする。羅臼岳は山開きだと知っていたので、硫黄山か、もしくは三峰サシルイにするつもりだったが、出発も遅れ、とりあえず岩尾別温泉に様子を見に行ってみると、路駐にはなっているが夏休み期間に比べたら大したことは無い。喜び勇んで出発。
硫黄山より羅臼岳を選んだのは、花が目当て。イチヤクソウ、それも一回だけ見たヒトツバイチヤクソウ(変種？)を見るためだったが、あまり花が咲いてない。イチヤクソウも少々。ヒトツバらしきものは蕾の始まり程度。ずっと下を見ながら登っていたが、花が少ないので極楽平手前から登り重視に変化。暑いが風が強いので快適。体調もまあまあなので、ノンストップで大沢まで。雪渓の量はこんなものか？軽くキックを入れながら登っていくと、上の方で滑落、途中で岩と雪渓の間（シュルンド？）に消えて行った。遠いので心配しながら登っていくと、しばらくしてから出てきた。擦り傷程度で済んだとのこと。真っ直ぐ滑ってたらいつかは止まったのに、下の人を気遣って曲がって落ちたらしい。兎に角無事で何より。
　羅臼平下からコザクラ、キバナ等現れるが、少ない。そのまま羅臼へ登って行き、岩清水を御馳走になって、直下の岩場で団体さんとすれ違うと、まだ12時だというのに誰もいない山頂。山開きの日に山頂独占とは！早速photosynth、が風が強くて安定して回ってられない。そのうち二人登ってきて、それでも三人だけの山頂を堪能できた。国後は霞んで、西は海別、東は硫黄山の向こうに知床岳か？見下ろせば、水を満々とたたえた羅臼湖。風で寒いので、そこそこにして花を見ながら下山。直下のエゾツガは、遠目でピンクの塊に見える程見事だったが、花びらの横には小さな穴、蜜だけ盗られているようだ。岩清水付近でチシマクモマグサ発見。もう見られるとは。
　団体さんは羅臼平を出発したようだ。雪渓で渋滞か？と思ったが、雪が上手い具合に腐って何処でも安全な雪渓滑り、あっという間にパスして下山。オホーツク展望台辺りから花を探してゆっくり降りたが、下ばかり見て歩いていたら気持ち悪くなった。木下小屋で冷たいお茶のサービスをご馳走になり、ウナベツ温泉まで戻ってさっぱりし仮眠してから帰途についた。花は早すぎたのか？イマイチだったが、それでも十分満足でした。
　そういえば去年、岩尾別温泉までの道で、路肩のアメリカオニアザミが保護されているように刈り残され、自然遺産の地で何をしているのだろうと疑問に思っていたが、宇登呂のセブンイレブンでアメリカオニアザミとセイヨウマルハナバチ駆除のボランティア募集の張り紙があった（7月末だったような？）。引っこ抜き易いようにしていたのか（それにしては完全に開花し、ほっといたら綿毛が飛散する状態だったが）、今年は気がつかなかった。綺麗だからと言ってほっといたら悲惨な目にあう。ちゃんと考えていて安心しました。


　羅臼岳山頂　独り占めのパノラマ↓　

コメント

ubejin

お疲れ様でした。
オホーツク展望台、植生が周りと異なっていたのですね。もう少し散策していれば、良かったです。

山頂独占、羨ましいです。
自分が頂上にいたときは、山頂プレートを撮るにも順番待ちでした。

羅臼山行、お疲れ様でした。

h2013m

遅く出たのが幸いでした。
　登りの下の方でかなりの人とすれ違ったので、皆さんかなり早く登られたようですね。１２時というのに山頂独占という幸運に恵まれました。
　しかし、photosynthの出来が違いますね。私の方が画像が粗いような・・・。もしかして４Ｓですか？
　ちなみにphotosynthのアドレスを山行記録の基本情報のブログパーツに張り付けると何故か窓に出てきます。一個だけですが、その日一番の物、やってみてください。

　オホーツク展望台の岩場と、その上の岩場、更にその上の岩場（６５０ｍ岩峰？）の脇を通りますが、高い所には無い岩場の花が出ます。昔真ん中の岩場でキクバクワガタを見た覚えがあるのですが、今回は無かったです。
　

ubejin

4Sで当たりです。
h2013mさんのiphone、先週のニセカウ辺りから、調子悪くなっていませんか？以前にくらべて、なんとなく、画像が暗いというか赤くなっているような。気のせいだといいのですが。

ブログパーツの件、ありがとうございます。
早速、次の山行記録で試してみます。

h2013m

そうですね、赤いですね。
　撮り方を変えたせいですか、赤いですね。普通の写真はそんなことないので、photosynthだけです。今まで、縦にジグザクで撮ってたのですが、肝心な山の風景で所で合成失敗するので、最初に山の位置で３６０度撮ってみたのですが、自動露出補正の異常ですね。今度撮り方を変えて比べてみます。