大朝日岳 古寺鉱泉から大朝日小屋泊
- GPS
- 32:00
- 距離
- 15.6km
- 登り
- 1,489m
- 下り
- 1,482m
コースタイム
- 山行
- 5:55
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 6:32
- 山行
- 6:12
- 休憩
- 4:08
- 合計
- 10:20
天候 | 1日目霧雨、暴風、2日目晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大朝日岳までのコースは明瞭。迷うところはない。前夜の暴風のため、登山道に大きな倒木が4カ所。 |
写真
感想
運良く平日が休みとなり、予報では火曜日が午後から晴れ、水曜日は一日晴れということで、以前から考えていた大朝日一泊登山に挑戦しました。
一日目は期待に反して、終日小雨、山頂付近は風雨という天気でしたが、ハイライトは古寺山への稜線で見た、虹です。あんな光景はあの場所であの時間にしか見られないものでした。あのときだけ日が差したのです。
風雨の中大朝日小屋に到着すると、我々を含めて8人の宿泊者で、ゆったりと場所を使うことができました。天気が良くなることを期待しつつ食事したりして過ごしましたが反対に風の音は強くなるばかりでどうなることかと心配が増すばかりでした。
登山道の倒木にも驚かされました。前の晩の強風は私の町でもかなりのものでしたが、山では相当の風だったのです。山の自然の厳しさの一端を知ることができました。あんな太い木も風で倒されるのです。倒木が登山道をふさいでいるのを見たときは通れるのかと心配になりましたが、前の人たちも通って行ったのだろうと、乗り越えられそうな所を探して進みました。実は、山頂小屋の管理人さんがこの日に登ってくるときに、登山者がザックを背負ったままでも通れるくらいに枝を切ってくださったのだと話をお聞きしました。大変な役目を果たされているのだと知りました。ありがたいことです。
8時頃管理人さんが、風は強いがガスが晴れたと教えてくださり、外に出てみると、満天の星と、遠くの町の明かりが見えました。西側には新潟や村上、東側には寒河江東根天童方面、北側の月山と葉山の間には新庄の町明かりまで見えました。凄いところに来たと実感しました。だんだんと目が暗さに慣れてくると、さらに星が耀き、目の悪い私にも天の川がぼーっと光っているのが分かりました。星空に感動です。
寝袋に入り眠ろうとしましたが、凄い風の音に何度も目が覚めてしまい、ほとんど眠れないまま朝を迎えました。でも小屋はこの強風にもびくともしません。
5時23分の日の出の時刻に合わせて、期待薄ではありましたが、暴風の中を山頂に登ってみました。日の出の時刻には明るくなりましたが、太陽の光の方向も感じられず、小屋に戻りました。ただし、大朝日初登頂を達成しました。私と妻にとっては偉業です。
9時頃に下山を開始しましたが、管理人さんのおっしゃるとおり、銀玉水付近に降りると、素晴らしい天気になり、大朝日小朝日間の稜線の紅葉に感動しました。素晴らしい稜線です。
当初の計画では、大朝日から西朝日岳までの稜線も往復する予定でしたが、今回はここまでということで、次回に期待したいと思います。
その後、木曜日金曜日は、完璧な秋晴れとなりました。一日ずれてくれれば良かったのにと天気を恨みます。
初めての一泊登山でした。もう一度行きたいです。
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