鷲羽岳・水晶岳
- GPS
- 56:00
- 距離
- 55.5km
- 登り
- 4,192m
- 下り
- 4,186m
コースタイム
- 山行
- 8:39
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 9:06
- 山行
- 7:03
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 8:28
- 山行
- 11:09
- 休憩
- 0:02
- 合計
- 11:11
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
整備状況が良く、危険を感じさせる場所はなかった |
その他周辺情報 | 山荘 三俣山荘:https://kumonodaira.net/mitsumata/ 高天山荘:http://ltaro.com/ 立ち寄り湯 中崎山荘 奥飛騨の湯:https://www.okuhida.or.jp/archives/3311 |
写真
感想
初日5時、新穂高温泉の登山者用駐車場を出発、この日は最低でも”双六山荘”まで、あわよくば”三俣山荘”までたどり着きたい。いつもの左俣林道を行き、わさび平6時、秩父沢7時、シシウドヶ原8時、鏡平には8時半過ぎに到着、非常に順調な滑り出し。鏡平からは弓折岳直下の登り、山肌の木々は微妙に黄色く色付いており、紅葉の気配が漂い始めている。9時半に弓折岳分岐を過ぎ、10時半少し前に双六小屋にたどり着く。余りにも順調なため、双六山荘で30分の大休憩をとる。
双六小屋から三俣山荘までは時間に余裕がなければ巻き道を利用しようと考えていたが、時間に余裕ができたので双六岳から三俣蓮華岳を経由するルートを選択する。12時、双六岳山頂に到着、ここでも長めに寛ぐ。双六岳は2001年8月に来ていたが、その時はガスが掛かって眺望は全くなかった。今回は雲一つなく、翌日に目指す予定の鷲羽岳や水晶岳が望めた。14時過ぎ、三俣山荘に到着する。
二日目5時半過ぎ、鷲羽岳を目指して三俣山荘を出発する。ハイ松林から乾いた岩稜隊の尾根道を1時間ほど登りると右手に鷲羽池が望める鷲羽岳山頂にたどり着く。次いでワリモ岳、ワリモ北分岐、ワリモ乗越えを経由し、水晶小屋には8時に到着した。水晶小屋にザックをデポし、空身で水晶岳を目指す。快適な稜線を少し行くと道は切り立った岩稜の険しい道となり始める。水晶岳は別名の”黒岳”が表すように遠めには黒っぽい色をした山だが、山頂に近づくにつれ所々に白く光る水晶片が観られる。8時45分、今回の目的の一つである水晶岳にたどり着く。
来た道をワリモ北分岐まで戻り、岩苔乗越経由して岩苔小谷の沢沿い右岸側の道を下り高天原を目指す。高天原には1時間ほどで到着できるだろうと考えていた。実際、沢沿いの道はシットリとした雰囲気の非常に快適な道であったが、なかなか高天原にたどり着くことができなかった。結局、この沢沿いの道を2時間近くかけ、12時チョイ前に高天原にたどり着く。高天原は山々に囲まれた平らな湿原で、その奥に続く木道の先に高天原山荘がある。高天原山荘到着後、今回の山行の最大の目的であった高天原温泉に向かう。高天原温泉は高天原山荘から20分ほど歩いた温泉沢沿い、標高2063Mの場所にある露天温泉である。
三日目5時半前、とりあえず雲ノ平を目指して高天原山荘を出発する。朝露でシットリとした高天原を過ぎると徐々に斜度が上がり始める。高天峠を過ぎると木々に囲まれ更に斜度が上がるがチョッと登ると斜度が緩くなり始め、”奥スイス庭園”と称する大きな岩に囲まれたシットリした湿地にたどり着く。どうやらここが雲ノ平の取り付きらしい。そこから岩場のピークを二つ超えた先に雲ノ平山荘があった。
雲ノ平山荘からの木道の先、祖父岳を右に巻き”日本庭園”と称する小さな岩がゴロゴロした平らな岩場を過ぎると黒部川源流に向かって一気に下る。この”日本庭園”から源流に向かう急坂取り付きが見つからずにチョッと時間をロスした。黒部川源流から三俣山荘までは一転登り返しとなる。三俣山荘からは巻き道を行き、双六小屋には12時少し前に到着する。
双六小屋から弓折乗越までの稜線は細かいアップダウンが多い。弓折乗越から先、新穂高までは下りばかりで登りは無い。たった二日ではあるが、弓折岳直下の紅葉は更に進んだ印象である。新穂高温泉に到着したのは16時過ぎであった。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する