須磨〜縦走路〜市ヶ原
- GPS
- 08:40
- 距離
- 24.6km
- 登り
- 1,614m
- 下り
- 1,607m
コースタイム
天候 | くもり/晴れ 時々 雨 最寄のアメダス観測点『神戸』の最高気温 29.6℃(12:11) |
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過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
須磨〜市ヶ原までは六甲全山縦走路、その他遊歩道等々。よく歩かれるルートで特に危険とされる箇所はありません。 ■須磨浦公園駅〜高倉台 鉢伏山上駅付近までは、主に階段整備された遊歩道が続きます。旗振山〜おらが茶屋に掛けては鉄拐山付近を除き、歩き易い尾根道が続きます。おらが茶屋より高倉台への下りはすれ違いにも苦労する、狭く急な階段が高低差約50〜60m程続きます。 縦走路の標識のほかにも道標や案内図が多く安心して歩けます。 …各駅、おらが茶屋にトイレ、自動販売機有。 ■高倉台地区 県道65号線まで街を横断する区間は完全に歩車道分離された歩き易い歩道が続きます。 街中にも数ヶ所縦走路の標識があり、基本は一本道に付き、特に迷う心配もないでしょう。 …ルートは街の中心、商店が集る地区を通過し、スーパーや飲食店等もあります。 ■高倉台〜横尾山〜須磨アルプス馬の背〜横尾住宅街 まずは栂尾山への400段階段が有名。地図上の標高差は県道より80m程度、10分足らずで登れます。 栂尾山〜横尾山〜東山へ掛けて、小刻みなアップダウンを繰返しますが、東山への区間にある馬の背周辺は風化も激しく注意が必要な区間です。 注意を促す看板も設置されていますが、変化の激しい?地形は見応えも歩き応え?も十分。眺望も含め素晴らしい風景ですが、高所が苦手な方にとっての馬の背はかなりの難所と感じるでしょう。 要所に道標が設置されており、特にルートミスの心配はありません。 ■妙法寺地区 歩道整備されたニュータウン〜細かな街路へと続きます。車通りも結構多くなり注意は必要です。 住宅街には六甲全山縦走路を示す木製の看板が設置されています。看板そのものは小さく注意深く見るかぎり見落とさないとは思いますが、要注意。 高速・地下鉄の下を潜った後は、先の木製看板より見やすいに電柱に巻きつけられたゼッケン型看板の設置が目立つようになります。 …妙法寺小学校前交差点付近に自動販売機等、ルートを少し逸れればコンビにも有ります。 ■妙法寺地区〜高取山〜丸山地区 妙法寺地区より高取山への標高差は200m程度、特に急でもない上り坂が続き、歩き易いルートです。 荒熊神社より高取山への尾根ルートを過ぎると舗装路が丸山登山口への分岐まで続き、参道の様相。山頂付近は観光地の様相です。 要所に道標が設置されておりルートミスの心配は少ないでしょう。 …山頂付近の商店は営業実態不明、近年整備されたトイレ有。 ■丸山地区〜鵯越駅 アップダウンの激しい住宅街を横断するルート。街路も複雑で大半が歩道未整備の車道と注意は必要ですが、交通量はそれ程多くありません。 地図上は街区を複雑に折れ曲がるルートが続きますが、電柱に巻きつけられたゼッケン型看板の設置率が高く、歩いた当日は特に地図を見ることも無く看板を辿るのみで鵯越駅に着きました。 …鵯越駅及びそこに至るルート上に自動販売機有。途中コンビニ有。途中民間で設置されたハイカー向けトイレ有。 ■鵯越駅〜菊水山〜鍋蓋山〜大竜寺 石井ダム付近まではなだらかなルートが続きますが、そこから菊水山へは急坂が続き、所々急階段が整備されています。菊水山山頂には東屋有り。 鍋蓋山へは鈴蘭台への分岐、天王吊橋へと下り、急な再び登りとりますが、歩き易さ、標高差共に菊水山への登りに比べれば楽に感じました。 大竜寺への下りは尾根筋沿いのなだらかで歩き易いルートが続きます。 分岐もありますが、道標も整備されており特に迷う心配はありません。 …大竜寺に自動販売機有。 ■大竜寺〜市ヶ原〜新神戸駅 大竜寺よりは舗装路、市ヶ原よりは遊歩道と歩き易いルートが続きます。 道標も整備されており特に迷う心配はありません。 …市ヶ原に自動販売機・トイレ有。布引の滝付近等に商店、自動販売機有。 |
写真
感想
先月、六甲全山縦走路の市ヶ原〜宝塚の区間を概ね歩いており、気になっていた残る須磨〜市ヶ原の区間を歩いてみました。
※参考記事…http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-197206.html
2分割とはいえ…六甲全山縦走路のスタート〜ゴールを一通り体験した事で、より現実的に全山縦走をイメージ出来るようになった訳ですが、一度でも完走された方に対する尊敬の念がより深まりました。
私なりに得られた教訓、月並みではありますが、まとめれば次の3点。
〇團原を中間地点と考えると、スタートより市ヶ原に至る区間の方がハード。
◆〇前の下見は行うべき。出来れば複数回推奨。
軽装がお薦め。トレッキングシューズは不要か?
まず,砲弔い董
土地勘の乏しい初めて歩くコース、時々雨と気温・湿度の高い悪条件が重なったのもありますが、小刻みなアップダウンの繰り返しが体に堪えました。市ヶ原に到着時、麻耶山へ向かう気力はほぼ皆無。
『麻耶山を登りきれば後は惰性で…』との話しは納得できました。
次に△砲弔い董
大会参加を前提とするならば、コースミスの可能性は極めて低いと思います。前半3度ほど通過する市街地、特に丸山地区は地図上では不安に感じておりましたが、実際に歩くと特に心配には及ばないレベルでした。
それよりもペース配分。特に前半のアップダウンの連続と階段…ペースをつかむ事が重要と感じます。特に前半は何度か歩いておくのが好ましいと思いました。
そしてについて。
コースの舗装率は精々2割程度でしょうか? とはいえ、全体の2割を占める舗装路が苦痛に感じる靴は避けた方が好ましいのは確かでしょう。
コース全般、一部に手を使ってよじ登るような区間もありますが、距離さえ区切ればどの区間もそれ程難易度の高いコースではありません。勿論、履き慣れた靴である事が大前提ですが…。。
以下雑記…
とにかく暑かったの一言。比較的補給ポイント(自販機等)も多いコースであり水分補給には困らなかったものの、この時期、低山とはいえ長時間歩き続ける事は予想以上に体力を消耗するようです。秋までしばらく半日以上の長距離歩行は避ける方向にて。。。
400段・菊水山の登り…etc、色々語られる難所もありますが、前半コース全般、総じて階段が多い。普段と比べ、膝やふくらはぎの疲れはかなりのものでした。
須磨アルプス馬の背…ダイナミックな景観は見応え十分ですが、それを楽しむ余裕のない高所が苦手な方の中には足がすくみ恐怖を感じる方もおられるはず。馬の背をクリアすれば後は大丈夫、落着いて渡りきりましょう♪
涼しい、且つ寒過ぎない季節なら?頑張れば完走できるような、まだ無理なような…ちなみに今回、スタートより市ヶ原までに費やした時間は約7時間40分、前回、市ヶ原より宝塚へ要した時間は約7時間とあわせ計15時間弱掛かりました。
何時の日か完走…結構大きな目標です☆
蒸し暑い中、お疲れさまでした
「完走できるような、まだ無理なような」と書いておられますが、年内に完走されるような気がします
馬ノ背部分は鞍部になっていて市街地からは見えにくい(見えない?)から、「ここ本当に神戸市!?」という気分になりますよね〜。
好きな方にはたまらないのでしょうが、高所恐怖症の私にとっては短いのが救いですw
とはいえ、今頃になってまた行ってもいいかな、という気がしてきました
こちらは月曜日に高取山へ行くつもりです
あっぱれ!
先日初めて須磨浦公園~鵯越まで行き、とりあえず地図では全山繋がりましたが、1日で縦走にはほど遠いです。
でも馬ノ背は最高に楽しかったです(^o^)
あたしは富士山登頂に向けて体力作り中です!
山行き記録参考にさせて頂きます。
全山に向けて頑張って下さい\(^o^)/
norisukeさんコメントありがとうございます。
月曜日…現時点の予報では好天、前半最後の区間、頑張ってください
晴れていれば景色も楽しめると思いつつ、暑さ対策と飲み物は余計目にご準備される事をお薦めします。
馬の背ですが…
実際歩いて見ますと、あの短い区間で2度程?岩に手が触れる程度の低姿勢??でなんとか渡りきれたものの…
後続・先行共に人が見ていた都合、堪えて歩きましたが、単独ならしばらく立止まっていたかと
足元を見ると崖下が目に入る、且つ手探りしても掴む物(≒頼る物)がない状況…次ぎの機会も躊躇しそうです。。
相当無理をする、且つ体調・天候等に恵まれれば、後半は根性で歩ききれそうな気もしますがw
今年は仕事等の都合で早々と大会は不参加確定ですが、来年にはチャレンジしたいですね〜
…現実的には、春のまだ涼しく、且つ日が長い時期に単独でまずは完走するのが理想でしょうか
kotoriさんコメントありがとうございます。
馬ノ背は最高に楽しかった…と仰る貴女が羨ましい 先にすれ違った女性2人組は、馬の背の上で楽しくお喋り! 高所が苦手な者にとっては全ルート最大の難所です
高所…な事情もあり?富士山、特にお鉢めぐり?などはとても楽しめそうにないので向かう気にもなれませんw
只、20匐瓩せ格發、ロックガーデン経由の最高峰ですらバテていた我が嫁は富士山登頂者な訳でして。。休憩を頻繁に取れば結構楽に登れるそうです?
地図で全山繋がった…私も今回で繋がりましたが、繋がった事で余計な不安もなくなりスッキリしました
プロフを拝見しますと、ご近所の方のようで…
この辺り?の山に行かれた記録も楽しみにしております
とても心強いアドバイス!休憩しながらゆっくり登りたいと思います
ちなみに、お鉢巡りは想像しただけでワクワク
山記録はつけてるんですが、デジタル化になかなかついていけず絵日記を書いています(^^;
お勉強したいと思いますφ(..)
コメントありがとうございます
kotori同じく高所を全く苦にしない我が嫁は、回ったそうですが、同行者の中には気分が悪くなり(軽度の高山病?)回れなかった方もおられるとか…。。ちなみに初めて富士山に登る人を対象としたツアーに参加したそうです
この類の投稿はある種の慣れと時間の掛かるもの…
楽しめる範囲でのご参加がお薦めです。
私には絵日記の方が遥かに難しいものですが
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