【北穂高岳】上高地〜横尾〜涸沢〜山頂
- GPS
- 32:00
- 距離
- 35.5km
- 登り
- 1,742m
- 下り
- 1,733m
コースタイム
- 山行
- 7:40
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 8:30
天候 | 一日目=快晴 二日目=曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
カメラ
|
---|
感想
いつも一緒に登山へ出掛ける同僚が「10月に泊まりでどこか行こう!」と声を掛けてくれたことで計画がスタートしました。候補地に上がったのは「八ヶ岳」「笠ヶ岳」「北穂高岳」など他にもいろいろ案は出ましたが、今回は時期的に「涸沢」の紅葉も多少は期待できるので「北穂高岳」に決定しました。
数日前からの天気予報では一日目は晴れ、二日目は曇り一時雨の予報。台風が接近していることもあり下り坂予報でしたが問題ないと判断し決行しました。
《一日目》
今回の計画は「上高地」からのアプローチなので岐阜県側の駐車場「あかんだな駐車場」まで車を走らせます。平日でしたが駐車場は予想以上に混んでいましたがすんなり駐車することが出来ました。前日も良い天気だったからでしょうか。ここで始発のバスに乗り換え「上高地」を目指します。
ほぼ定刻で「上高地バスターミナル」に到着。予め準備していた登山計画書を提出、準備運動を軽くして出発します。「上高地」から「横尾」まではほぼ平坦な道が続くのでウォーミングアップを兼ねて歩けるのが助かります。
「本谷橋」を過ぎた辺りからは木々が黄色く色づき始めており、「涸沢」までの間は紅葉を楽しませてくれました。「涸沢カール」はピークを少し過ぎたというところでしょうか。あまりにもキレイな風景の撮影に夢中になってしまい予定より遅れて「涸沢小屋」に到着です。
「涸沢小屋」で簡単に昼食を済ませて再出発。ここからは初めて挑戦するルートで気の抜けない道が続くと予想されます。小屋を出てしばらくは、よく整備された階段の道が続きます。天気が非常に良かったので暑く感じました。しばらく進むと岩場に突入し鎖場や梯子が登場します。「南陵の取付」の手前あたりが核心部と言ったところでしょうか。その先も続く岩場ではペンキマークを見落とさないように気を付けて進みます。「南陵テラス」のテント場も超え「北穂分岐」に出るとゴールはもう少し。松涛岩の付け根を巻いてひと登りすると「北穂高岳」山頂に到着です。
最高の天気に恵まれ、山頂からは絶景が見渡すことが出来ました。北には「槍ヶ岳」「南岳」、東には「常念岳」「蝶ヶ岳」、西には「笠ヶ岳」、南には「前穂高岳」、遠くには「富士山」「八ヶ岳」「南アルプス」などなど見えた山を言えば書ききれないほどです。
その後は山頂直下にある「北穂高小屋」に到着。夕食の時間までゆったりとした時間を過ごします。コーヒータイムや山頂にもう一度行ってみたり、夕日を眺めたりと有意義な時間が過ごせました。
夕食は豚の生姜焼き定食。ごはん、味噌汁、漬物、サラダがついて豪華です。食事を終えると辺りは暗くなり満天の星空が広がります。また夕食後は食堂がナイトタイムとなり、一杯飲みながら小屋の夜を楽しみます。
程よく飲んで今日は一日終了。明日に備えて早めに休みました。
《二日目》
今日の山頂はガスの中と生憎の天気で、ご来光を望むことは出来ませんでした。ここは残念ですが昨日存分に楽しませてもらったので諦めもつきます。
朝食を済ませて出発準備。天気は小雨が降ったりやんだりですが、気温は想像していたよりも暖かく助かります。最後に山頂に別れを告げて下山開始です。今日は時間的な余裕もあるので急がずゆっくりと進みますが、やはり岩場で足元が濡れていると緊張します。途中からは雨も上がりましたが足元が滑る事は変わりません。一歩一歩確実に進み、鎖場や梯子では細心の注意を払い、涸沢小屋まで下ります。
涸沢小屋での休憩。他の方が食べているソフトクリームが美味しそうに見えて思わず買ってしましました。
ここから先、本谷橋、横尾と小休憩を取りながら徳澤に到着。ここで昼食を取ることにしました。どのメニューも美味しそうで迷います。悩んだ結果注文したのはカレーライスの大盛り。食後にはコーヒーソフトを注文。本日二回目のソフトクリームとなりました。
ゆったりとした時間を過ごして再出発。時間もあるので明神で「穂高神社奥宮」に寄ることに。今回の登山も無事終える事ができたお礼をして御朱印をいただき「上高地バスターミナル」へ戻りました。
《総括》
今回は一日目の天候にかなり恵まれ最高な登山を楽しむことが出来ました。今回見た景色があるとまた山が好きになり、行ったことのない山へも行きたくなります。北アルプスの山々は徐々に冬山へと姿を変えていく時期なので、また来年以降のお楽しみにしたいと思います。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する