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Yamareco

記録ID: 206151
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

鳳凰三山〜早川尾根〜甲斐駒ケ岳(南ア北部全山縦走敗退)

2012年07月13日(金) ~ 2012年07月14日(土)
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
体力度
9
2~3泊以上が適当
GPS
15:51
距離
28.0km
登り
3,497m
下り
2,916m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目:夜叉神峠登山口0:04-0:43夜叉神峠-1:34杖立峠-2:33苺平3:02-南御室小屋-4:10薬師岳-4:31観音岳-5:29アカヌケ沢ノ頭-5:32地蔵岳手前-6:08高嶺-6:34白鳳峠-7:12広河原峠-7:35早川尾根小屋-9:36アサヨ峰-10:36栗沢山-11:06仙水峠- -12:13駒津峰-13:10甲斐駒ヶ岳-13:56駒津峰-14:30双児山15:18北沢峠(幕営)

2日目:北沢峠〜広河原 JOGで1時間くらい
天候 初日:小雨のち曇り午後晴れ間あり。
夜は雨。2日目:曇り
過去天気図(気象庁) 2012年07月の天気図
アクセス 北沢峠・広河原のバスなどの情報
http://www.city.minami-alps.yamanashi.jp/kanko/yama/my-car_bus_taxi.html
コース状況/
危険箇所等
☆概要:南アルプス全山縦走とは一般的には夜叉神峠〜鳳凰三山〜アサヨ峰〜甲斐駒ケ岳〜仙丈ヶ岳〜白峰三山〜塩見岳〜荒川三山〜赤石岳〜聖岳〜上河内岳〜光岳を指すようです。このうち山伏峠以北を南アルプス北部といい、以南を同南部といいます。北部は交通が発達して入山者も多いですが早川尾根や仙塩尾根などは静かな山歩きを端能できます。また南部になるとぐっと人が減り、また荒川〜赤石端では巨大山脈とお花を端能できるでしょう。

昨年の南部全山縦走の記録はこちら
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-123764.html

☆水場:南御室小屋(小屋前)、早川尾根小屋(小屋より少しだけ下る)、北沢峠(駒仙小屋テント場)にあり、いずれも24時間でています。

☆テント場:北沢駒仙小屋 1人500円 売店ありおつまみ飲料など(19時まで) ビール自販機あり 水場あり

☆危険箇所など:
・一般道でよく整備されています。
・鎖場はありませんがアサヨ峰〜栗沢山までにちょっとした岩場があります(前回ちょっとコースアウトしました。印をよく確認して通過したほうがいいです)。
・早川尾根はハイマツ・石楠花など登山道に飛び出しているのが多く雨後や朝はかなり濡れると思いますし、岩場の急下りが多く濡れていると結構滑って危険です。
・その他迷いやすいかもしれない箇所としては.▲汽菠からの進行方向。山と高原の地図にある西の尾根にはロープがはっており間違えないと思いますが、山頂はぐるりと回れるようになっており、ガスがなければ進行方向の甲斐駒または鳳凰がよくみえるので間違えようがないのですがガスっていると要注意です。栗沢山からはyoutaroさんのレコにも記載があるように、仙水峠への標識の矢印と同じ方向に進むのは危険。やや右手方向に道があります。私は前回間違えて非常に怖い思いをしました。あと高嶺〜白鳳峠でガレ場が広くなっていてガスっているとちょっとコースアウトしそうなところがあるかも。
・このコースではアカヌケ沢ノ頭から地蔵岳への下りでちょっと残雪が残っていましたが他残雪なし。持参した軽アイゼンは単なるお荷物とかしました。
予約できる山小屋
北沢峠 こもれび山荘
各所にあるギャグ看板なんですが
ちょっとこれは意味がよくわかりませんでした(汗)
2012年07月14日 15:22撮影 by  DMC-FH5, Panasonic
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7/14 15:22
各所にあるギャグ看板なんですが
ちょっとこれは意味がよくわかりませんでした(汗)
薬師岳
好天ならここでご来光狙いでしたが先に進みます
結構明るくなって周りも見えてきています
2012年07月13日 04:01撮影 by  DMC-FH5, Panasonic
7/13 4:01
薬師岳
好天ならここでご来光狙いでしたが先に進みます
結構明るくなって周りも見えてきています
観音岳山DE山頂ポーズ
ラブ注入ww
2012年07月13日 04:44撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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7/13 4:44
観音岳山DE山頂ポーズ
ラブ注入ww
展望はダメかと思っていたんですが
意外にいい展望 富士山もみえました
2012年07月13日 04:46撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
1
7/13 4:46
展望はダメかと思っていたんですが
意外にいい展望 富士山もみえました
稜線を眺めて
2012年07月13日 04:48撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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7/13 4:48
稜線を眺めて
微妙ですがご来光も
2012年07月13日 04:50撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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7/13 4:50
微妙ですがご来光も
おっと鳳凰では珍しい?雷鳥さんです(嬉)
2012年07月13日 04:51撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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7/13 4:51
おっと鳳凰では珍しい?雷鳥さんです(嬉)
刺激したつもりはないのですがあっという間に逃げて行っていました
kankotoさんとは違ってやっぱり私は悪者のオーラがでているんでしょうね(笑)
2012年07月13日 04:51撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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7/13 4:51
刺激したつもりはないのですがあっという間に逃げて行っていました
kankotoさんとは違ってやっぱり私は悪者のオーラがでているんでしょうね(笑)
うーん、意外に天気がもってラッキー
2012年07月13日 04:59撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
7/13 4:59
うーん、意外に天気がもってラッキー
地蔵方面への稜線
2012年07月13日 05:14撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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7/13 5:14
地蔵方面への稜線
ここからオベリスク方面に下ります
2012年07月13日 05:29撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
7/13 5:29
ここからオベリスク方面に下ります
賽の河原から
オベリスクは登れません。リスクがありますから・・・
負うリスク、オウリスク、オベリスクw
2012年07月13日 05:32撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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7/13 5:32
賽の河原から
オベリスクは登れません。リスクがありますから・・・
負うリスク、オウリスク、オベリスクw
地蔵への下りにここだけちょろっと残雪あり
2012年07月13日 05:34撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
7/13 5:34
地蔵への下りにここだけちょろっと残雪あり
高嶺 ここまでの登り、意外に長くてきついです
2012年07月13日 06:08撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
7/13 6:08
高嶺 ここまでの登り、意外に長くてきついです
北岳方面
もうちょっとガスがとれてくれれば・・
2012年07月13日 06:09撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
7/13 6:09
北岳方面
もうちょっとガスがとれてくれれば・・
このあたり雨後の濡れた岩が滑りやすく
結構ずるっといきました。
ここは振り返ったところ
2012年07月14日 15:28撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
7/14 15:28
このあたり雨後の濡れた岩が滑りやすく
結構ずるっといきました。
ここは振り返ったところ
早川尾根を下って行きます。
遠くに甲斐駒がみえてきました。
ガス時左手のほうに間違えて行かないように
2012年07月13日 06:25撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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7/13 6:25
早川尾根を下って行きます。
遠くに甲斐駒がみえてきました。
ガス時左手のほうに間違えて行かないように
早川尾根の緩やかな稜線
2012年07月13日 06:29撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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7/13 6:29
早川尾根の緩やかな稜線
白鳳峠
標識が壊れていてあらぬ方向を示していますが
地図のとおりに進んで下さい。

2012年07月14日 15:28撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
7/14 15:28
白鳳峠
標識が壊れていてあらぬ方向を示していますが
地図のとおりに進んで下さい。

樹林帯が続きます
2012年07月14日 15:28撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
7/14 15:28
樹林帯が続きます
広河原峠
2012年07月13日 07:12撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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7/13 7:12
広河原峠
ゴゼンタチバナ
(教えて頂きました)
2012年07月13日 07:12撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
1
7/13 7:12
ゴゼンタチバナ
(教えて頂きました)
早川尾根小屋
人気なし
2012年07月13日 07:35撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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7/13 7:35
早川尾根小屋
人気なし
アサヨ峰方面にわずかに下ったところに水場
2012年07月13日 07:36撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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7/13 7:36
アサヨ峰方面にわずかに下ったところに水場
そして樹林帯です。
2012年07月14日 15:23撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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7/14 15:23
そして樹林帯です。
だいぶ甲斐駒ケ岳が近付いてきました。
2012年07月13日 08:22撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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7/13 8:22
だいぶ甲斐駒ケ岳が近付いてきました。
そして仙丈ヶ岳も
というか青空もでてきましたね
暑くなってきました
2012年07月13日 08:59撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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7/13 8:59
そして仙丈ヶ岳も
というか青空もでてきましたね
暑くなってきました
右奥が仙丈ヶ岳
そこから左手に仙塩尾根がのびていますね
明日、そこを歩く予定だったんですが(苦笑)
2012年07月13日 08:59撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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7/13 8:59
右奥が仙丈ヶ岳
そこから左手に仙塩尾根がのびていますね
明日、そこを歩く予定だったんですが(苦笑)
このあたりはハイマツがうるさいので
朝や雨後は雨具ズボンがベターでしょう
2012年07月13日 09:06撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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7/13 9:06
このあたりはハイマツがうるさいので
朝や雨後は雨具ズボンがベターでしょう
うん、近いです甲斐駒
このあたりではすぐに着くつもりでいました(笑)
2012年07月13日 09:19撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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7/13 9:19
うん、近いです甲斐駒
このあたりではすぐに着くつもりでいました(笑)
アサヨ峰に着くころにはだいぶいい感じにガスはなくなっていました。
ちなみにこの尾根は西にのびる入っていけない尾根
2012年07月13日 09:39撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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7/13 9:39
アサヨ峰に着くころにはだいぶいい感じにガスはなくなっていました。
ちなみにこの尾根は西にのびる入っていけない尾根
アサヨ峰から仙丈ヶ岳を望む
2012年07月13日 09:39撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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7/13 9:39
アサヨ峰から仙丈ヶ岳を望む
そして甲斐駒への稜線を望む
2012年07月13日 09:39撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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7/13 9:39
そして甲斐駒への稜線を望む
北岳を望む
2012年07月13日 09:40撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
7/13 9:40
北岳を望む
アサヨ峰で山頂ポーズ
最近、マンネリ化しているのでインスピレーションのままポーズ!
と思ったらわけのわからないこのポーズww
なんじゃこりゃ?
2012年07月13日 09:43撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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7/13 9:43
アサヨ峰で山頂ポーズ
最近、マンネリ化しているのでインスピレーションのままポーズ!
と思ったらわけのわからないこのポーズww
なんじゃこりゃ?
アサヨ峰からは間違えないように
こちらが早川小屋方面の道
2012年07月13日 09:54撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
1
7/13 9:54
アサヨ峰からは間違えないように
こちらが早川小屋方面の道
甲斐駒アップ
2012年07月13日 09:55撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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7/13 9:55
甲斐駒アップ
こちらが仙水峠方面
2012年07月14日 15:22撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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7/14 15:22
こちらが仙水峠方面
イワカガミ
2012年07月14日 15:22撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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7/14 15:22
イワカガミ
2012年07月14日 15:22撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
7/14 15:22
ハクサンイチゲ
(教えて頂きました)
2012年07月14日 15:22撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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7/14 15:22
ハクサンイチゲ
(教えて頂きました)
ここは慎重に下ります。
一番の難所(ってほどのところでもないですが)です。
2012年07月14日 15:23撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
1
7/14 15:23
ここは慎重に下ります。
一番の難所(ってほどのところでもないですが)です。
大きい岩場こえます。
これは振り返ったところ
2012年07月13日 10:11撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
7/13 10:11
大きい岩場こえます。
これは振り返ったところ
栗沢山
この仙水峠の標識と同じ方角にくだるとその後大変な思いをしてよじ登り返すことになります。
目印をよく確認してください。
2012年07月13日 10:36撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
1
7/13 10:36
栗沢山
この仙水峠の標識と同じ方角にくだるとその後大変な思いをしてよじ登り返すことになります。
目印をよく確認してください。
仙水峠にがつんと下り、そこから駒津峰に登り返します。
登り返しが嬉しくて涙がでました(笑)
2012年07月13日 10:49撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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7/13 10:49
仙水峠にがつんと下り、そこから駒津峰に登り返します。
登り返しが嬉しくて涙がでました(笑)
さて駒津峰への登り
日がでて結構暑い
2012年07月14日 15:22撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
7/14 15:22
さて駒津峰への登り
日がでて結構暑い
左駒津峰と右甲斐駒でMの文字に見えてきました(笑)
2012年07月13日 11:41撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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7/13 11:41
左駒津峰と右甲斐駒でMの文字に見えてきました(笑)
キバナノコマノツメ
(教えて頂きました)
2012年07月13日 11:53撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
1
7/13 11:53
キバナノコマノツメ
(教えて頂きました)
2012年07月13日 12:03撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
7/13 12:03
ようやく、駒津峰
2012年07月13日 12:13撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
7/13 12:13
ようやく、駒津峰
甲斐駒、お天気よもってくれと祈ります
2012年07月13日 12:14撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
3
7/13 12:14
甲斐駒、お天気よもってくれと祈ります
男はだまって直登ルート、のはずですが
ヘタレの私は迷わず巻き道ルートで
2012年07月13日 12:37撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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7/13 12:37
男はだまって直登ルート、のはずですが
ヘタレの私は迷わず巻き道ルートで
山頂近くになりガスガスに
2012年07月13日 13:01撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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7/13 13:01
山頂近くになりガスガスに
ようやく甲斐駒ケ岳に着きました
2012年07月13日 13:10撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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7/13 13:10
ようやく甲斐駒ケ岳に着きました
そして山頂ポーズ
5
そして山頂ポーズ
標識に「Mナビ」ってありました(爆笑)
ドMルートを教えてくれる?かもしれないのでアクセスしてみてください。
2012年07月14日 15:22撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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7/14 15:22
標識に「Mナビ」ってありました(爆笑)
ドMルートを教えてくれる?かもしれないのでアクセスしてみてください。
まさに想定外の北沢峠がゴールになってしまいました。
長衛荘でラーメン食べますがバテはとれず、山行終了を決定しました。
2012年07月13日 15:18撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
1
7/13 15:18
まさに想定外の北沢峠がゴールになってしまいました。
長衛荘でラーメン食べますがバテはとれず、山行終了を決定しました。
ここでテント泊して翌朝下山しました。
現場からは以上です。

ドMなもの久しからず
駒仙小屋の鐘の声
全山縦走の響きあり
2012年07月13日 16:21撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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7/13 16:21
ここでテント泊して翌朝下山しました。
現場からは以上です。

ドMなもの久しからず
駒仙小屋の鐘の声
全山縦走の響きあり

感想

 各地の全山縦走路を楽しく旅する「全山縦走シリーズ」。夏山シーズンに入り、夏休暇を使えることから1−2日ではなく、3−4日のロング縦走も期待できます。早くも夏休暇を使い南アルプス北部全山縦走を企てました。夜叉神峠〜鳳凰三山〜アサヨ峰〜甲斐駒ケ岳〜仙丈ヶ岳〜白峰三山〜塩見岳〜鳥倉林道登山口というお得なコース。このコースのうち、夜叉神〜北沢峠までは早川尾根小屋泊の1泊2日で、また北沢峠〜仙丈〜間ノ岳〜北岳は両俣小屋泊の1泊2日で歩いているので、奈良田〜熊ノ平〜塩見〜鳥倉林道登山口とやればよかったんですが、やっぱり「全山縦走」したいと余計なことを考えすぎました(笑)。
 日光・尾瀬の横断縦走も考えていたのですが・・尾瀬沼ヒュッテのテント場予約がとれず、断念。直前まで天気予報にやきもきしましたが、まあ天気と関係なく見事に敗退しました(笑)。ただ、前回ガスガスだったアサヨ峰からの展望が得られたのは本当に嬉しかったです。
 
 初日は小雨でのスタートでしたがすぐに雨はやみ、夜叉神から鳳凰までは順調。思ったより展望もよく雷鳥にもあえていい立ち上がりでした。テント3日分の荷物もそれほど重く感じず、いつも困っている荷物での肩の痛みについても、とある2つの対策をしてからはあまりなかったです。
 しかし、早川尾根小屋手前あたりからはやくも疲れが・・・まだ7時間少ししか歩いていないんですがね・・・シャリバテなのかと早川尾根小屋で大量のカロリーをとるも微妙な疲れが残り・・・また濡れた岩の下りでもちょっと疲労しました。早川尾根小屋を少し歩いたところで犬の散歩をしている小屋番さんお二人と遭遇。アサヨ峰の手前で仙水峠からのソロの男性とお会い。このお方以外に本日登山者とお会いしませんでした。駒津峰あたりでは結構バテがきておりまして、北沢峠まで下って長衛荘でラーメン(800円)食べますが脚自体は大丈夫なもののバテが残っており、これは明日以降のロングルートは無理だな、と早くも敗退決定(笑) このあと林道を歩いて北沢駒仙小屋へ。テント設営中に雨に降られたとき・更に不器用な設営でテント内に雨が浸入してきた時にはなんともみじめな思いになりました( ´д`)。
 一晩雨が降って朝、雨はあがり体調はよくなっており仙丈〜熊ノ平小屋までと短縮で歩こうかともとも思いましたがまあやめておきました。当初の撤収開始予定時間は結構雨が降っていましたから体調万全でもつらかったかもしれません。
 北沢峠バス停まで歩き、バスを待っていましたが広河原まで6.4kmとの標識に、JOGでいったほうが早いのではと思い、JOGとしました。しかり野呂川のバス停でそこまで3.2kmでそこから広河原まで6.4kmの表示にえっヽ(゜д゜)ノ 広河原からのバスに間に合わないかと思いましたが10分ほど前に着きました。JOGした感じではやっぱりちょっと疲れは残っていたようで、敗退は正解だったと。ただ3連休の初日になぜか下山するのを不思議そうにみられる視線が痛かったです(笑)


総括:
「全山縦走」という響きに憧れて・・・いや〜今回は本当に「憧れ」だけで終わりました。疲労から随分消耗したのかと帰ってから体重をはかると下山後は普通の食事をしただけなのに見事に1.5kg以上増えていました(笑)。ただ体脂肪は過去最高数値に迫るいい値をだしました(笑)。最近は比較的気力・体力ともまずまず充実していると思っていたのですが全くの勘違いでした。そして体調不良になる要因も登山前のとあるいくつかのこととわかっており、普段の体調管理の重要さを思い知らされました。その他、軽量化とかもうちょっと考えないといけませんかね。オバママスクとか余計なものを持参しないとか、そのうち裸登山とか? いずれにしてもドM山行はしばらく自粛致しますw

ポM:

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無雪期ピークハント/縦走 甲斐駒・北岳 [3日]
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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