山小屋デビューは金峰山小屋(金峰山)



- GPS
- 27:05
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 1,350m
- 下り
- 1,330m
コースタイム
14日(土)6:25金峰山小屋→6:40金峰山小屋分岐→7:25砂払の頭→8:50大日岩(珈琲ブレイク)9:05→9:35大日小屋→10:40富士見平小屋(休憩)10:50→12:20駐車場
天候 | 13日:曇り 14日:曇り、午後より時々晴れ ※縦走中は雨とは無縁♪ |
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過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
復路:みずがきの森公園駐車場→(瑞牆山荘前通過)→増富温泉→須玉IC |
コース状況/ 危険箇所等 |
<須玉IC→みずがきの森公園駐車場> ・インターを降りて右へ、R141を走ると左手にローソン、その先の交差点“西川橋西詰”を右折して、増富ラジウムラインR601へ入る。 ・塩川ダム(みずがき湖)交差点の分岐は黒森方面(県道610)へ左折する。 ※瑞牆山荘に行くには右折して増富温泉方面へ) ・みずがき○○○の看板があちこちにあるが、みずがき林道(クリスタルライン)に入り、“みずがき山自然公園入口”を示す大きな看板を左折すると、駐車場がある。 ※キャンプ場を備える大きな駐車場で無料、売店・トイレあり。 <駐車場→富士見平> ・駐車場周辺から富士見平へ向かう登山口は3つありました。Pから最も近い登山口から登りましたが、リボンがあちこちにあって迷うので、指導標をあてにして歩きましょう! ・天鳥川を渡り、緩やかな登山道が続きます。いったん林道に出て10分程歩き、再び登山道に入って瑞牆山荘からのルートに合流すれば、水場のある富士見平はまもなく。瑞牆山と金峰山の分岐点、富士見平小屋がありテン場にもなっています。 <富士見平→金峰山> ・奥秩父らしい苔生した登山道が続きます。小さな岩がゴロゴロして、泥濘もあって歩き難いですが急登はありません。飯森山を巻いて、鷹見岩との分岐を越えて行くと右下に大日小屋があります。 ・小休憩に適した鞍部を過ぎてロープのある岩をひと登りすると大日岩です(看板は倒れてしまっています!)展望もあり休憩には適しています。 ・八丁平との分岐を越えると樹林帯を淡々と登って行きます。急登を何とか頑張って、疲れた頃にようやく砂払の頭に辿り着きます。 ・砂払の頭からは森林限界を越え、気持ちの良い稜線歩きとなります。見上げると迫力のある岩稜が魅力的です! 南側(山梨県側)は切れ落ちており、圧巻の景観です!岩稜を歩いて行くと金峰山小屋と山頂の分岐点、いったん小屋に向かいます。正面に大きな岩があり隠れるようにして小屋が建っています。 ・小屋から金峰山頂は約30分の直登です。途中の分岐を左に進むと山頂に飛び出し、五丈岩を経由して分岐に戻ってきます。 ・今回は山小屋デビューが目的であること、天候が安定しないことから、縦走はせず復路は往路を戻りました。 ※危険個所は特にありません ※水場は富士見平(大日小屋は未確認) ※温泉は増富温泉(増富の湯) ※金峰山小屋は60人収容の綺麗な山小屋 http://homepage3.nifty.com/kinpousankoya/jin_feng_shan_xiao_wuweb/Welcome.html |
写真
感想
○2012年度の目標でもある“山小屋デビュー”を果たすべく、金峰山小屋泊で金峰山を歩いてきました。
デビューは金峰山小屋で!と決めていました。あわよくば満点の星空と山頂からのご来光も観たかったからです。
・・・ですが天気予報は冴えず、青空は望めそうにありません。一歩間違えれば計画中止の様相でしたが、前向きな私、今回の山行目的を“山小屋泊を経験する!”に置き換えて出発です。
○金峰山は大弛峠から2度、瑞牆山は自然公園から周回で1度歩いています。
今回の予定は、「自然公園Pから富士見平を経て金峰山→小屋に泊まって瑞牆山に登り、不動滝を回って自然公園Pに戻る」でした。
○金曜日とは言え自然公園Pの車は数台。売店のおばちゃんたちに挨拶して、曇天の中出発しましたが、登山口から数分で道迷い!あちこちにリボンが点在し、富士見平を示す指導標を見つけるまでに5分以上掛かりました。
○富士見平に到着しましたが、ここまでハイカーは皆無!
小屋は営業中だったので、予定外でしたが立ち寄って小屋番さん夫妻と情報交換。入れたての珈琲とおつまみ?美味しかったです!
○ちょっとのんびりし過ぎ! 1時間近く遅れちゃいましたぁ・・・でも小屋泊りなので余裕です。
大日岩でまたまた珈琲ブレイク、今度はクッキーにドーナツ付き♪
砂払の頭手前の急登は堪えましたが、ここまでまだ誰にも会っていません・・・!
○一面の曇り空・・・でも稜線(岩稜)歩きは最高です!
14:30を過ぎ、それなりに疲れてもいるので、いったん小屋に向かい、小屋にザックを置いて山頂をピストンすることにしました。
金峰山小屋・・・場所も景観も想像以上に素敵♪です。
○小屋番さんにご挨拶(緊張しました!優しそうな方でひと安心!)ザックを置いて小屋の番犬こと“ゆずちゃん”先導のもと金峰山頂に到着!
あれっ?15:00を回ってはいますが誰もいません!展望もありません!
小屋に戻ると年配のご婦人が2名いらっしゃいました。今日の宿泊客は5名のみ!ほぼ貸切状態です!
○暖かいお茶(無料)の美味しいこと!夕飯をいただいて珈琲飲んで、消灯の20:30までは山談義♪です。
翌早朝4:30、ご婦人2名は奥秩父縦走に向けて出発。その後30分は激しい雨となりました。私たちは5:30朝食、雨も上がった6:20、おにぎりを作ってもらって小屋番さんとゆずちゃんにご挨拶して出発です!
○天候は“昨日よりはマシ”って感じなレベル。既に瑞牆山は諦めてのんびり下ることで意志統一しました。稜線上からはちょっぴりの青空と富士山のシルエット。
砂払の頭あたりで、やっと高校生ハイカーに会いました。彼も人に会って安心したようでした!(しばし高校生と情報交換♪)
今日は3連休初日の土曜日なんですねぇ・・・こんな天候でもこれ以降は単独のお兄さんやグループが続々と登ってきました。
○大日岩で珈琲ブレイク♪、富士見平の水場でランチ♪
富士見平小屋の小屋番さんから教えていただいた“白いシャクナゲ”を探しながら下山しました。駐車場からは“登らなかった瑞牆山”が見えていました。
売店でお疲れさんソフトクリーム、増富の湯で疲れと汗を流して、高速渋滞もなく帰路に着きました。
○山小屋デビューはとても恵まれたものとなりました。
非日常を満喫でき、日頃の恵まれた当たり前の環境をありがたく感じることができました。星空とご来光は次回へのお楽しみってことで・・・これは次もありそう♪ですなぁ・・・。
○悪天候を見越してレインウエアを新規購入し、万全の態勢で臨みましたが、有難いことに縦走中雨は一滴も降りませんでした。
日帰りだったら中止でしたが、行って良かったです。
○この時期にしては、迷惑な虫(アブ・ブヨなど)は少なかった気がします。
カミさん特製の虫除けスプレー効果かも知れません♪
○1泊2日での山行はメンバーの日程調整など、企画が難しい・・・。
日帰りでは時間を気にしながらの山行になってしまうが、私たちは珈琲ブレイクやランチ、会話も大切にしているので、強行スケジュールは立てられません。・・・なので、今回のような山行がベストフィットなのかも知れません。
色々と思考錯誤しながらやって行きます♪
さて次は八ヶ岳(権現岳)を歩きたいっす!
ありがとうございました。
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