ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 2062370
全員に公開
ハイキング
東北

笙ヶ岳(鳥海山)

2019年10月11日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:26
距離
12.1km
登り
792m
下り
801m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:20
休憩
0:30
合計
5:50
距離 12.1km 登り 804m 下り 803m
6:00
60
鉾立登山口
7:00
7:20
20
御浜小屋
7:40
0:00
30
大平分岐
8:10
8:20
60
笙ヶ岳
9:20
0:00
110
大平分岐
11:10
0:00
40
大平登山口
11:50
鉾立登山口
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
穏やかな朝
2019年10月11日 06:11撮影 by  Canon IXY 640, Canon
10/11 6:11
穏やかな朝
早暁の鰯雲
2019年10月11日 06:29撮影 by  Canon IXY 640, Canon
1
10/11 6:29
早暁の鰯雲
振り返れば日本海
2019年10月11日 06:55撮影 by  Canon IXY 640, Canon
2
10/11 6:55
振り返れば日本海
稲倉岳
案内書によれば難路でロープも必要だとか
2019年10月11日 06:55撮影 by  Canon IXY 640, Canon
10/11 6:55
稲倉岳
案内書によれば難路でロープも必要だとか
石畳の道
2019年10月11日 07:02撮影 by  Canon IXY 640, Canon
10/11 7:02
石畳の道
大平分岐
2019年10月11日 07:05撮影 by  Canon IXY 640, Canon
10/11 7:05
大平分岐
鳥海山
躍動感が有っていいね〜
2019年10月11日 07:08撮影 by  Canon IXY 640, Canon
3
10/11 7:08
鳥海山
躍動感が有っていいね〜
光る鳥海湖
2019年10月11日 07:09撮影 by  Canon IXY 640, Canon
1
10/11 7:09
光る鳥海湖
鳥海湖と鳥海山
2019年10月11日 07:23撮影 by  Canon IXY 640, Canon
2
10/11 7:23
鳥海湖と鳥海山
御浜小屋とこれから進む稜線
2019年10月11日 07:10撮影 by  Canon IXY 640, Canon
1
10/11 7:10
御浜小屋とこれから進む稜線
手前から三ノ峰→二ノ峰→笙ヶ岳
鳥海山を動とすればこちらは静
2019年10月11日 07:28撮影 by  Canon IXY 640, Canon
3
10/11 7:28
手前から三ノ峰→二ノ峰→笙ヶ岳
鳥海山を動とすればこちらは静
山頂へ収れんする曲線美
2019年10月11日 07:37撮影 by  Canon IXY 640, Canon
10/11 7:37
山頂へ収れんする曲線美
手前から三ノ峰→二ノ峰→笙ヶ岳
2019年10月11日 07:40撮影 by  Canon IXY 640, Canon
1
10/11 7:40
手前から三ノ峰→二ノ峰→笙ヶ岳
池塘の向こうに鳥海山
2019年10月11日 08:08撮影 by  Canon IXY 640, Canon
3
10/11 8:08
池塘の向こうに鳥海山
笙ヶ岳から日本海を見る
月山や朝日連峰は霞がかかって山名までは特定できなかった
2019年10月11日 08:12撮影 by  Canon IXY 640, Canon
10/11 8:12
笙ヶ岳から日本海を見る
月山や朝日連峰は霞がかかって山名までは特定できなかった
月光沢方面
2019年10月11日 08:13撮影 by  Canon IXY 640, Canon
10/11 8:13
月光沢方面
月光沢アップ
2019年10月11日 08:13撮影 by  Canon IXY 640, Canon
2
10/11 8:13
月光沢アップ
千畳ヶ原
右奥は月山森
2019年10月11日 08:23撮影 by  Canon IXY 640, Canon
3
10/11 8:23
千畳ヶ原
右奥は月山森
千畳ヶ原チョイup
2019年10月11日 08:19撮影 by  Canon IXY 640, Canon
10/11 8:19
千畳ヶ原チョイup
笙ヶ岳の三角点と鳥海山
2019年10月11日 08:14撮影 by  Canon IXY 640, Canon
1
10/11 8:14
笙ヶ岳の三角点と鳥海山
鍋森と鳥海山
2019年10月11日 08:18撮影 by  Canon IXY 640, Canon
1
10/11 8:18
鍋森と鳥海山
大平口へ進めば鉾立への分岐があると思ったのだが
直接大平口に出てしまった(-_-;)
2019年10月11日 09:24撮影 by  Canon IXY 640, Canon
2
10/11 9:24
大平口へ進めば鉾立への分岐があると思ったのだが
直接大平口に出てしまった(-_-;)
海が見えた
2019年10月11日 09:26撮影 by  Canon IXY 640, Canon
10/11 9:26
海が見えた
大平口に向かうことになってしまった
2019年10月11日 09:34撮影 by  Canon IXY 640, Canon
10/11 9:34
大平口に向かうことになってしまった
草々の紅葉
2019年10月11日 09:45撮影 by  Canon IXY 640, Canon
2
10/11 9:45
草々の紅葉
ナナカマドの実が映える
2019年10月11日 09:46撮影 by  Canon IXY 640, Canon
1
10/11 9:46
ナナカマドの実が映える
ミミズの這った跡のようなミゾの有る岩
2019年10月11日 10:24撮影 by  Canon IXY 640, Canon
1
10/11 10:24
ミミズの這った跡のようなミゾの有る岩
鉾立駐車場が見えたが方向違い
大平口へ向かっていた(-_-;)
2019年10月11日 10:25撮影 by  Canon IXY 640, Canon
10/11 10:25
鉾立駐車場が見えたが方向違い
大平口へ向かっていた(-_-;)
岩を見ると明らかに火山だったということが分かる
2019年10月11日 10:25撮影 by  Canon IXY 640, Canon
1
10/11 10:25
岩を見ると明らかに火山だったということが分かる
大平口に降りてしまった
鉾立へ約30分の歩き(-_-;)
2019年10月11日 11:09撮影 by  Canon IXY 640, Canon
10/11 11:09
大平口に降りてしまった
鉾立へ約30分の歩き(-_-;)
日陰がうれしい 地獄で仏の心境
2019年10月11日 11:18撮影 by  Canon IXY 640, Canon
10/11 11:18
日陰がうれしい 地獄で仏の心境
駐車場が見えた
2019年10月11日 11:43撮影 by  Canon IXY 640, Canon
10/11 11:43
駐車場が見えた
駐車場到着 やれやれ
2019年10月11日 12:10撮影 by  Canon IXY 640, Canon
1
10/11 12:10
駐車場到着 やれやれ
撮影機器:

感想

今日は遠征の第二幕、鳥海山の笙ヶ岳。本当のところは、昨日の月山東補陀落で遠征は終わりだったのだが、神さんが「せっかく遠くに行くのだから、どこかに行って来たら」と言いだしたのだ。神さんに言われるまでもなく、確かに遠征して一座だけではもったいないので、鳥海山塊の笙ヶ岳を登ろうかなあ、などと考えていたのだ。しかし、気象予報では10日のみ晴れで、後は雨なので東補陀落だけの日帰りとしたのである。

なぜ笙ヶ岳かというと、9月に二ノ滝コースを登った時に見た笙ヶ岳の円やかな山容に惹かれ、いつかは登ってみたいと思い始めていたのである。そんな時、ヤマレコで勝手にフォローしているFさんとMさんのグループが、笙ヶ岳の記録をアップしたのだ。それにいたく影響を受け、遠征を一日延長して笙ヶ岳に登ろう、と強く思ったのだ。まさに神さんの勧めは渡りに船である。ところが天気予報は、相変わらず雨である。

一縷の希望をもって天気予報をチェックするが状況に変わりはない。ところが出発前日午後、天気予報は晴れに転換する。出発の朝目覚めたときに天気予報が変わっていなければ決行ときめ計画書を作る。翌朝午前2時頃目が覚める。「てんくら」で天気予報を確認すると晴れ。笙ヶ岳登山決行として計画書を提出して出発する。

遠征第一弾の月山東補陀落の山行は無事に終わり、鳥海ブルーライン入口の近くにあるアポン西浜で入浴。前回安いと思った入浴料300円は400円に値上げされていた。目と鼻の先に有る道の駅「鳥海」で車中泊。「鳥海」には前回の千畳ヶ原山行の時も車中泊したが、道路を挟んだ向かいには、コンビニもあり便利である。

朝、目が覚めて空を見ると雨は降っていない。昨日は、横になったと思ったらすぐに眠ってしまった。未明からの行動で疲れていたのであろう。しかし、筋肉痛は無い。体調は良好だ。今日は、昨日と違って通行止め箇所も無く、順調に鉾立に着く。駐車場には数台停まっているだけだったがすでに出発して行ったパーティーもある。計画では鉾立口からのぼることになっているが、登ったことの無い大平口から登るかどうかちょっと迷ったが、計画通り鉾立コースを取る。

ウイークデーということもあるが、登山者は疎らである。数名に追い越されたり追い越したりしながら登っていく。ずいぶん前に一度登ったことの有るコースだが殆ど記憶に残っていない。穏やかな気象で、半袖シャツ一枚で登る。石畳みの道を一歩一歩踏みしめるように登る、というかいわゆる亀足だ(-_-;)

御浜小屋前で右手に笙ヶ岳への道が分岐するが、鳥海湖を見なければならないので真っ直ぐ進む。前方上方には力強い鬼の面のような鳥海山。いい風景だ。小屋脇に出ると眼下に眩しく銀色に輝く鏡のような光景が広がっていた。それは鳥海湖の水面に太陽の光が反射しているものだ、と理解するまでにしばしの間を要する。

右手に笙ヶ岳へ向かう。前方に黄葉したなだらかな三つのピーク。その最先端のピークが笙ヶ岳である。手前の二つのピークは、三ノ峰、二ノ峰というらしい。こちらから見る鳥海山は峨々とした山頂稜線とそこから派生するすっきりした山腹との取り合わせは変化があって実に良い。先日行った千畳ヶ原は紅葉の盛りを迎えている。二つ目のピークから戻ろうと思っていたが、ついつい再先端の三角点の有る笙ヶ岳まで行ってしまった。笙ヶ岳には三角点が設置されているだけに360度の大展望だ。朝日連峰や月山くらいは分かるかと思ったが、霞のために同定するまでには至らなかった。気象条件に左右される山座同定は簡単には出来ないものだ、と改めて思う。

帰りは往路を戻り、御浜小屋への道をショートカットして鉾立に向かう。途中の大石のところでのんびりと大休止する。山頂稜線はギザギザと変化があって、絵心をくすぐるいい山だなあ、などと感心しながら歩きだすと、右手斜め下方に鉾立駐車場が見えた。ちょっと離れすぎていませんか、と思う。ナビで確認すると、なんと大平登山コースを歩いているのである。なぜだ。なぜ? まるで理解できない。

御浜小屋への道をショートカットして鉾立に向かったが、鉾立口からの道に合流する分岐を見逃したのかもしれないと思った。地図で確認すると鉾立ルートに合流する道は無く、結局このまま大平に向かうか御浜まで戻って鉾立へ降りるかの二者択一となった。まあ、このまま進んで大平に降りたとしても、そこから鉾立まで歩けばいいだけなのでそのまま進んだ。

道路に出ると、道路標識が有り「鉾立へ2km」とある。時間にして約30分か。これは漫然と歩いていたものへのペナルティである。陽は高く直射日光を浴びて歩くのは辛いなあと思った。車が来たらヒッチハイクするか等と思ったがペナルティは素直に受けるしかないだろう、と思いながら歩いていると「ボーッと生きてんじゃネー!!」とチコちゃんの声。

直射日光を浴びながら歩くことは覚悟していたが、沿道の木々が日陰を作ってくれて、道路を渡る風が疲れた体を癒してくれた。チコちゃんには叱られたけど、天の神さんには御慈悲をもって助けられた。世の中、まだまだ捨てたものではない。

神さんの一言から発展して決まった笙ヶ岳山行は、道間違いは有ったけれど、そのことによって、歩くことは無いと思っていた大平コースを歩くことが出来た。終わってみれば「災い過ぎて福となす」である。

今回の山行で鳥海山の主要な登山口である、鉾立・大平・高瀬峡・湯ノ台・祓川からの登山道を歩いたことになる。いつの間にか主要な登山口で残すはあと一本、大清水の百宅口だけとなった。アプローチの林道は荒れているらしいが、機が熟すればそこから登ってコンプリートといきたいものである。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:471人

コメント

遠征 お疲れさまでした〜♪
月山東補陀落 渋いところ歩いていらっしゃると思ったら、翌日は笙ヶ岳、1週違いでしたね。
「鳥海山を動とすればこちらは静」の表現に、なるほどと頷きながら読んでました。
大平コースから鉾立に戻るには、河原宿に登山道を横切るように小さな沢があり、沢沿いに小さく赤い印がありました。ちょっとよく注意しないと見つけにくい感じでしたね。
私もよくぼーっと歩いて、間違えるので、チコちゃんには叱られそうです(笑)
百宅口、気になりますーー。林道が整備される日がいつか来ますように(^^)/
2019/10/15 22:37
まだまだ修行が足りません(-_-;)
minkさん おはようございます。

最初は東補陀落だけだったのですが、minkさん達のレコを読んだことと神さんの提案で笙ヶ岳にも行くことになりました。まあ、神さんの方は「亭主元気で留守がいい」が動機でしょうけど(- -)
優しい感じのする親しみやすい山でした。見上げる鳥海山が迫ってくるような迫力がありました。絵になる山ですね。

道間違いは、最初なぜだか全然理解できなかったです。登っていく時に確かに道は有ったんですから。印が付いていたのに、ただたんにボーッ歩いていたんですね。月山では出だしからアウトですし、何やってんだか。

百宅口は、大清水と唐獅子平に小屋が有るので比較的楽に登れるのではないかと考えています。アプローチの途中にある法体ノ滝にも行ってみたいです。
すみません。きりがないのでこの辺で。

お仕事がんばってくだい。ではまた。
2019/10/16 7:34
遅コメで失礼します
気付くのが遅くなりました
道迷いはminkさんコメで解決済みのようで良かったですね!
鳥海山歩いて”鳥海湖”見ないわけには行かないに同感です
冬の装いになってしまいましたが
今から千畳ヶ原の草紅葉を思い描いてます
2019/10/29 9:45
いつでも歓迎です(^^;)
fuuさん こんばんは〜

コメは遅でも早でも歓迎です。コメントが有ると気持ちがホッコリしませんか。私は、共感してくれる人が居るんだなあ、とホッコリした気分になります。コメのやり取りは昔風にいえば文通ですね。文通との違いは、公開されているということでしょうか。一定の節度は必要でしょうね。

千畳ヶ原に行くには、湯ノ台からの往復が一番短時間で楽だと思います。月山森には分岐から30分足らずで往復できます。千畳ヶ原丸見えです。幸次郎沢は意外に楽に上り下りできます。

ではまた。
2019/10/29 22:18
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 鳥海山 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら