オオヤマレンゲ咲く八経ヶ岳、国見八方覗でテン泊
- GPS
- 26:13
- 距離
- 17.3km
- 登り
- 1,235m
- 下り
- 1,744m
コースタイム
登山口 10:10
(70分)
11:20 奥駈出合 11:25
(35分)
12:00 弁天の森
※昼食 12:40
(18分)
12:58 聖宝の宿跡 13:10
(50分)
14:00 弥山小屋
※テント設営 15:00
(40分)
15:40 八経ケ岳山頂 15:50
(20分)
16:10 弥山小屋キャンプ場
夕食・宴会(鍋/サムゲタン・すき焼き)
・ビール・日本酒・焼酎・ワイン等
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2日目(7月15日)
弥山小屋キャンプ場 05:50
※朝食・テント撤収 06:50
(40分)
07:30 狼平 07:40
(90分)
08:50 熊渡分岐 09:00
(30分)
09:30 栃尾辻 09:40
(60分)
10:40 鉄塔
※コーヒータイム 11:00
(70分)
12:10 天川川合 ゴール
天候 | 7月14日 曇り 7月15日 曇りのち晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
下市口駅〜天川川合 奈良交通バス 8:17発 8:59着 天川川合〜登山口(行者還トンネル西口) タクシー 9:30発 10:00着 帰り 天川川合〜洞川温泉 奈良交通バス 約10分 洞川温泉〜下市口駅 奈良交通バス 14:55発 下市口駅〜阿部野橋駅 近鉄急行 15:55発 17:12着 ※近鉄電車「洞川温泉・みたらい渓谷散策割引キップ」3,700円利用 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト 天川川合 駐在所玄関 行者還トンネル西口 登山口 道の状況 危険な箇所なし トイレ 天川川合 弥山小屋(きれいなトイレです) 下山後の飲食 天川川合バス停付近に数件有 温泉 洞川温泉 (みたらい渓谷散策割引キップで600→400) |
写真
感想
今回はamakawayaさんの職場の方々の山行に参加させていただきました。
前回のテン泊山行のおりに連休の予定がなかったものでムリムリ横入りでした。
集合場所でイクチャンさんとハタヤンさんにご挨拶。テレテレでよろしくおねがいしま〜す。
こころ広いお二人なので受け入れていただきました。
行程はamakawayaさんの感想のままなので、私は感謝を述べさせていただきます。
参加を許していただいたイクチャンさん、ハタヤンさんありがとうございました。
計画のすべてをしていただいたamakawayaさんには感謝のことばがつきません。
大阪に戻っての反省会では憧れの「難波酒場」に連れて行っていただき、またまた感謝です。
行きたくてもなかなか行けなかった八経ヶ岳。みごとなオオヤマレンゲ。帰りに寄れた狼平の避難小屋。
どれもが行けてよかったです!
荷物を減らしたつもりでしたが、水、酒、メシをザックに押し込むと24圓砲覆辰討靴泙い泙靴燭、なんとかへばらずに歩くことができたのもよかったです。
8月の八ヶ岳のトレになりました。
amakawayaさん、イクチャンさん、ハタヤンさん、本当にありがとうございました。
薬師ガンバってくださいね。
□■□■ オオヤマレンゲの華咲く八経ヶ岳 □■□■
近畿最高峰、八経ヶ岳にテン泊(1泊)で行ってきました。
メンバーは今年の盆休みに一緒に北アルプス行を予定しているイクチャンとハタヤン。
それにヤマレコユーザーのブランさんの計4名でした。
ブランさんは先週、和佐又山キャンプ場に行った時に今回の計画を話すと、
ぜひご一緒したいと申し出て戴き、今回のメンバー構成となりました。
結果、ブランさん参加でより楽しい山行となりました。
改めましてブランさんにはこの場を借りまして感謝いたします。
今回は計画段階でアクセス手段を電車プランと車プランのいずれにするか迷ってました。
2つのプランを作成し比較検討の結果、皆の意見で電車プランに決まりました。
やはり、近畿の最奥地に位置する八経ヶ岳。
電車プランでは電車、バス、タクシーを乗り継いで登山口にアクセスします。
電車バスは丁度、近鉄電車が「洞川温泉・みたらい渓谷散策割引キップ」を発売中で、
それを利用する事で割安になる事を発見しました。
また洞川温泉も600円の料金が400円に優遇される特典付き。
当日、全員が待合せ場所に定刻前に集合。
予定より早い急行電車に乗る事が出来、特急料金500円を節約出来ました。
幸先のいいスタートです。
天候も心配してましたが、雨の降る気配は無くまずまずの天気。
天川川合で予約していたタクシー会社から電話が有り、
この日は混み合っていて希望より30分遅れの予定でしたが希望通りの時間になるとの事。
なんでも前に予約の入っていた客がドタキャンした為、急きょ調整したみたいでした。
結局、当初の予定時間通り行者還トンネル西口登山口をスタート出来ました。
思ったより涼しく快適な登山道でした。
だけど、テン泊装備のでっかいザックを背負っているので奥駈出合までの急登には悪戦苦闘。
出合に到着して一息入れました。
ここからは世界遺産「大峯奥駈道」を歩きます。
今までの急勾配は無くなり、なだらかな道を小ピークを4つ程越えて行きます。
素晴らしいブナの森、弁天の森で丁度12時になったので昼食を食べました。
食後、弥山小屋を目指して歩きを再開。
ほどなく聖宝の宿跡に到着しいよいよ今日のキャンプ地、弥山へアタック。
高度を上げて行くと大普賢岳が良く見えるビュースポットがあります。
やがて弥山小屋が視野に入りキャンプ地に到着しました。
小屋でテント泊の受付を済ませ、1人500円を支払いました。
テントは小屋の周り、どこに張ってもOKとの事。
迷わず國見八方覗の広場に行きました。
すでに4張ほどテントが張ってました。
私たちは一番奥の見晴らしの良いスペースに場所を確保する事が出来ました。
さっそくテント設営開始。
ここの場所はテント泊には最適な場所と言えます。
地面が芝や苔のようなものに覆われていてフカフカなのです♪
テント張り完了。
この時、天気が急変し雨が降りそうな気配になりました。
しかし、設営が完了しているので少々雨が降っても大丈夫です。
八経ヶ岳アタックは天気の様子を見て決める事に・・
しばらくすると天気も小康状態になったのでいよいよアタック開始しました。
ザックはテントにデポしているのでサブザックのみの軽快な足取りです。
まずは鞍部に下りました。
下りきって登り返しに入ったところで今日のお目当てに出会いました。
オオヤマレンゲ(大山蓮華)が清楚な真っ白い花を咲かせてました。
鹿避けの柵の扉を開けて進みます。
オオヤマレンゲがあちらこちらに咲いてました。
本当にタイミングが良かったと思います。
・・イクチャンのオオヤマレンゲ評。
"花弁は清楚な純白なのに花芯はピンク色で艶やかさを持っている。"
男心をくすぐる魅力とでも言いましょうか・・
オオヤマレンゲを堪能しながら歩を進めて行くと知らない内に山頂に到着。
ガスに阻まれて景色を見る事が出来ませんでしたが近畿最高地点に立った満足感を得ました。
山頂を辞しテントに戻りました。
天気がイマイチなのでテント内で宴会をする事に・・
まず鍋に参鶏湯を入れて火を点けました。
アルコール類も豊富です。
缶ビール10本、日本酒1升、焼酎5合、ワイン1800cc・・
明るいうちから開始して9時ごろまで続きました。
参鶏湯の次はすき焼きで日韓交流鍋と名付けられました。
時間も遅くなったので周りのテントに迷惑にならないように、小声モードで・・
それも1時間ほど続き就寝しました。
次の日、テントの外はガスで真っ白でした。
ご来光はあきらめました。
でも雨よりはましと考えを切り替えました。
結局、この2日間レインウェアの袖を通す事はありませんでした。
悪天の予報が出ていた事を考えるとラッキーであったと思います。
山道はやがて木の階段に変わります。
濡れた木の階段でスリップしないように慎重に下りました。
長い階段を下り終えると狼平避難小屋に着きました。
横を流れている弥山川はきれいな清流です。
思わず河原に降りていって顔を洗いました。
めちゃ気持ちよくすっきりする事が出来ました。
天川川合までの長い下りは続きます。
ここで大失敗を冒しました・・
頂仙岳を右に見て高崎横手を通過中、登山道が露岩の大きな段差になってました。
滑るのではと危機感を持ちながら、斜めになった岩に足を掛けた途端、転倒したのです。
幸い左わき腹と左手を軽く打撲しただけのダメージで済みました。
もっと慎重に高巻するべきだったと後で反省しました。
そんな出来事もありながら更に下っていきます。
地図にあるナベの耳というのは見過ごしたのか確認できなかったです。
それからナメリ坂の素晴らしいブナを見ながら歩きました。
熊渡への分岐は案内標識にマジックで書いてましたが、今日は予定通り栃尾辻を目指します。
栃尾辻で小休憩の後、天川川合に向けて下りました。
林道に出てそこから50mほど歩いて、また山道に・・
地図では近くに見えていた鉄塔までは意外に長く感じました。
ここでコーヒータイム。
ブランさんが全員にドリップコーヒーを作ってくれました。
ここは景色も良く、休憩には最適な場所です。
正面に山上ヶ岳、大日山、稲村ヶ岳が見えます。
最後の激下り(特に金網の階段、段差大きすぎ)をこなすと天川川合の登山口に到着。
吊橋を渡って右折するとバス停は直ぐです。
かどやと言う食堂で昼食を食べてからバスで洞川温泉に移動。
洞川温泉でゆっくり汗を流してから帰途に着きました。
全体的には計画通り、順調な山行となりました。
近畿最高峰登頂・オオヤマレンゲ開花・テント泊と充実の内容かと・・
2日間、本当に楽しい時間を過ごす事が出来、大満足です。
イクチャン、ハタヤンそれにブランさん。
ありがとうございました。
次の機会もよろしくお願いします。
14日は私も八経ヶ岳に登ってましたが、
多分、弁天の森で昼食を摂られてるところを下山時に
挨拶してすれ違ってると思います。
頂上に着かれた頃はガスも取れてたようですね。
私も、帰らずに弥山でテント泊すれば良かったなぁ
て少し後悔しております
こんばんは、amakawayaさん、kobeblancさん
前日までの大雨。
しかし山行当日は雨もあがり、2日目は晴れ間も。
前回のstayさんとの大普賢といい、お二人なにか持ってますね
それにしても缶ビール10本、日本酒1升、焼酎5合、ワイン1800cc・・
よくもまあこれだけ運び上げましたね
>>斜めになった岩に足を掛けた途端、転倒したのです。
amakawayaさん、大丈夫ですか?
このようなレポを読むとますます八ヶ岳が怖くなります
北アに向けてのボッカトレ、お疲れさまでした。
コメント、ありがとうございます
レコを見てどこかですれ違っていると思ってました。
弁天の森だったんですね。
昼食時に挨拶したのは覚えています。
弥山のテント場は良い場所だなぁ!と思いました。
天気が良ければご来光も期待出来たんですが・・
また来いよ。と言ってくれてるのかも
カタツムリさん おはようございます
ハンカチ王子ではありませんが、素晴らしい山友(仲間)を持ってます。と言いたいですね・・
今回、久しぶりに派手な転倒を演じてしまいました。
やはり、山では何が起こるか分かりません
気をつけなくっちゃ!
それに気づかせてくれた八経ヶ岳にお礼を言わなければと思います
八ヶ岳、楽しみにしてます
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